２００７

さていよいよ今年も残すところ後数時間となりました。
私は一体どんな年越しを迎えるのでしょう？
　　って、そうぢゃなくて・・・

私にとって今年一年は悩んでばかりで特に何も動かなかった（体面的には）不毛の年でした。でも内面的にはそれなりに充実してたんですよ。
秋に骨折もして３週間ほど入院生活。ついてないな～と言われそうですが、実はこれまた充実した思案の期間でした。
来年ついに４０代を迎えるわけですが、おそらく相変わらず迷ってばかりなんでしょうね。

思案していた主なテーマは、「音楽とはなんぞや？」でした。
その中で「クラシックとはなんぞや？」というのも大きなテーマでした。
結局結論は見えませんでしたが・・・
その発端として、知人との議論がありました。
その彼は、あらゆるジャンルを良く聴いて知っているという人です。
私が「クラシックと軽音楽」という括りをしたもんだから、それに腹を立ててしまったんですが、実はその発言より前に彼自身で「どんなジャンルでもわかるよ。クラシックはわからないけど」とある種似たような差別化意見を出してたんですね。
だけど、クラシックといっても、民謡を題材やテーマにしていたり、ガーシュインなぞはジャズを取り入れたりとけっして孤立したジャンルでは無いと思うし、その幅がよくわからない。現代音楽は差別化されているが、その境界は何処か？とか。
しかし今年「千の風になって」がクラシック部門で異例の売り上げをしたと最近よく耳にするが、あれは断じてクラシックでは無いと思う。
はてさて・・・

来年もよろしくお願いします。

良いお年を～