単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

珍客

2024-07-16 | 暮らし・ジョギング

 

週明けは雨降りが続くと思っていたら、全くその様相無し。

広~い夏空を見上げていたら、旅に病んで 夢は枯野を かけめぐる の句が浮かぶ。

思い過ごしかな、バイクを降りてからボクの何かが急速に縮小し始めた気がしている。

 


 

路肩の草刈り作業が終わった赤川堤。

一か月後の花火大会に合わせての作業ではないでしょうが、これで鎮まる雑草魂じゃないよ。

走る身としては、よりコースの単調さが増して、羽黒橋が遠くに感じてしまうぜ。

 


 

週末の野球児童たちの熱気は何処へやら・・・、ここでも浮かんだ芭蕉の一句。

 夏草や 兵どもが 夢のあと  

夏の静かさって、思いの外、もの悲しいんだよなあ。

 


 

体力の消耗に任せ、伏し目がちになる視線をふと上げた先に、おや、まあ! ハトじゃん!

キジバトはここでも見かけるけど、所謂、伝書鳩とか・・・そういう類のハトは珍しいね。

どこから来た? 町の中心部にある城址公園の鳩舎がなくなって10年以上も経つからねえ。

 


 

帰り道に気づいた、内川の岸に咲く黄色い花・・・待宵草じゃねえ??

夏だもん、咲いていても不思議じゃないけど、ボクはこの花に「晩夏」を感じてしまうんだ。

鮮やかな黄色の花なんですが、何故か、そこはかとない寂しさを感じてしまったり・・・

その由来は知らないけど、待ち宵でも宵待ちでも、もう名前からして確信犯的だよな。

気怠さを押し殺しながら走って来たのに、最後の最後、この花に止めを刺された感じだぜ。