12月25日(金)第5次男女共同参画基本計画が閣議決定されました。
同日立憲民主党のジェンダー平等推進本部でヒヤリングがありzoom参加しました。
内容については2020年までに指導的地位につく女性の割合を30%にするという
目標が達成できなかったことと第4次に書かれていた「選択的夫婦別氏」の文言が
なくなり後退したという意見が多いようです。
夫婦別姓については法務省の法制審議会が1996年に選択的に夫婦別氏を認める
民法改正案を法務大臣に答申したもののいまだ実現にいたっていません。
最高裁でも2015年に夫婦同姓を定めた民法規定を合憲と判断していますが、再度
の憲法判断が近々示される見込みとなっています。
2018年の内閣府の世論調査では選択的夫婦別姓を導入して良いと考える人は42.5
%で過去最高で必要ないの29.3%を上回っていますが、自民党では強烈な反対グル
―プがいてなかなか実現しません。
今回は一部導入賛成議員の動きが見られましたが、最終的に反対派に巻き返された
と報道されています。
私は30年くらい前に今はもうありませんが民社党という政党で女性政策を担当してい
ました。夫婦別姓はその時からの課題なので30年間ほぼ進展していないというか
むしろここにきて後退したことは本当に驚くばかりです。
指導的地位につく女性は30年前は本当に少なくて女性首長もゼロでした。
その点は少しづづでも改善されていますが、夫婦別姓は全く駄目ですね。
何が何でも反対なので難しそうですね。今回自民党で一定議論があったことは一歩
前進と言う人もいますが、なかなか壁は厚そうですね(-_-;)
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