〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20161027 秋色に染まる中越の山岳展望台〔▲権現堂山(下権現堂山~上権現堂山)〕を周回する

2016-10-27 | 〔2016南東北~関越エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

今日は、春の花の時期に登ったことのある、中越の山岳展望台▲権現堂山(▲下権現堂山~▲上権現堂山)に登ることにした。

[山麓から▲下権現堂山を見上げる]

 

今回も10/1(土)に、登るつもりで登山口までやって来たが、今年の紅葉には早すぎた上に、天気も笠雲を被ったままであったので、青空 の見られた長岡市方面にある初登の▲鋸山に予定変更した経緯があった。

標高的には、そろそろ紅葉と好展望が期待された。

以前と同じく戸隠神社の駐車場にクルマを停め、薄曇りのなか出発した。

この山は標高千メートル足らずであるが、中々急登の登りが続くのである。

[登山口方面を振り返る]

 

登って行くにつれて振り返ると、魚沼地方の米所がモザイク模様のように見えてくる。

[魚沼地方]

 

五合目から六合目にかけては、太くはないがブナ林が密集している中を登って行く。

[ブナ林の登山道]

 

[足元を見つめる]

 

[水はほとんど出ていない]

 

その後もつづら折りに高度を上げるたびに、展望が良くなる。

[八合目の展望岩場]

 

[岩場から魚沼地方を見下ろす]

 

神湯からのルートと道を合わせると、▲下権現堂山頂上に到着する。

山頂標識が新しくかけ変えられていた。

[▲下権現堂山頂上]

 

大岩には、展望図の銅板が埋め込まれている。

[岩に埋め込まれている展望盤]

 

展望的には、こちらの山頂が▲上権現堂山よりもはるかに素晴らしい。

[紅葉越しに長岡方面を展望]

 

ここは、越後三山方面から▲守門岳や▲浅草岳、毛猛山塊と中越の山々が良く見える。

  

吹き付ける風が冷たいが、山頂付近の紅葉は、予想通りに見頃であった。

[紅葉越しに▲上権現堂山を展望する]

 

しばらくして、▲上権現堂山に向けて歩き出した。

これからは、先ほどの▲下権現堂山を振り返りながら、この▲上権現堂山を眺めての縦走になる。

 

[▲上権現堂山方面]

  

 

[▲下権現堂山方面]

  

春にはイワウチワやイワカガミが群生している斜面を下っていく。

[狂っているのは、今年の季節の方です]

 

  

▲上権現堂山の左側には、以前秋に登ったことのある▲唐松山頂上付近が少し見えている。

[▲上権現堂山の左側に▲唐松山が覗く]

 

アップダウンを繰り返しながら、▲上権現堂山に近づいていく。

  

赤や黄色に色づいた紅葉稜線も素晴らしい。

  

  

途中で、二ヶ所の中越下山ルート口を通過し、今度は▲上権現堂山に向けての登りにかかる。

到着した▲上権現堂山頂上は、やや木々に邪魔され展望はイマイチである。

[▲上権現堂山頂上のパノラマ]

 

  

少し奥に進むと、以前の▲唐松山への稜線が良く見えてくる。

[以前に登った▲唐松山]

 

途中の猫岩から山頂にかけて、歩いた記憶が甦った。

[手前に猫岩、右奥が▲唐松山頂上]

 

山頂付近に戻り、肌寒い中で昼食を食べた。

天気は回復傾向であったが、遠くの山々の山頂付近の雲がなかなか晴れなかった。

その後下山にかかり、今度は紅葉越しに▲下権現堂山方面がきれいに見える。

[稜線中ほどからの▲下権現堂山方面]

 

中越コース下山口付近に近づいて、ようやく▲守門岳や▲浅草岳にかかっていた山頂付近の雲が取れた。

[左側奥に▲守門岳、右側奥に▲浅草岳]

 

ただ、越後三山方面の雲は、とうとう晴れなかった。

下山は、気持ちの良いブナ林の中をトラバース気味に下っていった。

  

今日は、とうとう誰にも会うことがなかった。

 

その後は、夕食と入浴が出来る便利な十日町市の道の駅へ向かったが、運悪く休館日であり、そろそろ運が尽きてきたように感じ出した。

結局、松代の道の駅で夕食を食べ、柏崎市の道の駅「じょんのびの里 高柳」で何とか入浴出来て、そのまま車中泊にしました。

なお、「じょんのび」とは「ゆったり、のんびり、芯から気持ちがいい」という意味の方言らしい。

 



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