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ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

【休日コラム】 「カオスパイロット」 - デンマークのクリエイティブスタイル- 涼しい朝です。

2019-09-14 12:12:49 | コラム


今朝は、デンマーク第二の都市オーフスにある「カオスパイロット」というビジネス&デザインスクールをご紹介します。

日本人は、デンマークと聞くと何を思い浮かべるでしょうか?

古くはバイキング!

酪農

高福祉国家

アンデルセン

LEGO

ロイヤルコペンハーゲン

チボリ公園

.....etc

と色々ですが、幸せ大国デンマークの実情はあまり知られていません。

なぜ「幸せ大国」と呼ばれるのか!
その秘密の一つは、教育システムにあります。

デンマークには「カオスパイロット」と呼ばれるビジネススクールがあります。

以下Webからの引用です。

-Quote-
カオスパイロットとは?:
カオスパイロット(KAOSPILOT)は、1996年にデンマーク第2の都市オーフスに開学し、ビジネススクールとデザインスクールの要素を併せ持つインターナショナル・スクールであり、その名称は、カオス(混沌)的な社会的諸状況においてもナビゲートできるパイロットのような人材を養成するということに由パイロットの卒業生の多くは、社会や企業、NGOにおいて変革を起こす起業家、チェンジメーカーとして活躍
しているという。

その特徴は、

◆自分の価値観を語るのにメタファーを使う

自分の価値観を語るときに、メタファー(たとえ話)を使うことで、 自分ごとから少し離れて話やすくります。

自分の価値観を自分のキャリアの枠組みで話してしまうと、価値を限定してしまうので、自分の経験から得た感情的な部分で価値観を語ります。

◆Six Thinking Hat
考えの側面を6つに分けることにより、物事のあらゆる面を考えていこうとするものです。

考えの側面は
「思考のコントロール」、
「情報」、
「感情」、
「アイデア」、
「良い点」、
「悪い点」

の6つの"思考タイプ"に分かれています。

このツールを使うことで、その場にいる権力のある立場の人、などの意見もフラットに思考することができます。

◆エナジャイザー
長時間ブレストをしていると、メンバーの思考が冴えなくなってくることがあります。そんなとき、「エナジャイザーをしよう」と誰かが言い始め、全員が外に出てリフレッシュをします。それをメンバー全員で共通言語として持っていることで、全体のモチベーションを良い状態に保つことができます。

◆mindness
人の話を頭を空っぽにして聞くことです。あらゆる価値観の人の意見を、mindnessの状態で聞きそれをうまく1つのものにまとめあげてナビゲートしていくことを学びます。

◆U理論の体感
U理論を使った自分の成功パターンを体感するためのエクササイズがあります。
自分が観察したり得たことを一度手放すことで、質問の本質をつかむトレーニングです。

-Unquote-

私自身、「デザイン思考」や「クリエイティブ思考」を学ぶには、素晴らしいメソッドの一つです。

参考URL:
http://diamond.jp/category/s-danmark

http://www.kaospilot.dk/

シニアライフシフター世代の健康法 「習慣化」「ルーティーン」「継続」といった当たり前暮らし!

2019-09-11 14:50:00 | コラム

私自身、齢64歳ともなるとあちこちにガタがくるものてす。
加齢は誰にも平等にカウントされるもの。

誰もが生きている限り、今は若くても いつかは50歳を、そして60歳を迎える時が来ます。

私も、「64歳にもなってよくやるよね〜」と半ば呆れ顔で同情されたり、「お元気ですね!」と年功配慮されたり...、
素直に「そのパワーどこから湧いてくるのですか!」と不思議がられる事があります。

確かに、私の年代で、まだ現役時代とあまり変わらず朝は6時に活動を開始して、茅ヶ崎ローカルから都心へ毎日90-100分の小旅行(会社に出社する通勤ではありません!)
を週5日で続けている暮らしは驚かれます。

