広島のファンガス研究所の田頭さんから、「真菌」(カビ)の世界について話を伺いました。
総務FMプロにとっても役立つ情報です!
ファンガス研究所は、『病的微生物の分野において、調査し危害発生防止のための排除・抑制の措置を行うための研究を日々行い、研究結果に基づいた高性能洗浄剤の開発・製造と、それらを用いた施工方法の確立・提供まで、トータルソリューションビジネスを行っています。』(webサイトより)
簡単に言えば「カビの発生抑制と除去」のスペシャリストです。
総務FM部門の大切な仕事の一つに『清掃』があります。
「掃除」とは違います。
『清掃』と「掃除」はどう違うの?
と思われる方もいますよね。
『清掃』とは、洗剤や薬剤を使い、目に見えないところや隅々まできれいにすることです。
一方、「掃除」とは、目に見えるゴミや埃を取り除ききれいにすること。
「清める」レベルと「取り除く」レベルの差です。
「清掃」のプロフェッショナルたるファンガス研究所の知見を学ぶことで、目に見えないオフィス内環境の衛生レベルを維持することができます。
オフィス内にカビ!
にわかには信じがたいかもしれませんが「真菌」(カビ)は、空中に浮遊しており、着床すると繁殖を繰り返し、「カビ」の胞子がはびこることとなります。
「真菌」は太古の昔、隕石によって宇宙から運ばれてきたとの説があります。
以来、どの生物よりも長い期間地球上に生息しており土中は「真菌」の栖です。
「真菌」とは、日頃馴染みのあるのは椎茸などのキノコも真菌類。多くの種類があり、所謂、毒キノコと呼ばれるものは、悪さをする物質が作用するらしく、真菌そのものの毒性は知れているとのことです。
ところで皆さんは、「真菌」「細菌」「ウイルス」の違いをご存知ですか。
関心のある方は添付を参照ください。
https://www.med.kindai.ac.jp/transfusion/ketsuekigakuwomanabou-252.pdf
私たちは、「真菌」と、共生していますが、身体に悪影響を及ぼす可能性がある状態は改善、排除してゆく事が必要です。
ワークプレス/オフィス内で、カビ対策を考慮した『清掃』プログラムの実践導入は、快適で健康に『暮らし働く「場」』を整えてゆく『健康ウェルネス』マネジメントには不可欠です。
「真菌」の知識を持つことの意味は、私たち一人ひとりが、「健康生活」をデザインしてゆく上で大切な知恵の一つとも言えます。