狂人の頭の中

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狂人の頭の中 「大手新聞社各社のほとんどが『ウクライナ戦争』ではなく『ロシアの軍事侵攻』と書く不思議」

2022-07-17 07:55:20 | 狂人の頭の中
こりゃまた不思議な話なのですが、新聞大手各社のほとんどが、今回の「ウクライナ戦争」とは表記せず「ロシアのウクライナへの軍事侵攻/紛争」と書いている。専門家のコメントとして「戦争」と書いているものはあるが、新聞社が発信するものは「侵攻/紛争」だ。
字引によると…「戦争」・・・軍隊と軍隊とが兵器を用いて争うこと。特に、国家が他国に対し、自己の目的を達するために武力を行使する闘争状態。国際法上は、宣戦布告により発生し、当事国間に戦時国際法が適用される。いくさ。「戦争が勃発する」「隣国と戦争する」とある『デジタル大辞泉』

「紛争」・・・戦闘においては、敵は除去されるか服従させられるかあるいは縮小されるべきもので、宗教的・イデオロギー的な原則による紛争はこれに属する。ゲーム状況はゲームのルール内では、対立する者同士が協力しあうような紛争である。論争的状況とは、説得によって相手の合意を得ようとするような状況である。現実には紛争ははるかに複雑であり、紛争理論の学説も多様であるが、紛争解決のために学問の諸分野・諸流派の協力が望まれている。とある『日本大百科全集』※一部抜粋

「侵攻」・・・他国や他の領地に攻め込むこと。「内乱に乗じて敵本土に侵攻する」とある『日本国語大辞典』

この際、「侵攻」はあまりに漠然としているので省きますが、「戦争」の定義の一つに『宣戦布告』とあるが、昨今「やぁやぁ我こそは〜」という戦争は皆無てある。
「戦争」は多国を含む利害関係が発生するような大規模なもの、「紛争」は小競り合いのような印象。今回のロシアとウクライナの件に関しては明らかに多国間の利害関係が複雑に入り混じっており、「侵攻」「武力衝突」というには広範で両国の被害は甚大なものになっている。
報道各社(NHKを含む)は「戦争」という言葉に関して、強い警戒と日本が体験した第二次世界大戦/日中・太平洋戦争のトラウマの呪縛から抜け出せないのか?他方、外国メディアは「ウクライナ戦争」と使っているところが多いように思う(翻訳の問題もあるが)。もしくは外国の方が切迫感が強いのかもしれない。日本は物価高騰の遠因の一つが、この「ウクライナ戦争」であることも「考えたくない」のかもしれない。インタビューで聞かれれば「大変なことが起こっている」などの言葉が聞かれるが「まだまだ遠い国の話」で済ませようという雰囲気が漂っている。マスコミが「戦争」と報道すると「マスコミが不安を煽る」というレッテルを貼られることへの回避行動ということなのか?国から「使うな!」といわれているのか?

どちらにせよこれは世界的に影響を及ぼし、いつ何時「さらに大きな戦争」になる要素を孕んでいるだけに警戒心を持っておいて悪いことはないように思う。「一国平和主義という極楽とんぼ」になって、いまだに世界から嘲笑を買っていることを自覚しなければいけないことを知る機会になっているのでは?





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狂人の頭の中 「『ロシアからの攻撃で民間人の被害者増加』を訴えるゼレンスキー大統領」

2022-07-15 08:26:05 | 狂人の頭の中
ロシア軍は軍事拠点のみならず、「軍事施設があった」として、一般の住居や消防など、軍と関係ない公的施設を攻撃したと、ゼレンスキー ウクライナ大統領は常々訴えている。確かにそうであろうと考えられる。映像が映し出している場面から想像されるが、例えば鉄工所の地下施設から、ロシア軍の攻撃で出られない/ロシア軍が出そうとしない、という場面が象徴的だったように思う。赤十字の車両が内陸部まで援助が入れない/ロシア軍が入れようとしないなどなど。
最近、ロシア軍も戦争が長期にわたっているため、人的影響がでていることはロシアも否定しない。またウクライナ軍も兵器が不足して西側諸国に軍事物資のさらなる提供を要求している。
さて、私の印象で言わせていただくと、ゼレンスキー大統領の映像がマスコミに出るときは上記の二つに絞られていると思う。(マスコミ側で他の会見がカットされている可能性は大だが…)まっ、軍事物資の提供は自国の生産が追いつかないのか、技術が高くないのか、だがしかし、当初は西側諸国は「型遅れの兵器」を提供して、自国の兵器のリニューアルを図っていたのは知られているところだ。しかし、長期化が進んでさらなる提供を要求され、「最新兵器」を提供せざるを得なくなっている。(アメリカは当初から積極的に最新兵器を提供しているようだが)ヨーロッパの西側諸国もいよいよ「対岸の火事」ではなくなっていることも、その原因の一つと考えられるが…。
兵器に関してはそんなところだと思うが、「民間人への攻撃」に関してはまだ侵攻が考えられる地域の避難が進んでいない印象を受けるし、成人男性に関しては避難を禁じて残るように命令があるようだ。男性の避難禁止は軍人の数に限りがあるので「国民総動員体制」ということだろう。ウクライナ東部の国民は離れがたいことをいわば利用してウクライナ政府が「国民を盾にしている」ということはないだろうか?国際ニュースでは「民間人、子供を含め✕✕人が死亡しました。」というのをよく耳目に入ってくるところで、大統領も記者会見でよく言っている。それを受けて西側諸国民のみならず、ロシア国民の中でもデモなどの抗議行動が行われている。嫌な言い方をすれば「効果は大」ということだ。これで早く終息するならば「少し盛っても」許されるように思える。私個人の気持ちでは「山盛りで報道してほしい」と思っていますが…。






