8月30日(日)超党派の地方議員で構成されている「手話推進議員連盟」の
zoomでの勉強会に参加しました。
「コロナ禍での障がい者の情報保障」=「ウィズコロナ時代のコミュニケーション
バリアフリー」についてがテーマでした。
NPO法人インフォメーションギャップバスター理事長の伊藤芳弘さんの講演と
当事者の方や手話通訳の方のお話と質疑応答がありました。
超党派なので顔見知りの議員も多くて懐かしかったです。ビデオ画面をオンに
すると顔がみられます。
コロナに関する情報については、各都道府県知事の会見の際の手話通訳が問題
になりました。当初4月9日の段階では38%の都道府県しか手話通訳をつけていま
せんでしたが、この団体が声明を出すなどの働きかけをした結果5月25日には
すべての都道府県で手話通訳をつけることができました。
手話通訳と文字の両方が必要とのことです。
現在のウィズコロナでは物理的距離や特にマスクが大きなコミュニケーションバリア
になります。そこで透明マスクやフェイスシールド、筆談、音声認識ツールが必要に
なってきますがまだまだ普及はしていない状況です。
電話リレーサービスも全国で10か所くらいに設置されていますが、課題も多いそう
です。
手話言語条例の制定でも当事者の声をよく聞いてほしいとのことでした。