おすすめの物語本の紹介です。
「ミムス~宮廷道化師~」 リリ・タール 作 木本栄 訳
長年の宿敵であるふたつの王国、モンフィールとヴィンランド。
モンフィールのフロリーン王子は敵国の王にだまされ、捕虜となる。 王子だけでなく、王と有能な家臣達はすでに地下牢につながれる身であった…。

フロリーン王子は敵国のテオド王の道化師となることでひとまずは生き延びるのだが、その屈辱たるや想像を絶するものであった。
宮廷道化師、王の所有物で人としては認められない存在でありながら、皆を楽しませ芸に磨きをかけることを怠ってはいけない。
なんて理不尽な悲しい職業なんでしょう。
この本を読んではじめて宮廷道化師というものを知りました。
しかし、この物語、かわいそうなだけではありません。 あらゆる困難に立ち向かい成長していくフロりーン王子がいいのです。
王子の師匠となり寝食を共にするベテラン宮廷道化師ミムスの圧倒的な存在感も見ものです。
独特の物語世界に引き込まれ、特に後半はスリリングな展開で目が離せません。
本文547ページという分厚いハードカバー本。 中学生ぐらいから読める物語ですが、大人が読んでも面白い!
おすすめの1冊です。
「ミムス~宮廷道化師~」 リリ・タール 作 木本栄 訳
長年の宿敵であるふたつの王国、モンフィールとヴィンランド。
モンフィールのフロリーン王子は敵国の王にだまされ、捕虜となる。 王子だけでなく、王と有能な家臣達はすでに地下牢につながれる身であった…。

フロリーン王子は敵国のテオド王の道化師となることでひとまずは生き延びるのだが、その屈辱たるや想像を絶するものであった。
宮廷道化師、王の所有物で人としては認められない存在でありながら、皆を楽しませ芸に磨きをかけることを怠ってはいけない。
なんて理不尽な悲しい職業なんでしょう。
この本を読んではじめて宮廷道化師というものを知りました。
しかし、この物語、かわいそうなだけではありません。 あらゆる困難に立ち向かい成長していくフロりーン王子がいいのです。
王子の師匠となり寝食を共にするベテラン宮廷道化師ミムスの圧倒的な存在感も見ものです。
独特の物語世界に引き込まれ、特に後半はスリリングな展開で目が離せません。
本文547ページという分厚いハードカバー本。 中学生ぐらいから読める物語ですが、大人が読んでも面白い!
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