でも、私自身はこのペースが心地よく、健康の秘訣と勝手に思っています。

今朝は、私流の「健康法」についてお話ししてみたいと思います。

『若さ』とは何でしよう。
体力、気力、回復力、持久力....様々な人間の力の中で、「若さ」の特権は「体力」や「回復力」などかもしれませんね。

確かに歳を重ねてゆくと体力的な衰えは否定できないところですが、意識の持ち方と、ちょっとした工夫と努力次第で、実年齢よりも若々しく健康的に活動ができたりするものです。

私の場合、意識している事があります。
少々抽象的ではありますが、

・行動や活動の習慣化と継続

・ワクワク時間のルーティーンつくり

・夢と非現実世界でのセカンドライフを楽しむ妄想時間を、日常の隙間時間に意識

・喜びや感謝そして美の感性アンテナの感度を高める心置き

・そして、こうした意識を持ち続ける意志と少しの努力

といったことを意識して、毎日を過ごしていると、自ずと『Happy LivingWork Style 』を楽しむことができるようになるものです。

人は誰しもがジェットコースター人生を経験し、時に人生事故を引き起こしたり、見舞われたりします。

私も同様です。 私自身、なかなかスリリングな人生ストーリーを辿っていますが、まだ先には、これからの未来人生時間が待ち受けています。

過去は自分人生の歴史。刻んできた歴史を忘れる事なく、先の未来を見て、元気に明るくワクワクする心を忘れずに暮らすスタイル

『愛あるHappy LivingWork Style 』こそが、私にとっての健康法です^_^

『ノーサイドゲーム』からみる人間の『エゴ』と『欲』、そして社会メッセージ!

2019-09-10 08:04:54 | コラム


毎週日曜日の東芝日曜劇場を楽しみに観ています。
夏のクールは、池井戸潤氏原作の「ノーサイドゲーム」! ラグビーワールドカップに合わせ(⁉︎)実業団ラグビーチームの物語です。

大泉洋が総務部長兼GMの役!
トキワ自動車 本社経営戦略室の「優秀」なエリートであった君嶋隼人が「信念」を組織にぶつけて、組織の思惑から「左遷」されるところから物語が始まります。

本社経営戦略室から「工場の総務部長」とラグビー部監督に「左遷」されるという設定!
世間一般的な感覚なのでしょうね。

本社経営戦略室は出世街道!
現場総務部長は「左遷」....の意識。

日本社会の「大企業ヒエラルキー組織」特有の「井の中 権力闘争劇」を池井戸氏は「サラリーマン人間模様のエゴと欲」の視点から描きだすのを得意とされています。

半沢直樹然りです。

大組織でエリートとされる職務は「経営企画・戦略部」「秘書室」「人事部」「広報部」..「営業部門」「マーケティング部門」「開発部門」や「新規事業企画部門」...

また、管理部門の中でも「経理・財務部」は会計士や税理士の専門分野と見られますし、「知的財産・法務部」は、弁護士や弁理士の法律家の専門分野と見られるので、そこで働く人たちの、組織内ステータスは一目置かれる「専門家」の立場にあります。

一方、「総務部」や「庶務部門」、「営繕・施設管理部門」「情報システム部門」といった組織のインフラを支える部門は、「コストセンター」と見做される事が多く、「価値創造」の貢献には寄与していないかと如く認識されていたりします。

それでもまだ、情報システム部門は、IT専門分野のエンジニアとしてのリスペクトもありますし、Chief Information Officer(CIO)などのC職が設けられる戦略経営部門の一つでもあります。

しかし、「総務部門」はどの組織にも属さない、その他の「総」てを「務」める萬屋部門として、誰でもできる定型仕事や受身仕事ををする部門と認識されており、大手組織の中で「総務部長」は、役員登用の候補になりにくいポジションだったりします。

「ノーサイドゲーム」の設定にある、本社経営戦略のエリートが(「左遷」されて)工場の総務部長になり、いっときの「腐り」を乗り越えて、覚悟を持って現場の空気に馴染んでくると、ラグビー部活動の『意味』と『意義』を理解し、非金銭的「価値創造」してゆくようになります。

本当の意味での地域との交流や社会活動と社会貢献。
本来の意義でのCSR(企業の社会的責任)を「組織の血液」として循環させ始める「優秀」さは、社会人スポーツが果たす意味と、ファンやサポーターの心のワクワク価値、つまり「幸福価値」を創造してゆく『コーポレートブランディング』には繋がってゆきます。

「ノーサイドゲーム」では、トキワ自動車のラグビー部年間予算は14億円!とされています。この14億円を「無駄なコスト」とする、社長の座を狙う出世命の「常務」!

