詩人としての叙情

2009-07-24 13:03:39 | 文学
只今、まさに爛熟「コピペ(コピー&ペースト)時代」
である。無論、全ての創作物にオリジナリティを望むべくもなく・・
お手軽に文化人を気取れるもので・・卒論までコピペである。

確かに昔から「パクリ」は存在しました。歌謡曲なんて
99%そうでしょう・・が、昔はそれなりに努力したし
ネタ探しにわざわざ海外まで出かけて行って労力も使った
もんです。少ない脳ミソで熟慮もしたし工夫もした。

したがって、それなりに換骨奪胎して僅かながらも
それらしいユニークなテイストが醸し出されていたのだろうと・・

沢山のレジュメを持ち寄ってゼミで討論し、
図書館に行って文献や古い楽譜を漁ったり、公報や白書なんかも
それなりの限られた場所にしか無く、それなりの情報を掴むこと
にも勤勉であったと思います。ほんの20年ほど前のことです。

「PCもこれからはDOS-V機でしょう!」「パソコン通信始めました。」
なんてついこの前のことだと思っていました。
2000年問題なんて昨日のことのようですが・・・大騒ぎしたでしょ!
インターネットの普及は全くその後です(^^)

しかし、もう5インチ・8インチフロッピーがなんだか分からない人たちと
一緒に働いております。「MO」なんて歴史から抹殺されたメディアです。
コンパイラとかアセンブラとかとっくに死語と化し・・
「パソコン」という表現自体もほとんど危篤状態の名詞です^_^;
とくに中高年は「既に死に体語」を張り切ってバリバリ使ってしまう危険
がありますのでお気をつけあそばせ(笑)

あ~なんとも形容しがたく悩ましい「切り取り-貼り付け」行為に
情緒というものは存在しますか?せめて自分で書きなさい写経のように、

自身の本質さえ磨くことができない人が増殖しています。
なんだか「インチキ」なものや出来事が多すぎる(T_T)
「インチキ」なものからは「インチキ」なものしか生まれません。
確かに、漢字自体中国からの輸入品だし、絵文字なんて先祖帰り
してるわけで・・
それでも、
どこかしらに「叙情」というものを感じて
生きて欲しいと切望するのであります。





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2 コメント

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えー!? (chaki)
2009-07-27 05:29:04
MOも、もう死語なのですか?
私のころは原稿入稿は、ばりばりMOでしたよ。
FDより容量が増えたと言って、
それはそれは重宝したものでしたが…。
それもほんと2000年代前半の話です。
返信する
SCSI(スカジー) (むーとんです。)
2009-07-27 09:11:20
の頃は、外付けMOドライブが
当然だったのですが・・・
USBになってしまった現在は
ほとんどスティックメモリーに
なってしまいましたぁ(^.^)
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