狂人の頭の中

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『生活保護費が国民年金を上回る』-この問題は受給者の問題だろうか?

2015-12-22 00:18:01 | 狂人の頭の中
日本の「おバカ」TVでこんなのが放映されたんだと・・・



これを見て喪なさんどう思いますかね?

まぁ、開口一番「不公平!」と言われるんじゃないでしょうかね?

自営業の方が多く入っているのが「国民年金」です。

昨今は「不払い問題」も出ていますが、入る入らないはこの際自由だと思いますが、

この後、年金システム自体がどうなって行くのか次第だとは思いますが、

国が預かっているこれらのマネーをようやく「一部市場で運用していく」とのことですから、

『遅きに失した』感はありますが、やらないよりはマシです。

問題は映像で上げました「国民年金VS生活保護」という相変わらずの

『単眼的な視点』です。

なぜか?

・資金の出どころが違う

・目的が違う

・運用の有無

パッと、思いつくところでこんなところですが、

1.「資金の出どころが違う」ということですが、国民年金は元々は加入者のお金であり、

証書に「元本割れの恐れがある」とは、書いてなかったかもしれないが、

『年金制度』というのは、元来そういうもので「絶対保障」ということではない。

「個人年金」を生命保険会社が「商品」として出しているが、

それだとて、保険会社の運用が悪ければ「元本割れ」するわけで、

それを保険会社に「話が違う」とは言わないはずだ。



2.「目的が違う」ですが、国民年金は多くは自営業者の方が加入しているが、

例えば、自営を続けながら受給もでき、今は結局自営業者が大きな景気の波に翻弄されているので

「厳しい時代」で国民年金に収入に多くを頼らざるを得なかったわけだ。

かつては、「自営」と「国民年金」の二重取りしていた人も多かったわけで、

風向きが悪くなったので、畑違いの生活保護を引き合いに出して

比べるなどお門違いも甚だしい話しだ。

年金の良い所といえば、「政府の年金運用」が、良ければ額も上がるはずだ。



3.「運用の有無」は、『2.』の最後で述べたように「年金」には財源の運用があり、

生活保護の財源は、元々の目的が「生活保護」が、『最後のセーフティーネット』であり、

財源は「税金」だ。

「年金」は、いわば「前衛」といった方が良い。

例えば、「年金の損失の穴埋めに税金が使われている」と言われたら、

「年金って、おかしくないか?」という話にならないか?




「おバカTV」に乗っかって、批判するのはあまりに狭義的だ。






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