単気筒ライダー(だった男)のひとりごと

愛犬チビ と CB400SSライダーだった前期高齢者の日々

むこうとこっち

2018-07-28 | 暮らし・ジョギング

 

観客のいない天空のステージで、人知れず演じられる荘厳なドラマを垣間見ている気分。

ボクなんかを寄せ付けない、一切の感情を排除した神秘のエネルギーが燃えているようだね。

昨日の朝と同じ時間に、昨日と同じ光が顔を出そうとしているのに、こうも違うものか。

 


 

光って、何んだろう? 何にも見えないし・・。む、むっ、これが無ですかあ。

無が有の雲を包み込んで、そこに片鱗を現す・・。老、いや、荘・・・とか、なんとか。

空っぽの頭・無能の無と「無」は別物。「すんごいなあ!チビ。」って、眺めてりゃいい。

 


 

朝の静寂を破るように、近くの庭の木から、ヒグラシの甲高い声が聞こえてきた。

ヒグラシが鳴くと季節は変わり始める。あん時のオバサンが教えてくれた。

 


 

世界に冠たるこの国の鉄道システムにあって、キミには時空を超えた存在感があると思うよ。

今のこの空間は、賢治さんの世界・イーハトーヴへの入口のような気がしてきたよ。

 


 

♪♪ ある日 踏切りの向こうに 君がいて 通り過ぎる汽車を待つ 遮断機が上がり・・・・ ♪♪

踏切が分ける、むこうとこっち。

立ち止まっていたら、むこうに過去の幻影が現れて、不覚にも、ため息をついてしまった。


きんつば焼き

2018-07-25 | 暮らし・ジョギング

 

チビと散歩をしていたら、祭り袢纏を羽織った子供たちと遭遇した。

ああ・・、もうそんな時季なんだなあ。

陽が傾き、幾分、暑さが緩んだとはいえ、チビを付き合わせては可哀想。出直そう。

 


 

自宅からほんの数分のところにある一本持地蔵尊。今日は年に一度の例祭。

社務所の中では、顔役の人たちだろうか、一杯やってるね。

 


 

祭りのことを奥サンに伝え、「じゃあ、行ってくるね。」と出直したわけは、これなんだ。

地味~に先客が並んでいるけど、決して若くはないオバサンたちであるところがミソ。

 


 

並んでるオバサンに、「みなさんも、あん玉を待ってるんですか?」と、一応、訊いてみた。

「そうだけど、こっちのお餅の方も欲しくなるのよねえ。」

串刺しの方は時間がかかるらしくて、あん玉だけのボクは待たずに済んだ。

 


 

「昔は、二つ三つ、お店が出てたのにねえ。」と、若いオバサンが話している。

ここはきちんと教えておかなくちゃあ、いけないなあ。

「ボクが子供の頃は、その先の製氷工場があったところまで、店が出てたんだよ。

 そこそこ、賑やかでねえ・・。50年以上も前の話だけどね。」

 


 

商品名は「きんつば焼き」なんだね。12個入りで500円。

小さな縁日でも、必ず店が出るって言っていいほどの、この土地の昔からの定番。

さあ、帰って、これでグイ~っといきますか。


四十三年かけて読了

2018-07-11 | 暮らし・ジョギング

 

気が付いたから良かったものの・・。踏みつけられたら、お陀仏じゃないか。

この時季、カタツムリと雨蛙は、紫陽花の葉っぱの上ってえのが相場だろう。

 


 

匂いを嗅ぎもしないチビ。

チビの目には、どう映っているんだろう。生き物だよ。動いてるんだよ。

 


 

ずいぶん先から、ボク等、監視されていたようだね。

この路地は確かにキミの縄張りだけど、通らせてもらうよ。

 


 

キミには、とても犬には見えないかもしれないけど、これでも犬なんだ。

最近、食い物に少し卑しいところがあるけど、根はとってもいい奴さ。

 


 

今朝、「ドン松」を読了。四十三年かけて、ようやく、猫と犬の物語が完結した。

ハチャメチャに展開したストーリーが、どう収束していくんだろうと思っていたら・・・

それはないぜ、ひさし様。「十一ぴきのねこ」の時もそう。笑顔で終わらせてくれよ。

大文豪へ敬意を表してのことかも知んないけど、終わり方まで一緒にしなくたって・・・

 


 

二つの小説読み終えて思ったけど、ボクはキミに対して少し無礼だったかもね。

反省してるよ。キミやキミの仲間たちに、もっと敬意を払うことにするよ。


継続のコツ

2018-07-02 | 暮らし・ジョギング

  

気が滅入るような暑さ! 7月が始まったばかりですが、もう、何とかしてほしい!!

それで体調を崩したわけじゃないけど、喉荒れ・咳・痰で、またまた、サボっていた。

 


 

走ると言ったところで、落ちる一方の筋肉を少しでも・・程度のよちよち歩き。

なんでも継続するためのコツは、「サボった自分を責めない」ことなんだって。

 


 

土手下の国道112号では、4車線化工事が動き出しました。

混雑と言っても通勤時間帯だけで、日中・夜間はスッカスカなんですけどね。

 


 

♪♪ 瀬音ゆかしき 杜のみやこ・・・かあ。

瀬音・・夏・・思い出・・。連想ゲームじゃないけど、繋がりますねえ。

涼やかな響きに、少し、生気が戻ってきたぞ。ここで折り返しだ。

 


 

立てっ! 立つんだ、ジョー!!

自撮りがわざとらしいですか。でも、小芝居じゃないよ。暑くて、本当にバテてるんだから。

 


 

バテてる奴が、ここにもいた。