ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

2020/07/01

2020-07-01 08:17:00 | 日記
幸せな時間つくり!



「エイジレス・ライフデザイン」の心得ノート その52 『ソーシャル・プロデューサー』の意識を持ってみましょう!

2020-07-01 08:15:00 | 日記

組織社会に於いて、人々を繋げ、思いを語り合い、新たなな関係性を創造してゆく「ソーシャル・デザイナー」!
そして「ソーシャル・デザイナー」のコミュニティを繋げてゆく「ソーシャル・プロデューサー」

これからの時代は、組織社会で働く人々の幸福感を高揚させる「場」をプロデュースし、人間社会の中で「社会時間」や「組織時間」、そして「交流時間」や「自由時間」の基本設計をデザインし、働く人々のモチベーション力を意志力にまで押し上げてゆく「ソーシャルデザイン・リーダーシップ」を持つリーダーが求められています。

トップマネジメントは、「事業ビジョン」を語ると共に、組織を支え価値を生み出す人々たちの「心の想い」に目を向けた「人心・人本ビジョン」を語ることが大切です。

私が考える「人心・人本ビジョン」とは、「人事戦略」とは異なる概念です。

「人事戦略」とは、どちらかと言うと、働く人々を「管理・監督」して経営側の思いに合わせるように仕向けるもの!とのイメージがありますが、「人心・人本戦略」は、働く人々を管理するのではなく、自律的に価値創造意欲を高める「人間価値経営」とでもいうイメージです。

キーワードは「ハピネス」「ウェルネス」です。

幸福感を持って暮らせる社会の実現と、組織社会との関係性に於ける「組織時間」と「プライベート・自由時間」とのウェル・バランス!更には、インテグレーション(統合)そしてハーモナイゼーション(調和)が大切です。

「ライフ&ワーク・ハーモナイゼーション」は人生をシームレスにデザインする事でもあります。

長時間労働に起因した社会問題と、その改善に向けた「残業ゼロ運動」的な話題が「働き方改革」のきっかけとなり早3年!
突然のパンデミック災禍に見舞われた社会は、「働き方改革」から『スマートワーク変革』への劇的なワークスタイルの変節を余儀なくされています。

ビフォアコロナの時代、経営者にとっての関心事は、36協定の遵守乃至見直し、業務の効率化による時間外勤務の削減...といった「労働時間」問題でした。
「労働時間」とは、労働法規・法令等を遵守した「雇用契約」に基づく「仕事に拘束されている勤務時間」ともいえます。

仕事は自分だけの問題ではありません。
私たちは、お客様やチームメンバーとの関係性等を考慮しながら仕事をしています。
私は、「時間外労働」の問題を画一的に論じてしまうと、日本の創造性や社会力に悪影響を及ぼす懸念を感じてたのですが、コロナがすべてのネガティブフィルターを取り払ったように感じます。

私は、「仕事」と「雇用契約に基づく労働」を同じレベルで論じるべきではない!と思っています。

強制的、又は強制されなくても社会的スティグマにより、「やらされ感」や「やるしかない」状況での「労働」は、苦役となり「ストレス」が積もり重なるとメンタルに支障をきたす事になります。

一方、楽しんで、自主的に「好き」な事に没頭する「仕事」は、メンタルに陥るリスクは低いものです。(とはいえ、やり過ぎは禁物ですが....)

要は、サービス提供等の固定勤務型定形仕事であれ、裁量労働制で働く知識創造型仕事であれ、自分自身で「仕事のデザイン」をしてゆく事が大切です。

雇用側は、被雇用者がこうした自立的な仕事のデザインが可能となるシステム、言い換えれば「場」のデザインと制度の提供責任があります。

「仕事のデザイン」とは視点をより広げて見れば「人生のデザイン」とも言えます。
私は何時も「ライフ&ワークハーモナイゼーション」と言っていますが、世の中では「ワークライフバランス」と呼ばれています。
「仕事」と「生活」の優先度合いが示されているからだと思います。

でも、本当に大切な事は「仕事と生活のバランスを取る意識」ではなく、生活と仕事のシームレス化「ライフ&ワーク・ハーモナイゼーション」をウェル・バランスさせてゆく意識、つまり「人生デザイン」を如何に考えるか!ではないかと思います。

私は「Happy LivingWork Style」を提唱して活動していますが、ビフォアコロナ時代には「何ですかそれ?」的な反応が多く、意味浸透に時間を要する事多々でした。
でも、コロナが社会意識を激変させたことにより、私のHappy Life Design Lab の活動が多くの方々に受け入れられるようになつていたことは嬉しい限りです。

「働く」事は「生きる」事、人生時間の中でわくわくした時間・空間で価値創造なな勤しめる「ワークスタイル」の在り方や、トータル・ウェル・ビーングの本質を考慮した組織社会、人間社会の「場」つくりへの取組をしてゆきたいものです。

「働き方改革」で問われている事は、働く人々の幸福「場」つくりであり、その実現に向けて活動してゆくのが「ソーシャル・デザイナー」であり「ソーシャル・プロデューサー」の役目です。