単気筒ライダーのひとりごと

愛犬チビ と CB400SS前期高齢者ライダーの日々

アンタ次第

2016-12-29 | 暮らし・ジョギング

 

内川で羽根を休めるカモの数が、ここにきて、目に見えて増えてきた。

ボクが立ち止まった瞬間、一斉に飛び去る。大自然の中で生きぬくための超能力。

 


 

赤川に架かる羽黒橋。月山は冬の厚い雲に覆われている。

冷たい北風が吹く肌寒い日ですが、この時季としては、サボる理由にはならない。

 


 

赤川土手に人影はない・・、ん?

今、四十代ほどの男の人に、スーッと、追い抜かれた。

 


 

膝の痛みも首の痺れも一生もんだろうし、今までだって、どこも痛くない日なんて・・。

この冬は天気も味方してくれそうだし、あとは、アンタ次第だよ。


That Lucky Old Sun

2016-12-25 | 趣味的音楽

 

関西の田舎にあるご本家も、この地に流れ住むボク等一族も、一応、仏教徒。

 


 

だから、子供達には、異教徒のお祭りに一喜一憂する愚かさを説いてきた。

チビ、お前にも、毎年この時季になると、そう言ってきかせたよな。

 


 

なのに、奥サン、昨日の夕飯時、忘れ物をしたかのように、コンビニに走った。

一個を食べて、残った一個を見て、「明日まで残っていたら、これはアタシのもの。」

その夜、ケーキを見つめながら、ひとり、レイ・チャールズ=Ray Charles を聴いた。

 


 

That Lucky Old Sun がいい。心が震える。これぞ、名唱。

Youturbで見つけたコンサートホールでのライブ動画は、更に、感動的だった。

 


 

所々、聞き取れた単語をつなぎながら、歌詞の意味をさぐる。

♪♪ Lift me up to Paradise・・、彼の歌だけは、異教徒の胸にも沁みこんできた。


時間つぶし

2016-12-12 | ちょこっと旅・温泉

 

一の関大橋・・・とな。

「の」が「ノ」じゃないから、ここは、岩手じゃない。 

 


 

だから、磐井川じゃなくて、最上小国川。

 


 

丘陵地を上っていくと、跨線橋。

下を走る鉄道は、東北本線じゃなくて、陸羽東線。

 


 

突然、秘密結社の基地のような建物。 山形県にマッシュルーム?

新しい地場産品・・、地元のTVニュースで紹介されたことがあったような。

 


 

車っ気なし。人の気なし。

静かな坂道に、凍った雪を踏みしめる音だけが響く。

 


 

峠を下りた先に、おおだいら集落。「おおひら」とは読まない。

ここで折り返そう。また、来た道を上る。

 


 

峠のてっぺんまで戻る。目的地はここ。

温泉に入る前の時間つぶしに、ちょっと「走った」だけ。

 


 

車じゃないし、まさか、オートバイじゃない。一応、ちゃんと、走った。

むさくるしいけど、これが証拠写真。(無精ひげは、温泉で剃りました。)

 


 

でかいアユの串刺し。山形県舟形町の「若あゆ温泉」。

このモニュメント、ボクには、ちょっと生々しい。

 


 

二時間ほど走って、うっすら背中に汗はかいたけど・・、走ったあ!感はない。

ちんたらちんたらし過ぎた。

 


 

ここは、今回で二度目の訪問。

ちょっとショッパい、温めの湯が 気持ちいい。ゆっくり一時間、マッタリした。

 


 

日帰り施設で、有料の休憩所を利用するは初めて。いくら居ても250円。

奥サンが持たせてくれた「愛妻弁当」。(愛妻の形容を奥サンは本気で否定する。)

 


 

知人のアッシー君で新庄市に来て、帰りの時間までの長い時間つぶし。

「葉山」が夕陽に染まり始め、また、迎えに行く。

結構、おもせかった、長~い一日。


追分石

2016-12-05 | 暮らし・ジョギング

 

この雨ん中、立ち止まって、何してんだよ?

 


 

控えめだけど、風格のある家構え。

由緒あるお方のお宅なんだろうなあ。

 


 

チビよ、お前が、時々、ぶらぶらしているこの小路、昔は街道筋だったんだぜ。

そこの角だって、「そこのタバコ屋の角、曲がって・・、」じゃ、ねえよ。

 


 

清川へ行く路と酒田へ行く路を分ける「追分石」。

江戸時代のまんま・・、だとよ。

 


 

「図説 鶴岡のあゆみ」に掲載されている絵図でいうと、〇印のところ。

 


 

コイツー!! 雨ん中で、小面倒くさい話ばかり、しやがって・・。

かあちゃん、早く、身体拭いてくんろ。


近場の海

2016-12-03 | ちょこっと旅・温泉

 

国道7号から眺める「由良白山島」。その向こうに見えるのは、鳥海山。

冬眠させた後に、バッテリー端子を外していないのに気づき、再び、シートを開いた。

せっかくだから、この陽気に導かれるように、二度目のラスト・ラン。

 


 

由良海岸から北へ数分、浸食された特徴ある岩場が広がる「香頭ヶ浜」。

ボクだけの印象かも知れませんが、ここだけは、いつ来ても、寂寥感を感じる。

 


 

最後のチャンスとばかり疾走する、何人ものライダーと行き交う。

ボクは、ふらっと出てきただけだから、もう帰るよ。

 


 

香頭ヶ浜は、知る人ぞ知る、空飛ぶ人たちの聖地らしい。

背後の斜面から日本海へ飛び出し、悠々と空中散歩。(別に羨ましいわけじゃないけど。)

 


 

帰る途中にあるから、撮らないわけには、いかないでしょう。

ボクは、まだ、お目にかかってはいないし、とりあえず、その予定もない。

 


 

好天に恵まれた土曜日ですが、交通誘導のオジサンは、「土曜日にしては、少ない・・」

クラゲで、どこまで引っ張れるか。クラゲは、地域のために頑張っている。

 


 

湯野浜温泉と白砂青松の向こうには雪化粧をした鳥海山。

この辺の観光パンフレットには必ずある、ベタな構図。ここからなら、誰にでも撮れます。

 


 

このぐらいで、もう、いいでしょう。

ガソリン満タンにして、今度こそ、13回目の「冬眠」に入ります。