今日(7/23)の新聞に参議院選挙のいろいろな数字が載っているので、参考に
しています。
まず、投票率は昨日も書きましたが、全国平均で48.80%でしたが、東京は
激戦だったのでそれでも51.77%ありました。国分寺はいつも高めですが、
今回も文京区58.96%、国立市56.64%、武蔵野市56.60%についで56.50
%で都内4位でした。だいたい盛り上がらないところは低いんですけど、まぁ
どうなんですかね。選挙は義務か権利かと言えば権利でしょうけれどこれほど
投票率が低くなることを想定していないので50%をきっていることはそれなり
に深刻にとらえるべきではないでしょうか。住民投票などでも投票率が50%を
超えないと開票しないこともあります。議員は国民の代表ですけど、今のまま
では国民の半分以下の代表ということになります。市議選も投票率は50%きっ
ていたので、私自身も複雑な心境です。
自民党は定数が3増えたのにもかかわらず123から113議席に10も減っている
のに自公で過半数維持だが改憲に必要な2/3に届かないことだけに焦点があて
られている感じがしますね。
水野もとこさんは東京では186667票(3.25%)でしたが、国民民主党の票は
272990(4.74%)でした。国民民主の票をまとめきれず申し訳なかったです。
国民民主党は前評判がすごく悪かったので、比例区で3481053票(7.0%)も
とれてよく踏ん張ったと思います。なくなるのではないかとも言われてました
が、無責任なことは言わないでいただきたい。民主党=民進党の時もよくその
ことは言われましたが、ただの揶揄(やゆ=からかい)だとわかっていても、
言われた方は嫌な気分になりますよね。いじめと同じです。
参議院議員選挙は非拘束名簿式比例代表選挙です。各政党が順位を決めない
候補者名簿をつくり、個人名の多い候補者から順番に当選します。その人数は
政党が獲得した全体票でのドント式です。なので、今回れいわ新選組の山本
太郎さんは992267票を獲得しましたが、特定枠で上位2名の方がいて当選は
2名なので落選です。少ない票で当選した人は15178票の個人名票で当選して
ます。制度とは言え当事者にしてみれば悩ましいですよね。
また、参議院では「1票の格差」も相変わらず問題になっています。以前は
5倍でしたが最高裁が違憲判決を出し、やっと定数是正が行われました。それでも
宮城県の格差は3倍です。これも難しい問題です。参議院選挙を都道府県単位で
やっている以上仕方のないことなので、合区して格差を3倍にまでしましたが、
まだ問題があることは確かでしょう。
いずれにしてもいろいろと今後の課題は多いですね。