「あたかたまる」

2010-01-20 12:10:35 | 文学
「肩が凝る」というときの「凝る」
という表現は夏目漱石が小説「門」の中で初めて始めて使った
らしいのですが、

最近、こういう新しい言葉、表現や使い方、それも日本語
のスタンダードになるような「言葉」を開発しようと考えていて

朝方、タロウくんに「あったかくしときなさい」という
ところを、言い間つがって、「あたかたまるしときなさい」と・・・
そこで、「猿だんご」みたいに皆が集まって暖かそうな現象を
「あたかたまる」と言うことにしようと勝手に決めました。

例えば、画像のような状態は「あたかたまってる~」なのです(^^)v

「お口の中が小栗旬みたいや!」

2010-01-19 12:34:28 | 社会
先週、歯の治療が終了し、
エプロンをとった瞬間に私が述べた感想(^^)v

クリニック中にウケました。
しかし、歯医者さんって大変な
お仕事だなぁと・・つくづく感じた次第で
ポン友ながら「エライ!!」

週末、飲みに出かけたら、会う人会う人ごとに、
「金時豆」とか「キントンさん」と言われ
ブログを結構見ていただいてるなぁと・・・感激

今年は、「他人の悪口は言わない」と密かに誓って
おりました。しかし、そうなると、書けない^^;

異論・反論多すぎて逆に書けない状況に陥っています。
右も左も、上にも下にも文句言いたいことだらけやm(__)m
前にも・・但し、背後に敵は置かない、これは極意です(^^)v
「旬くんもドラマで言ってたあ~」



金時豆

2010-01-12 23:43:05 | グルメ
いわゆる「訳あり商品」ということで
キドニー・ビーンズを半額の130円で
50缶買ってしまいました^_^;

ところが到着してみると、難無し全然新品!
「訳あり」というセールストークに乗せられて
大人買いするカモは誰だ?俺だよ^/^

チリ・コン・カン用に求めましたが・・・
裏ラベルにはしっかり「金時豆」と書いてある。

そうです!あの幕の内弁当とかの三角コーナーの片隅に
申し訳なさそうに三粒ほど入っている。
あの甘い甘い金時豆でございます。

若い頃は、完全に無視してた「金時豆」ですが、
最近、これが愛しいのよ・・糖尿で糖分カットされて以来。
で、さっそく、一缶、砂糖と蜂蜜を加えてストーブ
の鍋でコトコト・・べりぃ・ぐっど!!

これに黄粉をまぶすと、これまたデリシャス(^^)v
尚、予め少々塩分が残ってますので、料理によっては
さらした方がよいかと思います。

お酢でマリネしてもヘルシーなサラダになるし、ひよこ豆の
訳ありないかなぁ?
結構重宝ではないかしら・・
運んで来たクロネコさんはさぞや大変だったでしょうが(^O^)


親鸞

2010-01-06 21:09:30 | 文学
さて、年頭に「佳書」を読み始めるべし、
と、書いた。そこでハタと迷った。
実際、読んでみなくちゃ「佳書」かどうか判らないのだ・・
とりあへず賢者の推奨する本を手に取るという方法もあるが、
安直である。

不謹慎な話であるが、年齢を重ね次第に弔事を尋ねる回数は
確実に増えた。そこでは大方、浄土真宗の僧侶の読経を耳にする。
と、阿弥陀経が心地よく前頭葉に響くのである。落ち着く、心身共に
鎮まる。

お寺の幼稚園に通っていたせいもあるが、最近、つくづく
自分は仏教徒であることを改めて思い知らされるのである。

さすがにコーランをライブで拝聴したことはないが、
親友が牧師をしている関係で、プロテスタントの教会へは
若い頃からわりと良く出向いた。

賛美歌はまだ良いのだが、あの頭を垂れてブツブツ喋って
最後に「アーメン」と言う祈祷の言葉は、
かなりの違和感があり、どうしても馴染めなかったし、
言えなかった。いまだにそうである。十字架は不気味に感じるし・・

ところが、阿弥陀経は全くもって馴染んでいるのである。身に染みている。
頻繁にお寺に行くわけでもない、せめて近親者の法事に出向く程度
なのであるが、「あ~の~くたら~さんみゃくさんぼだ~い」は心地良い。

読経は爽快なものなのかもしれない、その秘密の端緒でも自力で捲って
みたい。
と、考えていた。そんな折、五木寛之氏の「親鸞」が刊行されることを知った。

最初はできるだけハードカバーの書物を読むようにしている。
懐が痛い分、真剣に向き合えるし、携行が不便な分、鎮座して
読むように自分を仕向けるためである。一種の追い込みである。

2010年は「親鸞」から始めよう。その次は「万葉集」かな?
「罪と罰」とか「パルムの僧院」を読み返すのは現役引退後にしときます^/^




龍馬伝

2010-01-05 00:28:00 | 文学
大好きな福山雅治氏主演で
坂本龍馬の大河ドラマが始まった。

一昨年キャスティングが発表されてから
凄く楽しみにしていた。
実際の龍馬も180cmの長身だったという説があるので、
イメージもカッコよさも文句無しなのだが・・

原作無しのぶっつけ脚本本番らしい、それはどうだろうか心配である?
現在、我々の持っているおおかたの龍馬像は司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」
によって形成されたものであることに異論はないと思う。

司馬作品が「龍馬」ではなく「竜馬」としているのはフィクション性を
付加したことを暗喩しているのであり、司馬竜馬が実際の
坂本龍馬とはニュアンスが相違することはきちっと了解しておく必要がある。

したがって、今年の大河ドラマのように岩崎弥太郎と二軸で物語
を展開すると、司馬竜馬とは矛盾が生じてくるような気がする。
それを否定するわけではないが、主題が支離滅裂になりかねない。

