ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

プライミング効果を知ろう!

2020-10-04 11:58:00 | 日記





「エイジレス・ライフデザイン」の心得ノート その99 『プライミング効果』を応用した「場」創りへの挑戦!

2020-10-04 11:56:00 | 日記


さて、今日は、「プライミング効果」を活用して組織内コミュニケーションを促進させたり、組織風土をより良くしてゆくこと事が出来ないものか!を考えてみたいと思います。

そもそもプライミング効果とは何かを説明しておきましょう。
以下Webからの解説を引用します。

-Quote-

『プライミング効果とは、あらかじめある事柄を見聞きしておくことにより、別の事柄が覚えやすくなったり、思い出しやすくなることをいう。

ここで先に見聞きする事柄をプライムと呼ぶ(影響を受ける別の事柄はターゲットと呼ぶ)。たとえば、連想ゲームをする前に、あらかじめ果物の話をしておくと、赤という言葉から「りんご」や「いちご」が連想されやすくなる。また車の話をしておけば、同じ赤という言葉から「信号」や「スポーツカー」が連想されやすくなる。こうした効果が生じるのは、単語や概念が互いにネットワークを形成しているためだと考えられる。 

指導場面では、先に手本を示したり、覚えさせたい事柄について雑談してから教えることで、プライミング効果による学習効率の上昇が期待できる。』

-Unquote-

要は、人に「気づき」を呼び起こすヒントになる言葉や感覚が「プライム」と呼ばれ、「連想」とか「呼び水」と考えると分かりやすいかもしれません。

組織で、また社会生活の中で、様々な「プライミング効果」を演出してゆくことにより、働き暮らす人たちのやる気と生産性、そしてわくわく人生の気持ちを高める取り組みは、意味のあることだと思います。

例えば、メディア活用やCSR活動により、企業ブランディングを高めて、社員のエンゲージメントを高めるのも、「プライミング効果」を活用出来るかもしれません。

また、会社組織に於いて、経営ビジョンを社員に浸透させ、其々のミッションを自覚してゆくプロセスにも「プライミング効果」を意識した取り組みが可能だと思います。

そして、組織内の価値創造活動を活性化させ、イノベーションが沸き起こる「場」創りに於いても、様々な「プライミング効果」を期待した仕掛けを演出してゆくことも考えらます。

具体的には、どのような仕掛けや仕組みが考えられるでしょうか。

私は、インナーブランディング活動とコミュニケーションデザインの中にヒントがあると思っています。

例えば、組織においては社内報やコーポレートポータルサイト、デジタルサイネージや社内コミュニティマネジメントといった日常の中に「プライミング効果」を期待した仕掛けを施こすことが出来ます。

そして、組織風土の改革(トップマネジメントの意識変革が前提とはなりますが...)といった取り組みを行う場合にも、「プライミング効果」を企図して、イントラSNSサービスを活用するのも一考です。

私が関与している、新SNSサービスプロジェクトのプログラムにも、「プライミング効果・プログラム」や「アンチテーゼ・プッシュアッププログラム」を実装してゆくことも検討しています。