国は新たに『まん延防止等重点措置』 という『緊急事態宣言』の
前段階の措置を設けて各都道府県に向けて対処をお願いしております。
あすから、近畿では兵庫・大阪、東北では宮城において施行される。
私の住んでいる京都では「自主規格」というのか、自粛のお願いをしている。
21時までの営業時間の繰り上げなどです。
前々回のブログでも似たようなことを書いたのですが・・・
大阪府知事の吉村氏などは「マスク外食」を強く呼びかけるなど、
この自覚を言っております。一般の方々は「夜の外食さえ自粛すれば・・・」
などとはき違えている方が多いようで、外食そのものが感染の大きな原因なので
その昼夜の別は関係ない。また人通りの多いところへの外出も同じです。
もはや国も都道府県も「万策尽きた」という感はぬぐいきれない。
なにせ国民全体の自覚は薄れ、上記のようなはき違えや「私は感染しない」
というバカな勘違いをしているからだ。また、民放のTVでは食に関する
いわゆる「グルメリポート番組」が盛んに放映され、外食意欲をかき立てている。
私が外歩きをしていると、どこで聞きつけたのか外食店に長蛇の列を成して
いる店舗もあった。「緊急事態宣言/まん延防止等重点措置」では
もはや対応しきれず、私は冗談で思うのは「外出禁止措置」で
『食糧の配給制、外出した者は逮捕、または銃殺措置』などと言っている。
これは半ば冗談では無く、もはやそこまでの「脅し」をしなければ、
ならず各個人の警戒が「雲散霧消」と化している現在では外圧でなければ
「新型コロナ収束または減退は実現不可能」という段階まできている。
現段階では国のやる気はそがれているように思え、ただただ「都道府県任せ」
という気分がまん延しているように思え、今以上の強制的措置は
「人権の侵害で憲法違反」という盾で「ワクチン待ち」という感があるように
思える。ワクチンが「国民全体、二度の接種」が実現するには恐らく
年をまたぐ事が予想され、その前に国民全体の大半が感染して抗体を持つ
のではないかという冗談も出てきそうである。「接種が年をまたぐ」ということは
「集団免疫」を獲得するのは年末になる可能性が大で、「集団免疫信奉者」も
この現実を受け止めないわけには行かないだろう。また「新型コロナ軽症説」も
重い後遺症を持つ患者さんを前に同じ事が語れるのかということも首を
傾げざるを得ない。今までこのブログで書いてきたとおり、インフルエンザとの
違いをいうとすれば、2021年1月の感染者数は直近5年間と比較すると
1/1000でその感染力差は歴然である。ただ考慮しなければいけないのは、
「インフルエンザの診療控え」である。これは「今受診すれば、コロナに
感染するのではないか」ということで自然治癒者がいる可能性がある。この場合は
これは軽症の場合のみと言うことがで前提であるが。
菅内閣はこの様な状態を踏まえても、まだ「経済活動とまん延防止の両輪」
という『良いとこ取り』の政策を進めるのだろうか?この有様でドンドンと
感染者が増えるのを「座して待つ」のでは無く、
「まん延防止等重点措置➔緊急事態宣言➔XXXXX」という緊急事態宣言より
さらに強制力を持つ措置が必要で無いかと思う。そこまでしなければならない
理由は「国全体にまん延した新型コロナ警戒に関する『意識の弛緩』」である。
この強烈な措置と同時に行わなければならないのは、当然「業務停止に関する保障」
であることは言を待たない。これは閉店同様の事業に給付金を出す必要は無く
まん延前の事業収益や純利益に比例して給付するべきであり、
「給金の『まき散らし』」は必要ないし、税金の無駄遣いである。
その上、個人にたいしての保障も「毎月の給付金」が必要である。
これまで好き勝手に書いてきましたが、このブログを「外出先」や
「さて、ブログ見たからちょっと外まで・・・」ということは避けていただきたい。
「外出は必要最低限」と「私だけは感染しない」という訳のわからぬ
『うぬぼれ』は勘弁いていただきたい。