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狂人の頭の中

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倫理?ってなに??の時代に一言申す!?

狂人の頭の中 「プーチン ロシアの旧ソ連領侵攻」

2022-02-11 18:44:56 | 狂人の頭の中
今はロシアの「ウクライナ侵攻」のせめぎ合いが各国で行われている。思い起こせば「ロシアのクリミア侵攻」にさかのぼる。2014年からで実効支配が続いている。「ロシア領土の拡大」が実行されており、今回もロシア側は「おかわり」を要求しているように思うが、今回はさすがにアメリカなどのNATO関連諸国は様々な外交努力で解決の糸口を探ろうとしていて、国境に面している各国に軍隊を派遣して「硬軟両面」で対応している。第一次、第二次世界大戦当時ならば領土の拡大を巡る強国のせめぎ合いがあって、「軍事衝突やむなし」という臨戦態勢が常態化していました。今はNATO/反NATOばかりか「軍事先進国」の核保有が常識となっているので、「ロシアのクリミア侵攻」は正直「ロシア思い切ったな」と思いました。というのも核はすでに「使わないことが前提」になっていて、「実際に動かせる軍事行動をやる」ということなんだと思う。いわば「『核』無し軍事行動」という現実なところをロシアはした、ということだと思う。
中国もそのあたりは貪欲で東シナ海に土砂を盛って「これウチの島ね」って常識では考えられないことをしていますが、香港でも法律や議会の構成メンバーの大胆な変更で「中国の香港」が常態化している。野心が溢れているときは常識が肩身を狭くして「戦時下の非常識」が幅をきかせ、『危ない道』を突き進むのは今も昔も同じ事です。その先は・・・
「やったモン勝ち」という世界は止めていただきたい。


















狂人の頭の中 「『大阪精神科クリニック放火事件』相変わらず語られる『精神疾患者=怖い人』」

2021-12-26 13:48:00 | 狂人の頭の中
「西梅田こころとからだのクリニック」が通院患者(61歳)によって放火され、クリニック院長を含む多くの方が亡くなった。また、容疑者の男性の容体も重篤なようで「回復は難しい」とまで言われているようです…
一説には院長とのトラブルが原因とも言われています。今回の事件は通院患者ということですが、「京アニ放火事件」の犯人は自宅での奇異な行動や京都アニメーションに対する逆恨みなどの行動で「精神疾患」が疑われ、「精神疾患者=怖い人」という考えが、さらに印象付けられ、今回の大阪の事件で「あぁ、やっぱりね」と印象や誤認をさらに確信へと導くことになってしまっています。
精神疾患者ばかりでなく、知的障害者、高次脳機能障害者も誤解を招き「蔑視」されることは日常茶飯事で、よく言われるのは「へぇ(精神の)病気なんですか!全然そう見えませんね!!」って、どう見えたら障害者に見えるの?そう見えることと、見えないことって、そんなに重要なん?
「障害者」という括りに、みなさん違和感を感じて苦しんでいます。複雑な話かもしれませんが…
殺人事件が起きて裁判になったときに判決文で「被告は犯行時に心神喪失で…」って誰でもそんなときは「心神喪失」になると思うのですが「バカ裁判官」のそんな判断で「障害者=怖い人」という観念を植え付けている一助になっているのです。
上に上げた二つの事件は世間で言う「障害者という括りの人」。その括りは「差別」するためにあるのではなく、あくまで「行政的区分」などのためにあるので市井(しせい)のいわゆる「障害者」はそれぞれみなさんと同じ様にちゃんと名前のある個人で特別な存在ではないので「あ〜、障害者だからね」と二度と言わないでほしい。
罰則はないにせよ、法に触れますのでご注意ください_(._.)_




