温泉大好き

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なぜ急ぐ歴史から学ぼう

2007年05月29日 05時55分20秒 | 非行・教育
東京新聞 5月22日付け「試される憲法」で
山田洋次さんが あつく語っていました。

最近、家族や地域のきずな再生なんて政治家が言います。いろり端で家族が一緒に笑い、ぬくもりを感じる。現実には日本の家庭がみんな、そんな幸せを体験しているわけではない。戦前は、長男だけが大事にされ、二男以下はクズ扱い。姦通(かんつう)罪なんて女性差別もあった。「昔の家庭は温かかった」とひっくるめるのは問題がありますね。

 どうすれば国民は幸せな暮らしができるのか、できていないなら、何が問題でどう解決すればいいのかを議論するのが国会です。老人や障害者にはつらい時代です。安心して年をとれる国ではなくなりつつある。なぜそうなのか? 憲法改正などという問題は二年でも三年でもかけて国民的な議論をすべきなのに、なぜ追われるように急ぐのか。なぜ「美しい国」なのか。抽象的なスローガンをいくら叫んでも、暮らしには反映されないのではないでしょうか。

安心して年を取れる時代になりたいですね。

 ようやく気温が平年に近づいてきました。
フォト:乗鞍を登る道路の雪の深さです。