大雑把にいうと、龍馬が隊長をしていた海援隊が遭遇したかの有名な
「いろは丸事件」の賠償金は、龍馬暗殺後に支払われている。
これを元に西南戦争等の軍艦レンタルや戦争特需で岩崎は財閥三菱の
基礎を作ったのであるが・・

そもそも亀山社中とは、武器商人グラバーから武器・弾薬を
仕入れる組織として薩摩が作ったものであり、薩摩の信用を利用して
長州に武器を売ったりしてるわけで・・薩長同盟自体も紳士協定ではない・・

つまり、実際は龍馬も武器商人として暗躍していたのであり、決して
司馬作品に登場する正義のために奔走した幕末のヒーロー「竜馬」と全く
同化するものではないのである。

それゆえ、司馬作品での岩崎は脇役でしかなく、山師のような岩崎と竜馬の
深い関係性はほとんど記述されていない。岩崎は到底善玉にはなり得ない人物
であり、そこを詳しく書いてしまうと龍馬の闇の部分も書かざるを得なくなる
からであったのだろうと私は推測する。

藩の役人となって海援隊の財政を管理し、放蕩三昧した岩崎はある意味では
「漁夫の利」を得て、巨大コンツェルンの礎を築くわけだが・・龍馬の死から
大政奉還までの時間があまりにも一瞬間であることに甚だ疑問が残るのである。

龍馬は齢33歳、岩崎齢52歳でこの世から姿を消すのだが・・・
例えば、長老勝海舟の長生きさに、老獪なフィクサー達の謀略を感じるのは
私だけだろうか?

とはいっても、ドラマの福山と猿之助のご落胤である香川照之との
掛け合いは素直に楽しみたいと思う。

しかし、このスタートでドラマのラストはどこへ行くのだろうか?
一本筋の通った物語を期待しているのである。

第一回では、龍馬の父が自分の役職をわざわざ説明してしまうくだりに、
え~^_^;となってしまった。果たしてノーブルな児玉清氏がその演出に納得
したのだろうか?
この場合、役者に語らせずナレーションを使うか、墓守するシーンだけで充分であろう。
公共放送故、万人に説明責任を果たさねばならないという使命感は分か
るが、それでは物語の余韻というものが消失してしまう。
年末に放送された「坂の上の雲」とどうしても比較してしまう。今のところ
密度の違いは歴然、とくに、香川照之の子規の演技は非の打ち所がなかった。

「柿食えば鐘がなるなり法隆寺」



「Jardin secret」

2010-01-01 22:42:29 | アート
頌春旬(しょうしゅんしゅん)
あけましておめでとうございます。

大晦日にタロウくんが逃走!!
本日昼過ぎに無事捕獲し、我が家にもやっと正月がやって
参りました。

昨年、「東京ドッグス」で小栗くんを追っかけて
いたので・・今朝とどいた年賀状の束を見て
びっくりしたのは・・全国的にボクだけじゃなかったのねぇ^_^;

今年は年男が巡って参りました。
結構長生きしたもんだなぁと感無量でございます。

「アラカン」までスパートかけて一気にゴボウ抜き
と生きたいものです。
 明日の箱根が楽しみな。。。。。
「恥ずかしながら今年2月で満48歳、水瓶座のB型男子」で
ございます。

皆様方、今年もよろしうご贔屓の程お願い申しあげますm(__)m

弐零壱零

2010-01-01 22:28:45 | 社会
元日の夜、隣を走っていた白い軽ワゴン車
のリアウインドに白いテープで「弐零壱零」
とでっかく貼ってありました^/^
一瞬「?」だったのですが「2010」だったんですね!
さらに、フロントには日章旗と旭日旗を×で取り付け「しめ縄」と
みかんもきっちりつけてブイブイ言わせながら・・
メタルのホイールでバリバリ青島方面へ突進していきました^_^;

最近、車にしめ縄付けませんよね・・俺らが子供の頃は常識でした。
おかげで、道路には外れたミカンがゴロゴロ転がってたもんです。
いつから皆、付けなくなったんだろう?

ボ~ツとTVを見ていたら
初代三平師匠の高座が放映されていました。
「向うからお坊さんが二人やってくるよ!」
・和尚がツー(お正月)
「向うからインド人のお坊さんが二人やってくるよ!」
・ガンジーツー(元日)

好きなんだなぁこういう駄洒落^_^;

さて、年頭に際し、わが家の家訓を再確認しました。

一、無駄な抵抗はするな。
一、急がば回れ。
一、君子危うきに近寄らず。
一、七度尋ねて人を訪ねよ。
が今まで、
そして、今年は
「一、笑う門には福来る。」を新たに加入いたしました。





タロウの前に道はあらずタロウの後に道はできる・・・

2010-01-01 00:19:11 | 動物
「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。
 次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。 三好達治」

【年頭自警】

一、年頭まず自ら意気を新たにすべし

二、年頭古き悔恨を棄つべし

三、年頭決然滞事を一掃すべし

四、年頭新たに一善事を発願すべし

五、年頭新たに一佳書を読み始むべし


人間が何事によらず新鮮であるためには、
正しい歴史伝統にしたがった深い哲理、真理
を学び、それに根差さなければ、葉や花と同じ
ことで、四季にしたがって常に魅力のあるみずみずしさを
維持してゆくことはできるものではない。     安岡正篤


しかし、坂本冬美はホントに巧いなぁ・・・
ビリー・バンバンの歌がとんでもない名曲に聴こえた・・ん~凄い。
サビメロはクリムゾンの(Moon child )ですから^_^;
「また、きみ~に~♪」=[call her Moon chi~ld♪]
だしょ(^O^)
「じょうずだねぇ~、じょうずだよぉ~」(「もう中」風に読んでネ)