及川妙子の元気日記

年4回の市議会だよりを中心にお送りします。
また、政策課題や考えることなどについては随時掲載させていただきます。

「住民力~超高齢社会を生き抜く地域の力」の講演を視聴しました✌(11/13)

2022-11-14 14:20:06 | 日記

 

11月13日(日)10/25にユーチューブで視聴できなかった令和四年度国分寺市民フォーラム主催の講演会がアーカイブ配信されたと聞いたので視聴しました。

テーマは

「住民力~超高齢社会を生き抜く地域の力」

講師は宮城孝法政大学現代福祉学部地域コミュニティ学科教授でした。

独居老人、孤独死は他人ごとではない。

要介護認定率は全国平均18%、65才~74才は4.3%、75才以上は31.8%。

松江市の淞北台地区の事例を紹介していただきました。

高齢化率は40%だが、要介護認定率は全国平均より少なく17%。

人口は1,000人くらい。

高齢者の閉じこもり予防策をいろいろとやってきた。

自分が好きなことを気のあった人と続ける。

なぜ淞北台地区の高齢者は元気なのか❔

元気な高齢者が主役、活動のメニューが豊富=19、女性だけでなく男性が参加する場がある、集まりやすい拠点をに有効に活用、住民ができることを明確にする。

住民力を高めるためのポイント

1、地域の現状を知り、未来を予測する。

2、課題を共有し住民にできることを捜す。

3、住民力を高めるリーターシップ。

4、チームの結束力とお互いの協力関係をつくる。

5、行政や関係機関を最大限に活用する。

6、理解者、協力者の参加を広げるしかけ。

7、新たな課題に粘り強く挑戦し続ける力。

とのことでした。

なかなかハードルが高いようですが、成功事例があると参考になりますよね。

アーカイブ配信は来年の1/10まで視聴できますので興味のある方はご覧ください。

 

 

 

 


「香港における漢族のオリジンを訪ねて」の講座に出席しました✌(11/12)

2022-11-14 13:44:27 | 日記

11月12日(土)第40回市民大学講座「現代社会を考える2022~グローバル社会の中の国分寺」

今回のテーマは

「100万ドルの夜景と点心とB面の香港~漢族のオリジンを訪ねて~」

講師は東京経済大学全学共通教育センター准教授の田中景さんでした。

香港人は、本地人、客家人、水上居民に分かれ、それぞれ他の所から移住してきた。

明が清に滅ぼされるが、台湾を中心に明の再興を図る鄭成功の勢力をそぐため1662年遷界令が出され人々は内陸に移住させられ一時沿岸部は無人化した。

1684年清政府は客家人に移住と開墾を促し、香港新界地にも流入した。

本地人と客家人はそれぞれ別のルートで香港に来た。本地人が先。

もともとは同じ氏族だが社会的、文化的に分類されている。

それぞれが漢族としての正統性を主張している。

それとはまた別に水上居民が移住してきた。

それぞれ伝来の料理があり香港料理となっている。

綺麗なスライドをいろいろ見せていただきました。

中国は歴史が長いので遡るとけっこう大変ですよね(-_-;)

先住民と開拓民の話はこの間のアメリカの不寛容論でもありましたね。

またまたいろいろと勉強になり、ありがとうございました。