お父さん がんばれ（続）

「愛ある街で」の創作秘話（プラナプレスＶｏｌ。４９より）

「これが絶対いい」といえるフレーズが必要です。私のパソコンには
そんな言葉やフレーズの断片がたくさんストックしてあります。
それらが1曲の歌となって生まれるまでには、時には10年以上もかかっ
たり、３０分で1曲が出来上がったりする時もあります。～～中略～～

「愛ある街で」では、言葉の断片が生まれてから完成に至るまでに１０年
近くもたっています。出だしの「別れをひとつ覚えるたびに　ひとつ大人に
なりました」というフレーズと、「時代が街を変える、街が人を変える」
の部分と、「変わらぬものを愛に求めて」の部分が、それぞれバラバラに
ストックされました。
それがある日突然、「あなたがいたから愛を知りました」のフレーズが、
メロディーと言葉が一体となって私の頭の中に鳴り始めました。そして
それがきっかけとなって、先の言葉の断片が、誘い合わせたかのように
「あなたがいたから愛を知りました」の歌に集まってきたのです。

歌が生まれる時というのは不思議なもので、まるで作り手の本人でさえも
驚くような瞬間に出会う時があります。それは理屈でもなく、
「俺が創った」という放漫な気持ちでもなく、まるで自然にこぼれ
出たかのように、生まれてくる。「愛ある街で」はそんな風に誕生
しました。


＞嵐とあやが入籍しました。ＢＯＴＡさんおめでとうございます。
役場で写メは、確かに引きますよ。コスモスの時期に良かったですね。