◆2013.05.18~08.05 〔 東日本山行 〕
*走行ルート: 関西北部~中部(中信ルート)~関越~東北南部~東北北部 〈Uターン〉
前年の山行(2012北日本山行)では、東北地方が梅雨入りすると北海道へ渡り、梅雨明け後に再度東北北部に下り、以後南下するという基本工程で車中泊山行旅行を試みたが、今回は梅雨時を出来るだけ我慢し、主に上州~東北地方を周遊することにした。
また、北上工程では気候的に同じ様な花木、風景が目につき変化に乏しく感じた。
思いきって南下するという工程パターンも有りかもしれない。今後試してみようと思う。
*旅行日数: 80日(全日車中泊)
3ヶ月に及ぶと長過ぎて、旅行自体に飽きてくる思いがした。
1ヶ月前後が最適のように思える。
*登山日数: 46日
*登頂ピーク数: ▲70山
北関西(▲2)~奥濃(▲2)~信州(▲3)~上州(▲16)~東北南部(▲13)~東北北部(▲12)~
〈Uターン〉~東北北部(▲6)~東北南部(▲6)~上州(▲10)~ 帰路
*走行距離: 7,095km
今夏は、全国的に厳しい猛暑であった。
盛夏では高山を目指さないと苦しいが、長旅になると気分的にモチベーションが上がらなくなるところがあるのも事実である。お手軽な日帰り登山に慣れてしまうとなおさらである。
梅雨時は展望が得られず山行判断が難しいが、6月半ばの梅雨の合間に出会う花々こそが、最も瑞々しく力強い美しさを持っていると感じた。
〈05.21 まるで緑のベールをまとったようなマイナスイオンたっぷりのブナ林を登って行きます / 滋賀 横山岳〉
〈05.21 関西にも、こんなに立派なブナの巨木が山頂付近にありました / 滋賀 横山岳〉
〈05.28 ガスる直前の山頂付近のカラマツ、強風のためか横に広がっている / 群馬 湯の丸山〉
〈06.01 新緑の登山道によく映える紅色ツツジがあちらこちらに点在 / 群馬 小野子三山〉
〈06.07 緑滴る深緑のブナ / 栃木 釈迦ヶ岳〉
〈06.10 覚醒の森に入り、緑の幻想を観る / 栃木 二岐山〉
〈06.12 露したたるヤマザクラで山春が終演 / 福島 一切経山〉
〈06.14 蔵王エコーラインから樹林越しに見える残雪輝く朝日連峰 〉
〈06.14 朝日連峰の左手には、さらに残雪豊富な飯豊連峰の大山塊を展望する。
若い頃、右側の杁差岳から登り左側の川入に下りた、全山縦走が懐かしい / 山形 南蔵王〉
〈06.14 雲に縁取られた真っ白な残雪の飯豊連峰が清々しい / 山形 南蔵王〉
〈06.14 東北南部の花の名山その1 花の種類と群落が見事な南蔵王、不忘山付近のハクサンイチゲ〉
〈06.17 山深く奇形の新緑ブナがどっしりとたたずむ登山道を進む/ 山形 神室山〉
〈06.17 もうひとつ、新緑のブナ/ 山形 神室山〉
〈06.17 霧がはれて快晴になってきた神室山山頂で反弓形の虹を発見する〉
〈06.24 東北中部の花の名山その2 前面の焼石岳と東焼石岳との鞍部に広がるハクサンイチゲの群落 / 岩手 焼石連峰〉
〈06.26 東北北部の花の名山その3 花の種類の多さではピカイチだった早池峰のイワウメ〉
〈06.28 ガスって自慢の展望はなかったが、足元には水滴に彩られた産まれたばかりの小さな女王コマクサがちらほら / 岩手 岩手山〉
〈06.28 岩手山頂付近の女王コマクサ2 まだせいぜい3cm足らずの女王が散らばっていた〉
〈06.30 東北北部の花の名山その4 快晴の中、見渡す限り広大なチングルマの群落は別世界 / 秋田 秋田駒ヶ岳〉
〈06.30 ここのコマクサも見事な出で立ち / 秋田 秋田駒ヶ岳〉
〈06.30 まさに花の競演、秋田駒ヶ岳〉
〈07.01 東北北部の花の名山その5 森吉山頂の奥に花の楽園がたたずむ / 秋田 森吉山〉
〈07.07 ガスの中、樹木にしがみつきながら咲く / 青森 十和利山〉
〈07.16 今年は全国各地でコバイケイソウが大豊作だった / 山形 西吾妻山〉
〈07.21 初夏の定番、ニッコウキスゲの群落越しに上州の山並みを展望 / 群馬 野反湖畔〉
〈07.21 ここまで濃い色は、ここが初めてだった深紅の女王コマクサ / 群馬 野反湖畔〉
〈07.25 水滴のせるハクサンフウロ / 長野 高峰山〉
〈07.26 ガスをまとった樹林がとってもフォトジェニック / 群馬 荒船山〉
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