温泉大好き

趣味で ”うたごえ・喫茶”を行っています。
皆さんで 楽しく 大きな声で歌いましょう!

五感で3

2006年07月18日 05時48分15秒 | 非行・教育
第五章 子どもがもつ「内なる母」

いきなり、♪君をのせて の紹介から始まります
(誌:宮崎 駿)
『あの地平線・・・
  ・・・・・
 父さんが残した 熱い想い 母さんがくれた あのまなざし』
天空の城ラピュタをめざして父を亡くした少年パズーがただ一人
旅立って行きます。少年は肩掛けカバン一つに旅の装備を詰め込んで
・・・・。
持っていたものは一切れのパン、ナイフ、ランプの3つです。
・・・・・どれも必需品といえます。
ところがあと二つ持っていったのだと唄っています。その二つとは
何でしょう。
 一つは「父さんの熱い想い」もう一つが「母さんのまなざし」です。
この二つを宮崎監督はなんでわざわざ付け加えたのでしょうか。
ここから読者の想像を巡らしてみてください。
<お母さんはきっと見守っていてくれる>
お母さんは目の前にいないのにお母さんを感じる、お父さんを感じる、
こうした「内なる母」、「内なる父」を心に抱いている子どもは困難に
立ち向かい自立する勇気を持っています。・・・
 この子どもに芽ばえる揺るぎない確信を精神分析学の専門用語では
「対象恒常性」と名づけられます。
「対象」とはこの際簡略に言えば「お母さん」、恒常性は「いつも
変わらずにそこに居る」つまり「母ちゃんはいつもぼくを見守って
くれるんだ~い」とあっけらかんとしていられる坊やの状態です。

<対象恒常性>
女性精神分析家メラニー・クラインによると。。

赤ちゃんは生まれたては妄想・分裂態勢にあり、半年後にはうつ
態勢に入り、3歳にしてようやく統合して対象恒常性を身につけると
いう論理でした。
■いいオッパイと悪いオッパイ
赤ちゃんは泣いているのになかなか来なかった「悪いオッパイ」が
やってきて乳房をふくませようと抱き上げた母を、手足をばたつかせ
蹴って攻撃したり、加えてオッパイをエイッとばかりにかんだりします。
・・・・自己(赤ちゃん)と他者(母)の区別がなく・・・・
「世の中は僕中心に出来あがってるんだぜ」というおめでたい万能感
(妄想)にひたって「悪いオッパイ」なんてあっちにいけ~と切り離し
ています。
妄想と切り離しで生きる生後0~数ヶ月のこの時期を妄想分裂態勢と
定義。

ボタ山さん家も 店長ですか、凄いですね。
今度、出掛ける時は連絡しますので 詳しく教えて下さいね。
(コメント アドレス問題ないですが、もし削除した方が良いのなら
書き込み下さい。ぼたちゃんのそっくりコメント欄が消えますが)

海ちゃん家も折り返し地点ですか! また、色々なことが始まるの
ですね。楽しく行きましょう!