ヒエラルキー社会では、ある意味当たり前の構図かもしれませんが、自分自身の「欲」をエゴイスティックに振りかざす前に、「社会善」を意識し、金銭価値では評価し得ない「社会愛」が持つ社会価値と、そこから生まれる「社会信用」のブランド価値が、どれほどの企業価値を高めてゆけるのかを、「アントレプレナー経営者」は知っています。

然し乍ら、この物語では「サラリーマン社長」を虎視眈々と狙う「欲」とエゴに染まっている常務は、目に見える金銭的手柄に執着する姿が描かれています。

何事もコスト!コスト!コスト!企業の存在意義は金儲けにあり!
ではありません。

金銭資本主義の社会で「金儲け」に繋がる戦略や実践に長けている人が「評価」され、組織内で『権謀術数』を巡らして出世街道を走ってゆく「偉い人たち」がつくり出す組織には「人間愛」の欠如!を感じる事があります。


企業等組織のミッションは「幸福社会創造」にあるはず。

企業スポーツに人生をかけているアスリートたちは、コーポレート・ブランド価値を高め、社会に勇気と希望を与えられる人財です。

「ノーサイドゲーム」制作スタッフの想いや社会メッセージを感じながら、9/15の最終回を楽しみにしています^_^

Happy & Joyful Workstyle への挑戦

2019-09-08 08:45:28 | コラム


今朝はとても気持ちの良い良い快晴の朝です。
台風15号の接近で、午後から雨予報。
夜半からは暴風雨とのことです。

『降れば土砂降り』Rain Cats and Dogs!
先週は、横浜で! 四日市で! ....
今週も心配な関東の天気です。

さて、今朝は、私自身が今取組んでいるライフスタイル「Happy Living & Working」について考えてみたいと思います。

要は、ワクワク感を感じながら、楽しく暮らし働機暮らす生活スタイル「喜働」「幸福働」!�
私たちが日々「ワクワク」しながら暮らせる事が出来れば、生活にも仕事にもハリのある充実した人生がおくれるチャンスがあるはずです。
そして、一人ひとりが充実した暮らしが出来れば、組織社会での活躍の「場」も自ずと出来てくると思います。

�働く人たちにとって「ワクワク感を感じられる面白い仕事」あるいは「働き甲斐」や「働く喜び」を感じながら楽しく働く事ができれば、これも一つの「幸福」....かもしれません。

「幸福」の感じ方は、人それぞれであり多様ですが、こと「仕事」に関して幸せ感を持つこと自体が無理!と思われているところに、私たち仕事人としての思い込みや「常識の非常織」がある様に感じます。

そもそも「仕事」とは楽しむものではなく、厳格で厳しいものであり、時として辛く苦しい経験を乗り越えてゆく「試練」と思われている「社会常識」があります。

戦後の復興を成し遂げ、高度経済成長時代を生きてきた日本人「魂」のDNAが、モーレツ仕事人を「優秀」と見做す社会風土に一石を投じた「事件」を機に「働き方改革」が進められています。

とても歓迎できる動きですが、残念ながら組織社会側は、どうすればいいのか!との思いがあるのも現実です。

今こそ、あらためて「働く意味」を再考してみる事が必要ではないでしょうか。

「働く」という事は、本来、社員一人ひとりが"遣り甲斐"を感じ、"楽しい気持ち"、"喜び"や"満足感"がなければ、仕事は「苦役」となってしまいます。

苦役からは創造的な発想はでてきませんし不幸です。

社員にとって、「働く事」が苦役ではなくワクワク感を感じ、楽しく喜びを感じられる「
Happy & Joyful Workstyle」がデザインできれば、働くひと一人ひとりの潜在能力たる「個力」が高まり、組織のイノベーション力が劇的に向上してゆく事が期待できます。