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狂人日記 「『逸失利益』命の『多寡』は誰が決める?」

2021-12-10 23:31:11 | 狂人の頭の中
逸失利益』ー債務不履行や不法行為がなければ得たであろう利益 
保険や裁判などで使われる用語のですが、例えばですね...
事故や災害でケガをしたり、亡くなってしまったときに
「もしこの先、天寿を全うしたならば、これくらい収益があっただろう」
ということらしい。(らしいって・・・)
このネタは過日「クローズアップ現代+(プラス)」で放送されていたのですが
事故・災害に遭った時、同じ年齢でも家族構成・年収・障害の有無などで
評価されるようです。(~_~;)
家族持ち/独身、年収差、健常者/障害者などで、そろばんが弾かれるようです。
これをご覧の方の中でも「あぁ、そうだろうな」と思うかもしれません。
例えば、職業が医師で家族が居て健常者であると恐らく、とんでもない額が
賠償金として支払われるようです。現在では・・・
私は障害者で低所得者、パート職なのでおおよそ死亡するような災害、事故に
遭いますと、賠償額は「3円」くらいでしょうか?
(もうちょっとなんとかならんのか?)
番組によると、高度経済成長の中で車社会になりつつあったとき、
事故が多発して、その際に考えられた算定方法のようです。
現在の資本、経済社会ならではと、嫌みを言いたくなります。
賛同者の弁護士によれば、生きていれば今後得られるであろうことを
考えるとこの方法がだとうである、ということらしい。
でもですね、結果「命を『お金』で評価している」ことでしょ?
「命の『値段』をつけてる」ってことでしょ?
そんなの誰が決めんの?
人間がその時置かれている状況から量られる今後の人生というのは
誰が見れるのであろうか?と思う。

この「命の値段」「先の人生」を賠償額として反映されるという
今の司法や保険業界って、もう「神」の領域にまで達しているようです。
(嫌み)

弁護士のバッジは「秤」が彫ってありますが、もう司法界などは
『逸失利益』ということをなんの不思議もなく日常として行っているように
見えます。なにかといますと、自分のことは置いといて「命の価値」を
量っているのだと・・・。
一言、てめぇそんなに偉いのか!?(おっと、失礼。お里が知れますね)









狂人の頭の中 「反アメリカ主義? 反アメリカ手法!」

2021-11-15 00:57:23 | 狂人の頭の中
大航海時代や大モンゴルなど一国や
数少ない国で世界を席巻した時代がありました。現代の東アジアでは
「中国の脅威」なんて言われて、現に人工島や領海・領空侵犯を繰り返し、
南アジア、アフリカ諸国への進出も目立ち誰の手でも止められないといった
勢いがあります。中国に限らず、現代アメリカも撤退したばかりの
アフガニスタンや燻るシリア、イラク、日本に対して影響力を
行使してますが、『資本、自由主義◎』、『社会、共産主義』っていうのも
単純すぎるように思えます。私が感じるところでいつとアメリカの対外政策は
決して自由主義の下行われているとは言えないと思うからです。
中国せよ、アメリカにせよ軍事力や資金力に物を言わせ「侵略」している
ことには変わりありません。中国、アメリカの目指すところは
「世界よ、俺色に染まれ」と米米CLUB顔負けの独占欲で「我々が善で
ある。」といって憚らないのです。そりゃ、地域によっては
「社会、共産主義も資本、自由主義にも向かない地域性」もあるかも
しれない。わかりやすいところで言うと、西洋人がアメリカ大陸に間違って
上陸して、先住民文化を破壊し、支配していった歴史やオーストラリアに
西洋人が上陸して貴重な在来の動物が全滅したり。後者は動物の例ですが、
同じことです。在来の地域文化を自分たちが「善」と思う「欧米文化や
キリスト教の押し売り」をしたのですから。世界が単一の思想や経済政策を
持つということ自体おかしな話で、「これでみんな幸せになれるだろ!?」
っていうのは『盗人猛々しい』というものです。今、中国もしようとして
いますね、遡れば中国のチベット支配や新疆ウイグル地区、数多くの
山岳民族も共産主義による『赤化』で完全統治を成し遂げてしまった。
いわゆる『中華思想』というやつ略奪、虐殺、入植などの手法ですわ。





 
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狂人の頭の中 「狂乱?本質?『 資本主義の発展と家族の衰退論』?」

