〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

10/20(月)▲ 七ケ岳 ( 全山縦走 ) [ 会津 ]

2014-10-21 | 〔2014東北エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ
夕べ、喫茶店Hの奥さんにもらったおにぎりを食べて出発した。

今日は以前から登りたかった会津の展望名山▲七ケ岳のピーク全山縦走の予定である。

紅葉で彩られ、良くしまって走りやすい七ケ岳林道の途中にある黒森沢口から登った。











沢沿いを登って行く登山道なので、スパイク長靴でいった。正に正解だった。







登山靴であればドロドロになったであろうと思われる。

滝を登り上がって稜線に出ると、目の覚めるような大パノラマを展望する。

那須連峰、日光連山、尾瀬方面や会津の山々など清々しい眺めである。



(左側奥に那須連峰、右側奥に日光連山)













ピークと言っても大きなものではないが展望が良いので、写真を撮りながらの日帰り山行にもってこいの山である。




























七ケ岳と言っても、ピークとしては9ピークあるようである。



(四番岳から山頂方面を振り返る)






(荒海山だろうか?)






(足元のキノコも、どこか微笑んでいる?)














ブナ林の尾根を下り林道に降り立つころ、ポツポツと小雨が降ってきた中を駐車場に戻ってきた。

今日も稜線で下りの1人に会っただけの静かな山行だった。















10/19(日) 休養(移動)

2014-10-19 | 〔2014東北エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ
快晴の日曜日、会津の山を登ってみようと思い、高畠町を早朝に出発した。

せっかくなので裏磐梯へ山越えのルートで天栄村の羽鳥湖辺りを目指した。


(磐梯山)




(高所からの裏磐梯)




(裏磐梯ルートのやまなみ)


(裏磐梯の紅葉1)




(裏磐梯の紅葉2)





軽く登ってから昨年寄った移住夫婦Tさんが経営する喫茶店Hを訪問してみようと思ったが、

やはり快晴の日曜日だけに大内宿辺りは渋滞しており、登る時間が少なくなったので、

今日は先の喫茶店Hで食事して、再会を楽しみ記録の整理など、ゆっくり休養することにした。

昼過ぎに来店し昼食にビーフカレーを注文した。





気さくで上品な奥さんは覚えていてくれた。今日は旦那さんは上京中で残念ながら不在だった。

旅行談義や写真のスライドショーを見て、再会を楽しんだ。

今晩は同じ移住者仲間のNさん夫婦も食事に来店するとのことで、夕食もここで食べることにした。






食事しながらの移住の話や旅行談義に世間話一般など、とても楽しい夕食会となった。

最後に写真のスライドショーを見て、みんな写真に感動、大喜びで、

また来年の再会を楽しみに待ってますとのことで、楽しい時間もお開きとなった。

帰り際には、奥さんからおにぎりと梨を渡された。どうも、ご馳走さまです。

こうしてまた一つ、居心地の良い顔馴染みの場所を発見することができたと思っている。

10/18(土)▲ 瀧山 [ りゅうざん 山形西蔵王 ]

2014-10-18 | 〔2014東北エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ
今日は、蔵王の雁戸山の計画もあったが、標高が高く紅葉は終わっている予想で、

天気がいいので、蔵王周辺の好展望が期待出来る▲瀧山(りゅうざん)に決め西蔵王に向かった。

昨夜は道の駅天童に泊まったが、ここは何せ車が多い。旅行者や仕事の車両だけでなく、

一般車両がかなり多いような気がする。

登山口の駐車場には、また一番乗りだった。

快晴の中、明るい西蔵王放牧場をのんびり紅葉を撮影しながら登っていった。








のんびりだったのは、龍山川源流の石碑辺りまでだった。

その後は、予想外の急登に次ぐ急登である。助かることに至るところロープが張られている。












ほとんど山頂直下の稜線に出るまで汗だくの急登が続いた。

途中で地元の青年がハアハア言いながら登って来た。

快晴の土曜日というのに人が少ない。その青年と山頂でこの辺りの山について教えてもらった。

登山を始めて間がないと言っていたが、山についていろいろ良く知っていた。

今年の蔵王の紅葉はイマイチである。赤味がなく全体に枯れたように茶色が濃い。

霜にやられたのだろうか。青年も言っていた。

眼前に蔵王と雁戸山、笹谷峠を挟んで山形神室や仙台神室の特異な山容が見える。




(蔵王山)





(雁戸山)








(笹谷峠の左側には山形神室や仙台神室の岩峰)



