マージナル

2011-03-18 12:22:39 | 社会
今回の震災で再認識し、はっきり分かったことは、
我々日本人は世界の縁に棲んでいる・・というか追いやられた民族
なのである。もうこれ以上の西方を除く三方向に近い逃げ場は無いのである。

日本人の長所である勤勉さや頑張り強さ、不屈の精神力がその賜物である
ことは否めない。そして大陸から輸入されたものを換骨奪胎し、状況に応じては
狡猾に智慧を絞り先進国の仲間入りを果たした。
つまり常に明日はドタキャン状態で生きてきた綱渡りの歴史である。
そして、徳川幕府の下、なるべく外交を避けるという「鎖国」状態
で民族は大人しく、民を虐げるような大きな内乱を起こすことなく
国家を安定させてきたことも事実である。

しかし、大きな敗戦と米国発のインターネットに乗り遅れてからというものの・・
衰退の道を加速度を増して辿っている。そこにこの大災害である。
近隣の大陸諸国ともっと親密な関係を築いておくべきであった。
いや、少なくともこれからはそうすべきであるし、そうせざるを得ない状況である。
次世代以降には相当の重荷を背負わせてしまう。

今朝の情報番組で、例の澤田先生は、聞きかじりのタレントからの
「3号機はプルサーマルですよね?ということは」という質問に、
「ハイ、1号機も2号機も既にプルサーマル化してます。」
と嬉々として回答していた。正直でよろしいが、これはもう単なるKYで済ませられる話ではない。
できれば、もう一言「プルトニウム」が人類史上最悪の極めて危険な物質であることをキチンと知らしむるべきである。

今年中にこの島国に住む日本人は全て消滅してしまうかもしれないほどの危機感を持つべきである。
総理は、速攻、日本国民が中国やモンゴルにも移住させてもらえるように真摯に外交するべきである。