2021-11-15 00:49:29 | 狂人の頭の中
今、女性学者やにわか男女平等論者が高らかに叫ぶのは
「女性の社会進出の促進」ということ。私の屈折した目で見ると
「家庭で子供を成長させることやそれに伴う家事全般」は
れっきとして社会の一員なのであり、それが尊いことであることを
認めてこなかったに問題があるのであって、
「男性と同じ土俵に立たなければ、社会進出とは言えない」なんてのは
嘘っぱちなのである。男性と同じ土俵に立つことにより何が起こったか?
「晩婚化」、「少子化」、「高齢出産」である。これは何がいけないのか?
「産まれてくる子供の不幸」でるる。産まれて当初は「産休、育休」で
親が面倒見るが、あとは日中「託児所」などに預けて、
仕事で遅くなった親が慌てて駆けつける。クリーニング屋に預けてあった服を
閉店間際に取りに行く体そっくりである。小学校〜高校になるとひとり食卓で
食事することも珍しくなくなり、親の愛からは程遠い子供時代を送る。
このような生育歴でその子が自分が想像する愛のある家庭を描けるだろうか?
また、昨今では高齢出産では精子の劣化や数の減少も報告されていますが、
確かに「共働きでないと世間並みな生活が送れない」ということもあるのかも
しれない。しかし、家庭や子供の犠牲の下、稼ぎに走る、または世にいう
「女性の社会進出」というのは本末転倒で、ちゃんと「働く+子供」も
ほしいなんぞは虫のいい話である。「何かを取って、何かを諦める」
これが本来の形のように思うが、間違ってます?「精神も物質にも満ち足りた
人生」なんて、そんな陽炎を追うような浅ましさに気づいてほしいと思う。
ことに芸能界では「晩婚、高齢出産、少子化」は当たり前のように報道され、
そのような環境で育った2世の不祥事もよく聞く話だ。見てる側は、
他人事で仲間とのはなしのねたぐらいにいかおもわず、自分ごとと捉える
ことはしない。(えっ?俺も??)人生岐路に立った時には何かを捨てて、
何かを得るという自然の摂理とも言うべきものに気付きたいものである。
いわゆる「先進国」の人口減少、「途上国」は人口の増加爆発が見られる
のは、「途上国」に中途半端に先進国の便利さが入り込んだこと。
「先進国」の人口減少は「生物としての本来の目的」を見失ったからである。

人間の本来の目的は「儲ける」ことではなく「自分の子孫を儲けること」
なのです。んが!















狂人の頭の中 「私見『現代のテロ事情』脱線気味」

2021-10-23 00:54:59 | 狂人の頭の中
二ヶ月以上間が開いてしまい申し訳ございません_(._.)_
むかしは毎日のように更新していたのにねぇ~_(._.)_
相変わらずの稚拙な考えにお付き合いおば_(._.)_

あっ、さてぇ~(※小林完吾 風)
9・11のアメリカ同時多発テロ事件では国家的テロ行為ではなかったという
ことになっている。(アメリカ調べでは)
数十年前は太平洋戦争直後の韓国や北朝鮮によるテロ行為が日本で起きて
いた。これは国家的テロ行為ですが、韓国は仲がそんなに良くないにせよ、
同じ「民主主義陣営」の中にあり韓国からテロ行為が起きない関係である。
翻って最近の北朝鮮はテロ行為は無いがミサイルを花火大会のように
バンバン打ち上げて国威発揚と軍事力の驚異を他国にアピールしている。
私が思うに、いま北朝鮮がアメリカや日本に(韓国国内では暗殺行為や
世論操作が未だにあるようですが)本格的?なテロ行為をすれば
アルカイーダの二の舞になりかねず、軍事アピールに留めているのでは
ないかと思います。
いま北朝鮮はロシアとも中国とも微妙な関係である国連からの制裁の中、
積極的に支援があるわけでなく、せいぜい洋上で物資の引き渡しなどが
ある程度だと言われております。なので新型コロナに関しても
中国、ロシアからはワクチンの提供はないと見られていて、
北朝鮮国内ではどれだけ蔓延しているのかも解らずじまい。
北朝鮮にとってみれば「国内に不満があるからミサイル発射で誤魔化して
おけ!」てなもんでしょう。国内の不満、国外へは脅威を植え付けることに
なって「一石二鳥」なのかもしれません。北朝鮮は他国へミサイルを
打ち込まず演習に抑えることによって国家防衛/延命になるわけで、
なんだか、どの道長くはないように思えますが「金日成・正日・正恩」と
三代にわたって小規模の反乱はあったにせよ、続いているのですから
大したもん(?)です。

9・11の時も言われましだが「姿なきテロ集団」の脅威に先進国、
特に西側各国は脅かせれながら生きて行かなければならないということで
しょう。もちろん、日本も例外ではありません。

