つぶやき・のおと

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裂画展

2009年06月10日 | 文化・社会とか
今日、梅雨入りしたんですか?
夜、ニュースステーションで「各地で梅雨入り宣言、そして早速中休み」というようなことを言ってましたが・・・
明日も朝のウチだけ雨で、その後はしばらく晴天が続きそうですね。

今日はちょっと肌寒い曇り空でしたが、

そんな中妻と連れだって、茅ヶ崎まで出かけました。

お目当ては茅ヶ崎文化会館展示室でやっている「裂画(きれが)展」

横浜生徒のOさんが参加している一種の絵画展です。


どういうものかというと、着物などの端切れを使い、その模様を生かし(工夫し)ながらのりで貼り付けて絵にするというもの。

幾つかルールがあるようで、

・アイディアスケッチは構わないが、キャンバスや切り取る生地に鉛筆などで線を書いてはいけない。
・葉脈等の模様は自分で描き出してはいけない。(あくまでも元の生地の模様を生かす)

あとなんだっけ?(^^;)
大まかにはこんな事だったと思います。

トップの写真はOさんの作品。


主には、植物画、静物画、風景画でした。

異色なのは、やはりOさんの「熱海の花火」



ビルの夜景という独創的な絵。
近づくと曲線的な模様なんですが、ちょっと離れてみると立派な夜景に見えるのがスゴイ。
花火も迫力があってなかなかです。

同じくOさんの「ひまわり」



中間色の作品が多い中、ひときわ鮮やかで目立ってました。
奥行きもあって夏らしいステキな作品です。

もう1点



「干支」を描いた作品。「丑」「亥」「子」を1つの額に納めたもの。これもOさん。

妻共々これが一番お気に入りになりました。
丁度同じタイミングで見ていた別の方も、「いいわね~」と眺めていました。


「裂画」など聞いたことなかったんですが、Oさんに聞いてみると、この教室の先生の先生(先代)が創始者のようです。
その方が藤沢の人で、そのお弟子さん達数人が辻堂、茅ヶ崎など何カ所かで教室をやっているそうです。
つまり、地元文化!


「切り絵」や「貼り絵」ともちょっと違って、使うものはハサミとノリだけ。で、模様をどう使うかというアイディアやセンスも問われてくる。
かなり面白そうです。

私もやってみたいな~と思いました。まあ、いつかそのうち・・・


今回の「裂画展」は14日(日)までやってます。