襟巻きトカゲ

2011-03-21 23:10:52 | 社会
必殺仕分け人のR女史やフジテレビA女史の
あのハイカラーなんとかならんのでしょうか?
どうもボクには爬虫類とかダチョウなんかが良くやってる威嚇行為にしか見えない。
あんな風にルックスから決めないと仕事できないのだろうか・・・?
目つきだけで十分迫力ありますが・・隣のK太郎に突っ込みたくなる気持ちは分かるにしても
私的には、とても嫌いなファンションなので言ってみました。
昔の王様や女王様がああいうハイカラーでしたね。もっともあれは後ろから首がちょん切られる
のを守るためだと思いますが。

しかし、原発事故発生以来、シーベルトやベクレルなんて殆ど聞いたことない言葉が飛び交ってます・・・
グレイなんて単位は学者か原発に従事してる人くらいしか知らないんじゃないですかね。
NHKなんか単位をいろいろ言い換えて市民を煙に捲いてるようにしか思えない。
もっと簡単に、「放射線が普通の状態の何倍だから体はどうなる」と言ってほしい!!

ボク自身は(cgs単位系世代の終端なので)放射能量は「キュリー」という単位しか習ったことないです。
そう、あのラジウムを発見したキュリー夫人の名前からとった単位です。最初のノーベル賞は
ベクレルの研究の付録みたいな形に歪曲されて受賞したのですが、放射能という言葉を作ったのは彼女です。
キュリー夫人は人類ではじめて元素の崩壊を発見し、それが宇宙のエネルギーや太陽がなぜ光るかが
説明できるようになり、レントゲン写真などの新しい医療にも使われるようになった。

でも、娘婿のジュリオ=キュリーはすでにこの人工放射線の発見が膨大なエネルギーの放出につながることが
わかっていたので、1935年のノーベル賞受賞講演で、
「これは核変換であり、もしそれが物質全体に連鎖的に拡がるなら、膨大なエネルギーが放出されるだろうし、
やがてその過程を科学者たちが実現するであろうが、充分な用心が必要だ。」
と警告している。

ベクレルという単位はSI単位系で、ルクスみたいなもんだとか、ニュートンとかヘクトパスカルも
ピンと来ないが、換算数自体は桁が変わる程度なのでまだ分かるとしても、ベクレルとシーベルトの関係は理解し難い。

そこで、

1シーベルト(Sv)=1000ミリシーベルト(mSv)=100万マイクロシーベルト(μSv)らしい、

シーベルトという単位は、鉄人のブログを見るとレントゲンを扱う人たちにはポピュラーなようですが?
また、テレビやマスコミでは良く、レントゲンと原子炉から出たセシウムとの被爆を比較したりしてますが、
それは大変な間違いではないでしょうか。直感的にもそう思ってる人は多いと思います。
胸部レントゲンで「500マイクロシーベルト」くらいの放射線を受けるそうですが、あれは一瞬です。

色々調べてみたところによると、
先ず、法律で決められた「被曝(ひばく)線量の上限は一般が自然被曝以外に年間1ミリシーベルト」という
基準値がありますが、これは「1年間」に浴びる量です。

ところが、今報道されているシーベルトは「1時間」当りの量だから、
一月半(40日)くらいそこに住んでいたら、それを24×40≒1000倍した量が被爆量とするのが正しいはず。
そして、総被曝量「400ミリシーベルト」で白血病や癌になるというのです。恐ろしい。
それが、なんと昨日くらいには2号炉の作業者に対しては250ミリシーベルト(毎時)の被曝までOKと
引き上げられたのです。酷い話や。

単純に計算すると1時間当り400マイクロシーベルト受ける場所に「一ヶ月余り住む」と癌になる。
というのが正しいのではないでしょうか?この判断が良い方に間違っていることを望みますが・・
半減期が長くても短くても次々と新たな物質が出続ければそれは関係ないと思いますし、土地や川は長期間
汚染される。

それで、どれぐらいの被曝量で生物がどうなるか調べたら。

「7(7000ミリ)シーベルト」=全身被曝殆ど死ぬ。
「400ミリシーベルト」=癌・白血病になる。

当初、2号炉から放射線が漏れたときに政府が発表した数値は毎時400ミリシーベルト。
だから、400×24÷7000≒1.4、1日経たずに死亡するのであります。2~3時間浴びても
癌や白血病になるのです・・・いずれにしてもそこへ行くこと自体に生命の保障はない!
そりゃ、あの頑強なハイパーレスキューの隊長でさえ人目を憚らず泣くわけですよ。実情を知って
いるから、まさに特攻したわけです。彼らは凄いしエライ、政府は酷い。「原子力には強い」と言っている
菅さんがそれを知ってって行かせたんだったらこれは殺人行為じゃないのか?!素直な疑問です。

結論:
つまり、ニュースで使っているシーベルは「そこに1時間しかいない人」の被曝量であり、
そこに居住している人が受ける量ではないのであります。
だから、現状で住み続けると、1年以内には大人も子供も犬も猫もウサギも白血病になると
考えるのが正常な判断です。
本当に恐ろしいことであるが、それが現実であり、現時点で今回の事故が収束したとしても。
福島近辺の子供たちは今後数十年間、汚染された土壌の放射線を数ミリシーベルト被曝し続ける
ことは明確です。

もし、ボクが福島に住んでいたならば、すぐに「みっき」を連れて移住します。
明日はわが身、自分自身で危険度を判断できるようにしておくことが肝要だと思います。

千葉の義弟一家には、せめて「おいしい水」を送りました。

※本当はこんな恐ろしい事態になっていないことを望んでいるのです。
もし、ボクが間違っている箇所があったらどなた様でも良いですからご指摘コメントしてください。
藁をもすがる思いなのであります。