国家対国家にせよ国家対集団(民族)にせよ、和解がなければ「殺戮の応酬」
になることは必定で、しかしこの「負の連鎖」を断ち切るには、
国民、民族の理解が得られなければ難しいし、「叩かれても相手が止めるまで
しばらくは我慢する」のは国民の理解が得難いことですし、指導者からすれば
身を切るような大きな決断を強いられます。思うにこれは相手に
「理性がある場合」にのみ適用されるように思えます。お互いに止めるには
表工作だけではなく裏工作も必要でしょうし、金銭も必要かもしれません。
日本の悪しき伝統である「外交下手(べた)」「インテリジェンス下手」です
よね。なににせよ小泉内閣以来、拉致被害者が一人も
帰国できないことの証左になっていると思います。

ちなみに・・・さまざまな隠密行為を含む支出に使われているお金は
内閣官房にあるのですが、収支は国会で報告/答弁する義務はありません。
ちょっと前にバカ野党が「公開しろ!報告しろ!」って言ってましたが
インテリジェンスのなんたるかを理解していないのだから「バカ野党」と
言ってしまってもかまわないと思うのですが。
(かといって私が理解しているのかと言われれば・・・)
ときには「自民党のために支出された時もあった」なんて
噂された時もありましたが・・・(~_~;)

ですがね、私は自民/公明党の与党支持者ではございません。

あまのじゃくなもので、「みんなが張った裏を張る!」
眉唾人生です。

今回も駄文にお付き合いいただきありがとうございました_(._.)_





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狂人の頭の中 「2021 自民党総裁選」勝手にやってろ!

2021-09-09 20:34:09 | 狂人の頭の中
2021 自民党総裁選ですが、このブログでちょうど一年前に取りあげているようです。その時は「菅✕岸田✕石破」というメンツで二階、安倍の談合で圧倒的な票差で勝ち抜きました。他の派閥も「勝ち馬に乗る」と言った格好で勝利したわけですが、その時は国会議員の投票のみで行われて物議を醸しました。今回はフルスケールで行うとのことで、地方に人気の石破氏の立候補があるのか、行動が注視されていますが「河野氏支持」に傾くのではないか?とも言われております。「その手もあるな」とも思いました。ここで河野氏に恩を売っておいて次期総裁選で石破氏が立候補した際に支持してもらうという覚え書きをもらえばいいのかなぁ~。と思ったりしておりますが、問題はこの総裁選で河野氏が勝てるかどうか。負ければ石破氏の総裁就任は当分遠のきます。ここは賭けに走るか、立候補もせず、支持もせずいるのか、もうちょっと待って「勝ち馬に乗る」のか・・・。
今回は、その他野田氏の立候補も予想されていて、高市氏は先日記者会見を開き立候補を宣言しました。この二人は悪いけど「大穴候補」で如何に安倍前首相が高市氏をPushしたからといって当選する可能性は少ないと思いますし、主張がいわゆる「タカ派」とみられますので、尚のこと難しいと思います。全国の自民党党員の方々の支持が得られるとは思いません。正直、ならないで欲しい・・・。
河野氏の事については菅内閣において「ワクチン担当相」だったわけですが、私的には「誇る実績は無い」と思っています。また安倍内閣において外相を務めた際にも地球上を飛び回って「活躍」が報じられていたようですが、目を見張るほどの成果はありませんでした。いわゆる「風がフォロー(順風)」になっているのかも知れません。実績はともかく(辛口)
岸田氏は最初に手を上げて、前回の総裁選で見せた「はっきりしない発言」、「原稿を読む際に下を向くのが目立つ」など「有力候補」と見られることがなく、安倍、菅、石破の影に隠れているような存在だったが、今回は意欲が前面に出て「人が変わった」という印象が報道されていた。しかし、支持はもっぱら自分の派閥と無派閥の少数にある程度です。(今のところ)
現在の所は「有力候補」が居るわけではなく、まだまだ駆け引きが続きそうなのと、今回の総裁選に限って言えば「派閥の縛り」が弱く「派閥形骸化の序章か?」と思わせるほどです。
この総裁選で賭けしちゃダメですよ。














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狂人の頭の中 「歴史は繰り返す『アフガニスタン、タリバンが攻勢。アメリカ1000人規模の部隊を追加派遣へ』」

