陽気につられ、国道１０５号を大曲方面へ向かいましたが、途中で、気持ちが切れた。
由利本荘市中田代地区から出羽丘陵を越え、国道１０７号に抜け、帰っちゃおう。
秋田県道４９号で、どんどん登っていくと、ぱあーっと視界が開ける。
由利本荘市営大小屋放牧場。ロッジ・野営場のあるファミリーランドは、すぐ隣り。
ススキの穂を見て・・、天高く ボク肥ゆる 秋 。
ベルトの締め付けが、日に日に、きつくなるのを実感する。
冬期間は、通行止めでしょうね。県道と言っても、林道の水準です。
天気はいいし、快適なんですが、「楽しいなあ！」とまでは、気持ちが高揚しない。
困ったもんだ・・。
１０７号に近づいてきたかなと思うあたりに、ちょっとした平場があった。
何かが建っていた跡地のような・・。その後、休憩所にしたような・・。
ここは、何にもない。何にも聞こえない。小休止。
もう少し、走らないといけねえなあ・・。バイクじゃない、ランニングの方です。
戻ったら、走ろう。
十月に入ったら、夕食を節制。週三日は、筋トレとランニングをやるべぇ！！
んでもなぁ・・、あまちゃんがいねぇぐなって、元気でねぇーしなあ。
一関を出て国道４号 を北上。気持ちはやっぱり盛岡を目指していました。
盛岡の街を護るように鎮座する岩手山。雲のかかる頂上に、残念！！
ラグビー・マンションの存在を確かめに高松に来た。この辺は岩大生の下宿屋が多い。
プロップの俊郎さんがコーヒー飲んでいた「まどか」は、この道の正面だったかな 。
かろうじてまだ残っています・・が、隣の大家さんちも人気はありません。
一階の土間は炊事場。その奥は大家さんの物置。二階は六畳二間と四畳半が一間。
代々ラグビー部員で全部屋を引き継ぎ、時には遠来のＯＢの宿泊所にもなった。
ほろ苦くもかけがえのない盛岡の四年間は、ここで暮らした二年間に凝縮されている。
「高松亭」と言われて合宿所を連想するのは、ボクたちが最後の年代かな。
自転車すら持てなかったボク等貧乏学生は、布団一式を肩に担いでの合宿入り。
練習はもちろんきつかったし、起床時間の午前６時半がとてつもなく早く思えた。
目の前の「高松の池」では、新人歓迎会を兼ねた狂乱の花見。
新入生は「どんぶり酒」でベロンベロン。草の上をのたうちまわった。
ラグビー部の同期で長野出身の橋詰君にスケートを教わったのも、ここの天然リンク。
この界隈はグッとくる思い出で一杯・・。えっ、ボクも黄昏てるって？
コン先輩ん家から見た、朝焼けの空。
緑の多い自然豊かな丘陵地。ちょっと離れた所には、クマさんも出没したとか。
昨夜は深酒に用心しつつ、キクちゃんの手料理を肴に、楽しい時間を過ごしました。
朝の清清しい空気に誘われ散歩。 道端にコスモスが咲いていました。
とても淑やかです。絵心があれば、サ、サッと描くんでしょうが。。。
去年流してしまった冬のＯＢ会を、また、やろうということになりました。
最近、黄昏ているというオサムのためにも、ジュンちゃんのところで楽しくやりましょう。
「あまちゃん」を観てから先輩宅を辞す。陽気に誘われ、北上することにしましたとさ。
今朝、後輩の応援に行こうと決めた。
会場は、岩手県奥州市。胆沢川の河川敷にある、芝のグランドです。
一関を経由するのに、コン先輩へ挨拶なしでは、国道４号は通れない。
アポなしのお宅訪問 。キクちゃんに、怪しい集金人と間違えられた。
息子さんとＤＩＹ中のコン先輩。「用事を済ませたら、追いかけるよ。」
仙台大学との一戦。私学の一角を崩して欲しい。応援しましたが、５対７の惜敗。
トライを目前にして、ゴール前で繰り返す倒れ込み。修正できなかったのかなあ。
中途半端な気持ちのまま、先輩とボクは、家路に着くことに。
今夜は、先輩のところに「お泊り」です。
明日の出直しツーリングに備え、エンジンオイルを交換。去年の９月以来、一年振り。
３千キロは走っただろう。最近、ニュートラルに入りにくいし、鼓動も軽快感を欠く。
ＣＢ４００ＳＳのドレンは、底と、横と、二箇所ある。
初めての交換の時は、横のドレンに気が付かなかった。
「底」から出尽くした後も、「横」のほうから、これだけ出てくる。
フィルターも新しいものに取り替えた。
このフィルターは、隣町のＨＯＮＤＡ で購入した。
Ｇ１を２リットル給油。取説では１、８リットルですが、中途半端に残るのもいやだし。
オドメーターは５２，６４４ｋｍ。サービス品のノズルが、とても重宝しました。
フィルターを買ったＨＯＮＤＡ店で、ＣＢＲ１２５Ｒを見た。カッケー！！
バイク大好き・ツーリング大好きと言う訳ではなく、ただ、遠くへ行きたいだけ。
小学生のころから、ずーと好きな、ジェリー藤尾「遠くへ行きたい」そのまんま。
まだ日の昇らないうちから出発して、何となく、何故か「北」を目指す。
津軽の小泊、あまちゃんの小袖海岸、行き着いた所で、テントも張らず野宿した。
この頃は、「遠くへ行くぞ！」と走りだしても、せいぜい、二時間が限界。
景色が日常から非日常に変わる手前で、折れる・・って言うか、日常の引力に引き戻さる。
今日も、深浦、八幡平、盛岡 ・・、思い浮かべて走ったけど、由利本荘までが、精一杯。
日常に埋没してしまそう。
いかん、いかん。（道の駅「西目」秋田県由利本荘市）
