解 答(^_-)-☆

2006-06-18 20:41:28 | アート
 10821×11409=123456789

 でした


【解方の例】

    123456789は9で割り切れる。

    なぜならば、(1+2+3+4+5+6+7+8+9=45となり
    45は9で割り切れる)から(説明済み)。

    123456789÷9=13717421
    したがって、

    13717421を素因数分解すれば良いことになる。

    この数は8桁の数なので8桁の電卓で十分解ける。

    電卓の「メモリー」に13717421を記憶させ、

    7、11、13、17、19・・・・・・・3701、3703まで
    割り切れるかどうか試す。

    何故、3703までなのかは、
    13717421の平方根√を計算すると、
    3703.70・・・になるから。
    だから3703以下の直近で割り切れる約数を求める。
    この作業をコツコツやると、

    13717421=3067×3803 であることがわかる。

    123456789=3×3×3067×3803

    そして、これらの素因数を組み合わせると答えになる。

    10821×11409=123456789

※   3067を一発で出したい人は、以下をご参照ください

    例えば、フェルマーの小定理を使います。
    僕が学生の頃は、フォトラン(懐かすぃ)とかを使いましたが・・

    x2-y2=(x+y)(x-y)
    さて、ある数nが上のように2つの2乗数の差で表すことができた
    としよう。

    このとき、上の因数分解の公式をつかって、nをx+yとx-yに
    素因数分解することができる。
    xの初期値として、

    x=int(sqrt(n))+1
    から始める。yの初期値は、x2-nの平方根の整数部、
    すなわち、
    y=int(sqrt(x2-n))とする。
    この初期値から以下の処理を繰り返す。

    1.w=x2-n-y2を求める。
    2.w=0なら、x+y、x-yが求める素因数である。
    3.w>0なら、y=y+1とする。
    4.w<0なら、x=x+1とする。
    5.1.へ
 
    プログラムは以下のとおり。

     5 ' Fermat method
    10 input "n=";N
    20 X=isqrt(N)+1:Y=isqrt(X^2-N):print X,Y
    30 W=X^2-N-Y^2
    40 if W=0 then print X+Y,X-Y,X,Y:end
    50 if W>0 then inc Y:goto 30
    60 if W<0 then inc X:goto 30
   yに比べてxの増え方は大きいので、xが変わるごとに、
   yを計算し直すようにした方がよい。
   
   このプログラムを実行して、13717421 を代入すると、
   xの初期値は 3704。

   次の 3705 で、y=98 となり、因数 3803、3607 が見つかる。
   この方法によれば、素因数がnの平方根に近いとき、一瞬にし
   て見つけられます。

   これをp法とい言います。PINOT先生のPじゃないよ

  P.S(補足)

    フェルマーの小定理というのは、「素数 p に対して、勝手な整数 n
    の p 乗を p で割ると余りは n に戻る」というものです。

    例えば、7は素数ですが、
   2の7乗 = 128 → 7で割ると商18、余り2
   3の7乗 = 2187 → 7で割ると商312、余り3
   4の7乗 = 16384 → 7で割ると商2340、余り4
   5の7乗 = 78125 → 7で割ると商11160、余り5・・・・
   という感じで、余りは7乗されたもとの数に戻ります。
  
  式で書けば、
  np ≡ n (mod p)

  mod pというのは、pで割った余りで分類して考えるという意味です。

  例えば、
  10の7乗 = 10000000
  の場合、7で割ると商1428571、余り3ですが、
  3は7を法として10と合同ですから、やっぱり
  10の7乗 ≡ 10 (mod 7)
  が成り立ってます。「7を法にすると合同」というのは
  初めて聞くと難しそうですが、3も10も7で割れば3余る仲間同士、
  というだけのことです。それが mod 7 の意味です。

  「7で割った余りで考えるモード」では、3も10も73も「同じグループ」
  として同一視できるわけです。
  この場合の「同じ」は等号 = の「等しい」とは意味が違うので
  三本線の合同記号 ≡ を書いて「合同だ」といいます。

  10の7乗 も 10 も「7で割った余りで考えるモード」では、どっちも
  「3余るグループ」なので、これらは合同です。
                                  以 上




桃子よ

2006-06-18 00:52:21 | 文学
 
 もも子よ
 
 おまへがぐづってしかたないとき
 
 わたしはおまへに げんこつをくれる
 
 だが 桃子
 
 お父さんの命が要るときがあったら
 
 いつでもおまへにあげる
                 
                八木重吉