〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

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20160927 予想以上にハードなアップダウンの福井県内の単独最高峰〔▲経ヶ岳〕は展望抜群

2016-09-27 | 〔2016南東北~関越エリア〕(秋)山歩記@見聞ログ

今週中の予報では、お日様が見られるのは今日だけの貴重な一日である。

当初予定していた展望抜群の▲経ヶ岳(1625m)に登ってみることにした。

[▲経ヶ岳方面を見上げる]

[山頂にガス沸く▲荒島岳方面]

 

この山は、福井県の単独最高峰になる。

この暑さと標高からして紅葉は望めないだろうが、その展望に期待したい。

と言うのも、天候が望めるのが今週では今日だけの予報なのである。

登山口まで50km余りを走り、銚子ヶ口展望台の駐車場に着いた。

[銚子ヶ口展望台]

[展望台から大野盆地を展望]

 

京都ナンバーの先発車が一台だけだった。

それにしても、ここからの展望は見事である。

立派な▲荒島岳や以前に登った▲銀杏峰や▲部子山などの山々に囲まれた大野盆地が初秋の佇まいを見せていた。

[大野市パノラママップ]

 

誰が付けたか、ブナとミズナラの絡む禁断の喩え、「アダムとイブ」で一休みした。

[左のブナと右のミズナラが絡む]

 

今日は暑く汗だくになり、なかなか調子が出ない。

    

この山は、四つ目のピークが本峰になるアップダウンが辛い。

一つ目に△保月山、この先の岩場が眺望抜群である。

  

二つ目に△杓子岳、ようやく稜線の高台といった感じで、 本峰を見上げる。

  

ここで、近くの自然の家の職員三名が登ってきて合流する。

近く秋のトレッキングがあるらしく、山頂標識の掛け替え整備と笹の仮払い作業とのことだった。

この暑さの中、ご苦労様ですねぇ。

それにしても、まだまだ秋色は少ない。

  

そして三つ目のピークに△中岳で一緒に昼食になった。

その後下山まで、何かと質疑応答に付き合ってもらった感じで、楽しかった。

[フデリンドウがいっぱい咲いていた]

[小さな秋色が目についた]

  

最後ピーク、本峰▲経ヶ岳への登りは、かなりハードで何度も心折れそうになった。

久々に太股がツリかけたころ、展望抜群の山頂に何とかたどり着くことができた。

先発の高齢二人組も足がつったとのことで、山頂でノックダウンしていた。

ここは、古名が越前駒ヶ岳と云うらしい。

ただ残念だったのは、東側が曇っていて▲白山や▲乗鞍岳、▲御嶽山が見えなかった!

  

  

所長さんの話では、ちょうど一昨年の昨日に大噴火した▲御嶽山の噴煙が見えたらしい。

それと、笹藪をかき分け入ったが、三角点の場所は判らなかった。

  

彼らは、山頂の笹藪の中ほどでトイレ用に笹狩りをして作業終了、その後ほぼ追いかけるように一緒に下山した。

山頂からの下りは、とても滑りやすく、慎重に降りた。

  

各ピークで一緒になりながら、17時過ぎに下山した。

[新たに付けられた標識]

下山口では、展望台からの夕景を暗くなるまで撮影しながら、ビッショリになった汗を乾かした。

  

夕景を突き裂く光の一矢が見事だった。

  

勝山市で夕食を食べ、近くの勝山温泉センター水芭蕉でゆっくり入浴した。

明日からは、また雨模様の予報にやれやれ休養出来るの思いで、近くの駐車Pで車中泊にしました。