反対側には、月山や村山葉山、そして朝日連峰が高く、飯豊連峰は霞んでいる。

足もとには三吉山あたりだろうか、山形市内は山々に囲まれてた要塞のように見える。






地元の歌人斉藤茂吉の歌碑石も堂々としている。






残念ながら天気が良すぎて写真撮影には向かない。それでもひと通りは写して最後に下山した。


(登山コース名の由来となった?姥神様)










(明るい西蔵王高原)






(西蔵王放牧場からの▲瀧山)




そろそろ福島へ入らなければと気に留めながらよく行く高畠町まで南下した。

ここで昨年寄ったラーメン店のおばさんに話かけてみた。

やはり四国からの旅行者というのはかなり少ないらしく、何とか覚えていてくれた。

それと昨年の話が七ケ宿の西にある滝見物中、滝壺に人が誤ってすべり落ちてしまったのを見た件

について覚えていたようだ。全く羨ましい、また来年も来て下さいとのことだった。



お気に入りの高畠駅前の温泉に入り近くの道の駅で車中泊した。

明日、クラツシックカーのパレードの催しがあるためか多くの車が泊っていた。


10/17(金)▲ 黒伏山 ~ ▲ 白森山 ~ ▲ 銭山 ~ ▲ 福禄山 [山形県東根市]

2014-10-17 | 〔2014東北エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ
予想外に天気が回復したので▲黒伏山の登山口に急いだ。


(黒伏スキー場付近からの▲黒伏山の岩壁)



登山口の標識が小さく分かりにくかった。駐車場(P3)には、誰もいなかった。

周回コースは、長くアップダウンがあるので不安だったが、とにかく出発した。

最初は黒伏山の裾をまくブナ林の長い平坦な登山道だった。















やがて急登の連続になり汗だくで稜線に出ると

黒伏の岩壁が眼前に現れ、広大な裾野がパノラマ的に展開する。









ここで最後の登りに備えて昼食をとり、撮影をした。天気は曇りがちであるが、

急に陽が射し出すなど撮影にはもってこいの日和で、周辺の山々も見通しが良くきく。






この辺りはでこぼこした特色ある山容の山が多く、季節を変えて登ってみたくなる。









特に柴倉岳が立派に見える。

黒伏山頂は灌木で見晴らし悪く、時間的に少し余裕が出来たため、この先まだ3ピークあるので

ここは早目に出発した。ここまでくればもう不安はなく景色を満喫した。


(柴倉山の岩峰)












最後のピーク(福禄山)を降りるとブナ林の尾根が続く。ブナが根を張り巡らしているため歩きやすいが急登である。










ブナやカエデの枝越しに今日歩いた稜線が全て見渡せる。脚に疲れが出だしたころ、

何とか出発点に戻って来ることが出来た。今日も昨日に続いて登山中誰にも会うことはなかった。

どんなに疲れても、無事わが家(クルマ)に戻ってくれば安心するのである。

そして、明日の山行予定の検討、今晩の夕食と入浴そして次の準備とすることは多いが満足感も十分である。

明日は軽めにと、西蔵王の展望の良い山形市民の山である▲瀧山(りょうぜん)にして天童市まで走った。













10/16(木)▲ 翁山 [おきなやま 山形県尾花沢]

2014-10-16 | 〔2014東北エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ
今日は予想外に山はガスっていた。

予定通り▲翁山を目指して荒れた林道を進んだ。

多くの翁山に関する標識があり、小綺麗な小屋のある林道終点に着いた。





小屋の中を見て、この山がとても地元に愛されていることが良く分かった。

いろんな思い出がいっぱい詰まってる小屋のようだ。









登山道に入るとすぐにブナ林が広がった。太くはないが、程良く黄葉し出したブナ林で、

どこか優しさを感じる。この佇まいは中越の松ノ山ブナ林と良く似ていると思った。



あちこちで湧水があり、ブナ林の保水力を感じた。

ちょうどガスって撮影にはもってこいである。またなかなか進まなかった。




















晴れていれば好展望の山頂は、ホワイトアウトだった。すぐ下山し撮影に専念した。












白髪の老人にも白い鹿にも会うことは出来なかったけど、ブナの霊気に触れながら

撮影に専念し、一周して小屋に帰り、女子美大ワンゲル部の立派な山行記録本を拝見しながら昼食にした。

今回初めて、山行中に誰にも会うことがなかった。






明日は天気が崩れるかもしれないが、少しずつ南下して道の駅で車中泊する。

夜になって、ぼつぼつ雨が降ってきた。そろそろ鳥海山や月山で初冠雪の便があるかもしれない。