2021-08-15 21:23:28 | 狂人の頭の中
「歴史は繰り返す」ローマの歴史家クルチュウス=ルーフス 
超大国アメリカは第二次世界大戦後、朝鮮戦争から同じ事を繰り返している。自国に利を導くための傀儡政権を樹立し、名目上「民主主義のため」といって対共産勢力と幾度も戦争を繰り返してきた。朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラン/イラク戦争、アフガニスタン紛争、イラン戦争等々すべては『アメリカの国益のため』であって、決して「世界の警察の役割を果たすため」ではない。今回の「アフガニスタンからの撤退」が一転して「アフガニスタンへの増派」へ転じたのも対ロ、対中という図式を考えれば、納得できるが所詮、戦争は戦争である。情報によれば初期タリバンの残虐性から上層部のエリート化により、イメージの刷新を図っており、今回の首都攻略に及んで郊外で待機しているのも現政府の降伏を待って、いわば「禅譲」されるのを待っているのだろうと思われる。そうすれば世界から「正当な政府」として認められやすい。これをアメリカとしては由としないのであろう。アメリカの世界戦略は迷走しているのではないかと思う。ベトナム戦争では北ベトナム政府が勝利し、未だに共産政権であるがアメリカは現在上手く付き合っている。「負けて勝つ」と言うことをベトナム戦争から学べないのか?共産勢力であろうがイスラム政権であろうが資本主義の世界に引きずり出せば、国交は開かれ人の行き来は盛んになり、「半共半民政権」になっていくのではないか?と思う。

まっ、知らんけど。













狂人日記 「『東京五輪』で死人が出れば為政者の責任」

2021-07-10 00:55:46 | 狂人の頭の中

上野千鶴子氏がTweetしていて私自身も「そうだな」とおもったし、私自身この状況での「オリンピック開催」は反対なので、上野氏の意見にも同意したわけですが、「東京五輪で死人が出たら、どう責任をとるのか?」。日々、日本全国の感染者数、重傷者数、死者数が出るわけですが、TVやネットで観ている人は「単なる数値」と観ているかも知れないが、ひと一人亡くなっても「国の大いなる失策」なのであり、「単なる数値」と看過してはいけないのです。一人の命をどう償うのか?これは一国の首相だけの問題だけでなく、感染に関して無頓着な人間にも言える事なのです。インフルエンザと比較云々という次元ではなく、世界的に見ると「ペスト並」といわれるくらいのことでワクチンがなければ、「それ以上」ということは言うまでも無いことです。







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狂人の頭の中 「自民党が行った『生活保護費削減の扇動』事件」

2021-05-30 11:31:08 | 狂人の頭の中
安倍首相以前から自民党は「生活保護費の削減」をジワジワとやって来た。私は途中から「生活保護受給者」となった。その間、漫才師の親が「保護費の不正受給事件」が起き、一部世論は「生活保護費性悪説」を大合唱し、その声に世論の体制も引きずられるように「生活保護費性悪説」が当然のように唱えられ始めた。そうです、今これを読んでいるあなたも、否定はしていないまでも看過していた人は「賛同者」なのです。これはナチズムが世論の敵を作るのにユダヤ人をターゲットにしたのと同じ方法で・・・。ユダヤ人の迫害に賛同していた人、特に熱狂的に参加していた人はさほど多くなかったと言われていて、あとは「物言わぬ賛同者」であったと言われている。そのことでいうと、「生活保護費性悪説」の話しも「生活保護費は必要なのだ!」と声を上げなかった人は「性悪説の声なき賛同者」であったと言っていい。それはやはり、国民の多くの生活水準はおおむね「中の下」で推移していることによって「明日は我が身」という危機感が薄く、「となりも大丈夫そうだからウチも大丈夫」という「曖昧な安心感」から来ていると思う。これが第一次世界大戦後のドイツのように多額の負債を抱えて且つ領土も割譲され、国中に憤懣が充満している状態ならば、そのはけ口が国の指導者の「悪の導き」によって扇動され、「生活保護費受給者バッシング」のみならず、「生活保護廃止論」さえ出かねない。安倍首相は国会答弁でもあいまいな答弁を繰り返しながら「削減正当化論」を繰り返していた。世論の反応はどうであったか?支持率は下がらなかった。
世論は支持したのだ。民主主義の危うさ、民主主義の曖昧さ故の怖さ、緩やかな大衆扇動から国民扇動への恐ろしさを感じる。





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