6月9日(水)党首討論がありました。
2年ぶりだそうです。
なぜ2年も開かれなかったのでしょうか?
調べてみたら、党首討論は2000年に正式に導入され、二大政党を意識した想定でし
たが、最近は野党が乱立していて時間も短く(=全体で45分)なかなか議論が深まら
ない感じです(-_-;)
確か最初は週1回とか言ってたようですが、国会開会中で首相が本会議や委員会に
出た週はやらないことになったようで、そうすると結果としてほとんど開かれない
ことになります。
だから2年ぶりなのですね。
☆
党首討論と言えば思い出すのは、2012年11月14日の当時の野田首相と安倍自民党
総裁の党首討論です。
定数削減などの条件付きで必ずやるなら16日に衆議院を解散してもいい。と言って
実際に解散しちゃいました(-_-;)
安倍さんは二回くらい念押しして聞いてました。
党内では半信半疑で反対論が強かったのにもかかわらず、ほとんど売り言葉に買い
言葉で決まってしまった感じです。
11月16日に解散して、選挙は12月4日公示、16日投開票でした。
当時民主党は前回選挙で大勝して308議席ありましたが、57議席となり大惨敗。
自民党は118議席が294議席になり大勝利。
ここから安倍長期政権が始まることになります。
政治の世界ではよく「常在戦場」と言います。どんな時も常に戦場にいるときのよ
うに緊張感をもち真剣に事に当たれ、という意味ですが、選挙はそれ相応の準備も
必要です。
皆が準備も整えていないのに解散を約束してしまった野田首相はどういうつもりだ
ったのか今でもよくわかりません(-_-;)