私が考える「Happy & Joyful Workstyle」では、次の二つのキーポイントがあります。

まず第一に、社員一人ひとりの潜在力を顕現化させる「場」のパワーを再認識する事です。
社員が自発的に、且つ喜んで働ける「場」、働く喜びが自分自身の感動を呼び起こす「場」、その感動が幸福感をもたらす「場」の力が社員の潜在を引き出します。

二つ目のポイントは、同じ組織で働く全ての人達が、相互信頼と尊敬の念を忘れず「同志」意識を感じられる「風土」を創りだす事です。�
私達は、人生の多くの時間を「仕事」や「働く事」に費やし生活しています。
生活場として過ごす仕事場においても、社員一人ひとりが喜びや幸福感を感じられ、豊かな時間・空間を楽しめる「場」を創りだす事が、組織の価値創造活動を支えてゆきます。

物理「場」としてのオフィス空間に加え、社員の想いを汲んだ人間「場」としてのオフィスを「Happy Office」と名付けたいと思います。
「Happy Office」は社員の働く意識を変え、個性を引きだし、常識にとらわれない発想を生みだすHappy workingのパワーを持っています。
人事総務FM部門は、「人創り」と組織内伝道者としての「チェンジ・エージェント創り」を念頭に置いて「Happy Office」を構築し、質の高い組織を、そして創造的な企業風土を創り出す使命を担っています。

HLD Lab のミッションは『Happy & Joyful Workstyle 』を社会に浸透させてゆく活動を応援してゆきます。

幸福社会価値創造 ソーシャル・プロデューサーの機能!

2019-09-06 17:31:55 | コラム

仕事では、総花的で拡散されたコンセプトは「金銭価値の収得(マネタイズ)」が難しく、「選択と集中」の重要性は、どの経営指南書でも謳われています。

事業者視点では、『選択と集中』により「顧客創造」し、売上・利益を上げてゆく事は当たり前の事です。

一方、サービスを受ける側、つまり顧客視点で見た場合、サービスやモノが必要なとき、あるいは欲しい時に、対象物(事)を個別選択してゆき、良質で適正な価額のサービスを提供してくれる先から「買う」(事業者視点での「顧客創造」)ことになります。

何を当たり前の事を!

の話なのですが、「買うもの」「買うべきことやサービス」がよく分からない場合、
例えば、「働き方改革」を推進するにあたり、何を「買う」(すればよい)のか?
健康経営を実践するのに何をすれば良いのか?

そして、究極の「価値創造」と私が思う「幸福創造」(幸福と幸福感..色々と議論はありますが..)を実現するには、何を「買えば(すれば)良いのか」!

つまり、買い手側の「理想」や「ビジョン」はあるものの、具体的に何をすれば良いかの「意識」が漠然としている「事」をイメージ化したり、どうすれば「人間個」や「組織社会」が「ウエル・ビーング」を感じ、その価値を享受できるか?

といった場合は、買い手にとって「意味や意義」のある「統合的価値」を、様々な価値要素を「複合編集」して提供する事が必要があります。
『コンサルティング&インプリメンテイションサービス』とも言えます。

別な言い方をすれば、「総花の価値化」!

「選択と集中」で事業収益を最大化する企業活動は大切です。

一方、「社会の幸福価値創造」をプロデュースしてゆく『ソーシャル,プロデューサー』は『社会幸福』を極大化してゆくことがミッション(と私は考えており)であり、その実現には、「総花的」価値創造活動も大切です。

HLD Lab の活動は『知のシステマティック・キュレーション』と新価値創造に向けた総編集ミッションを担う、謂わば『ナレッジ・トレーディングハウス(知の商社)』を目指しています。