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狂人頭の中 「故 安倍元首相には当分足を向けて寝られない岸田首相」

2022-07-11 11:57:56 | 狂人の頭の中
投票前に安倍元首相が銃撃 死亡した。日本では大々的に取り上げられていたが、世界ではあまり取り上げられていないようです。
この突然の事件に自民党候補者はこぞって乗っかって、公示前には「55議席は厳しいか?」とまで言われていたが、これは物価高が顕著であること、コロナ禍の経済の低迷懸念が議席が伸びない主な原因と言われていた。結果、「63議席」の大躍進。公明、国民はジリ貧。立憲は敗退などなど、結局は「自民の一人勝ち」に終わった。不謹慎であろうが、岸田首相は「安倍様々」だろう。
今後は「安倍派」の今後も問題になってくるだろう。安倍氏が派閥の長になる前は、細田衆議院議長が就いていたが、衆議院議長就任とともに安倍氏に移った格好だが、安倍元首相死去に伴う会長不在で「次期会長」が誰が就くのか?安倍氏は岸田首相就任前後から露骨な他派閥からの引き抜きを行っており、首相は辞めたとはいえ意気軒昂だったため、なかなか表立って他派閥が注文をつけることがなかった。今後、他派閥からの「意趣返し」で引き抜き合戦があるのか?亡くなった経緯が経緯なので、すぐには起きないだろうが、これも全ては「次期会長の求心力頼み」だが、『ポスト安倍』の有力候補は見当たらない。
「安倍後」でまた一波乱あるようだ。

安倍氏死去で自民党に追い風が吹いたのだが、相変わらず「民意」というものは「近視眼的」であることを痛感した選挙だった。





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狂人の頭の中 「入院中ですが院内で『期日前投票』してきました!」と書いていたら…

2022-07-08 19:51:38 | 狂人の頭の中
今回の参院選は直接的な『政権選択選挙」でないので、いっときは「参議院無用論」まで出るくらいでした。最近は政権交代がないにせよ「現政権への審判」と位置づけられ、「首相交代」や「内閣改造」になる例が多いように思います(多分…)。まぁ、与党が負ければ、そりゃあ首相だって居心地が悪いし、党内での影響力も弱くなります。野党も衆参の各委員会などで猛烈な攻勢に出るのは必至です。
…でも、投票率は右肩下がりを続けており、もはや「衆参無用論」を暗に訴えているようであります。陸続きに国境がないことも「国民の政治関心の『弛緩』」があるようにも思いますが、しかし昨今の中国やロシアがドンドンとデカい顔して「排他的経済水域」スレスレを通ったりして、もう「緊張状態」なのですが、緩みきった国民の感覚はそう易易と「緊張」にならないもんです。


…と、昨晩書いて本文を保存していたのですが、2022/07/08 11時半頃、近鉄奈良大和西大寺駅前で街頭演説中に安倍元首相が凶弾に倒れた。当初は意識があったらしいが、搬送前後に意識がなくなり手術のかいもなく夕方に死亡が確認された。ネットニュースでも一面この事件を扱っている。

参院選のさなかではあるが、どの政党党首、代表も「民主主義に対して大きな驚異」等々のコメントをしている。
今後、「自民党葬」はもちろんのこと「国葬」との合同葬にするのか話し合いが持たれると思います。

「民主主義」という政治のやり方は、回りくどくて、時間がかかります。日本人のように意思表示をはっきり表明するのが苦手な国民は、尚更時間語かかりますが、このやり方はやってはいけないことは子供でも分かる話だと思いますが…

今は只々、南無三





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