及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

参議院議員選挙が終わりました②

2019-07-23 12:00:04 | 日記


今日(7/23)の新聞に参議院選挙のいろいろな数字が載っているので、参考に

しています。

まず、投票率は昨日も書きましたが、全国平均で48.80%でしたが、東京は

激戦だったのでそれでも51.77%ありました。国分寺はいつも高めですが、

今回も文京区58.96%、国立市56.64%、武蔵野市56.60%についで56.50

%で都内4位でした。だいたい盛り上がらないところは低いんですけど、まぁ

どうなんですかね。選挙は義務か権利かと言えば権利でしょうけれどこれほど

投票率が低くなることを想定していないので50%をきっていることはそれなり

に深刻にとらえるべきではないでしょうか。住民投票などでも投票率が50%を

超えないと開票しないこともあります。議員は国民の代表ですけど、今のまま

では国民の半分以下の代表ということになります。市議選も投票率は50%きっ

ていたので、私自身も複雑な心境です。

自民党は定数が3増えたのにもかかわらず123から113議席に10も減っている

のに自公で過半数維持だが改憲に必要な2/3に届かないことだけに焦点があて

られている感じがしますね。



水野もとこさんは東京では186667票(3.25%)でしたが、国民民主党の票は

272990(4.74%)でした。国民民主の票をまとめきれず申し訳なかったです。

国民民主党は前評判がすごく悪かったので、比例区で3481053票(7.0%)も

とれてよく踏ん張ったと思います。なくなるのではないかとも言われてました

が、無責任なことは言わないでいただきたい。民主党=民進党の時もよくその

ことは言われましたが、ただの揶揄(やゆ=からかい)だとわかっていても、

言われた方は嫌な気分になりますよね。いじめと同じです。



参議院議員選挙は非拘束名簿式比例代表選挙です。各政党が順位を決めない

候補者名簿をつくり、個人名の多い候補者から順番に当選します。その人数は

政党が獲得した全体票でのドント式です。なので、今回れいわ新選組の山本

太郎さんは992267票を獲得しましたが、特定枠で上位2名の方がいて当選は

2名なので落選です。少ない票で当選した人は15178票の個人名票で当選して

ます。制度とは言え当事者にしてみれば悩ましいですよね。

また、参議院では「1票の格差」も相変わらず問題になっています。以前は

5倍でしたが最高裁が違憲判決を出し、やっと定数是正が行われました。それでも

宮城県の格差は3倍です。これも難しい問題です。参議院選挙を都道府県単位で

やっている以上仕方のないことなので、合区して格差を3倍にまでしましたが、

まだ問題があることは確かでしょう。

いずれにしてもいろいろと今後の課題は多いですね。


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