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議員年金、給付額削減を先行

2005-09-29 22:28:38 | Weblog
○ 自民党は29日、国会議員互助年金(議員年金)制度をめぐり、給付額の削減と国庫負担率の引き下げを実施したうえで将来、他の公的年金制度との一元化を目指す方針を確認した。公明党も同様の主張をしており、足並みをそろえた。10月4日に与党議員年金に関するプロジェクトチームの初会合を開き、与党案づくりに入る。


<解説>

 本当に、厚生年金、共済年金と一気に統合する(実際にしなくても、具体的な期限を設けて道筋を作るなどでもよい)の方針で行ってくださいよ。祈る気持ちでみています。

 もし、議員年金が、厚生年金より有利な共済年金とだけ先行統合してしまうと、長年の懸案の共済年金と厚生年金の統合はさらに先延ばしになってしまう。

 今の共済年金と厚生年金の統合の反対勢力は、受給が不利になる(だろう)公務員(共済の組合員)だけですけれど(あ、私学の教職員もか)、議員が共済に入ってしまうと、抵抗勢力が公務員と議員になってしまう。
 
 こうなってしまったら、その体制を崩すのは容易じゃないでしょう。

 せっかく、厚生年金と共済年金の統一という案をだしているんだったら、どんどん進める方向で行ってください。