今日は、春の花の時期に登ったことのある、中越の山岳展望台▲権現堂山(▲下権現堂山~▲上権現堂山)に登ることにした。
[山麓から▲下権現堂山を見上げる]
今回も10/1(土)に、登るつもりで登山口までやって来たが、今年の紅葉には早すぎた上に、天気も笠雲を被ったままであったので、青空 の見られた長岡市方面にある初登の▲鋸山に予定変更した経緯があった。
標高的には、そろそろ紅葉と好展望が期待された。
以前と同じく戸隠神社の駐車場にクルマを停め、薄曇りのなか出発した。
この山は標高千メートル足らずであるが、中々急登の登りが続くのである。
[登山口方面を振り返る]
登って行くにつれて振り返ると、魚沼地方の米所がモザイク模様のように見えてくる。
[魚沼地方]
五合目から六合目にかけては、太くはないがブナ林が密集している中を登って行く。
[ブナ林の登山道]
[足元を見つめる]
[水はほとんど出ていない]
その後もつづら折りに高度を上げるたびに、展望が良くなる。
[八合目の展望岩場]
[岩場から魚沼地方を見下ろす]
神湯からのルートと道を合わせると、▲下権現堂山頂上に到着する。
山頂標識が新しくかけ変えられていた。
[▲下権現堂山頂上]
大岩には、展望図の銅板が埋め込まれている。
[岩に埋め込まれている展望盤]
展望的には、こちらの山頂が▲上権現堂山よりもはるかに素晴らしい。
[紅葉越しに長岡方面を展望]
ここは、越後三山方面から▲守門岳や▲浅草岳、毛猛山塊と中越の山々が良く見える。
吹き付ける風が冷たいが、山頂付近の紅葉は、予想通りに見頃であった。
[紅葉越しに▲上権現堂山を展望する]
しばらくして、▲上権現堂山に向けて歩き出した。
これからは、先ほどの▲下権現堂山を振り返りながら、この▲上権現堂山を眺めての縦走になる。
[▲上権現堂山方面]
[▲下権現堂山方面]
春にはイワウチワやイワカガミが群生している斜面を下っていく。
[狂っているのは、今年の季節の方です]
▲上権現堂山の左側には、以前秋に登ったことのある▲唐松山頂上付近が少し見えている。
[▲上権現堂山の左側に▲唐松山が覗く]
アップダウンを繰り返しながら、▲上権現堂山に近づいていく。
赤や黄色に色づいた紅葉稜線も素晴らしい。
途中で、二ヶ所の中越下山ルート口を通過し、今度は▲上権現堂山に向けての登りにかかる。
到着した▲上権現堂山頂上は、やや木々に邪魔され展望はイマイチである。
[▲上権現堂山頂上のパノラマ]
少し奥に進むと、以前の▲唐松山への稜線が良く見えてくる。
[以前に登った▲唐松山]
途中の猫岩から山頂にかけて、歩いた記憶が甦った。
[手前に猫岩、右奥が▲唐松山頂上]
山頂付近に戻り、肌寒い中で昼食を食べた。
天気は回復傾向であったが、遠くの山々の山頂付近の雲がなかなか晴れなかった。
その後下山にかかり、今度は紅葉越しに▲下権現堂山方面がきれいに見える。
[稜線中ほどからの▲下権現堂山方面]
中越コース下山口付近に近づいて、ようやく▲守門岳や▲浅草岳にかかっていた山頂付近の雲が取れた。
[左側奥に▲守門岳、右側奥に▲浅草岳]
ただ、越後三山方面の雲は、とうとう晴れなかった。
下山は、気持ちの良いブナ林の中をトラバース気味に下っていった。
今日は、とうとう誰にも会うことがなかった。
その後は、夕食と入浴が出来る便利な十日町市の道の駅へ向かったが、運悪く休館日であり、そろそろ運が尽きてきたように感じ出した。
結局、松代の道の駅で夕食を食べ、柏崎市の道の駅「じょんのびの里 高柳」で何とか入浴出来て、そのまま車中泊にしました。
なお、「じょんのび」とは「ゆったり、のんびり、芯から気持ちがいい」という意味の方言らしい。