社労士・行政書士の徒然日誌

北海道帯広市の社会保険労務士・行政書士が日々の雑感等を徒然に綴ってゆきます。

あっという間の2008年

2008-12-31 | 徒然日誌
 いよいよ今日で2008年も終わりですね。今年1年を振り返るととにかくあっという間でした。年々このあっという間の感覚が短くなるような気がしますが、今年は特に短く感じました。

 今日はちょっとほろ酔い気分でのんびりとこのブログを書いていますが、今年1年ゆっくり過ごせた時間というのが、あまりなかったように感じます。唯一時間があったのは移動のJRの中ぐらいかもしれません。公私ともども非常に忙しい1年となりました。ただ、忙しいだけではなく、得るものも多い1年だったと感じています。昨年に引き続き色々な人との出会いもあり、そういった部分では非常に満足しています。

 仕事の方も今年は珍しく年内に終わらせておきたい業務がほぼ終了し、すっきりと年を越す事ができます。例年だと積み残してしまった仕事がいくつかあり、年明けの仕事始めがちょっと気になったりしていました。

 年末の反省点としてはやはりというか指名願の準備が後手後手に回ってしまったことです。こちらも何とか形をつけるというか準備は完了したのですが、もっともっと早めの準備が必要だったように思います。指名願については毎回、思うことなのですが・・。年間を通しての反省点は今すぐには思い浮かびませんが、たくさんあると思います。この正月休みの中で反省するとともに、来年の構想も考えていきたいと思います。あと、ブログの更新ももう少し頑張りたいと思います。(苦笑)

 それではよいお年を!

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情報発信の必要性

2008-12-15 | 徒然日誌
 先週十勝の平野部でも本格的な積雪を記録し、いよいよ冬の到来といった感じです。気温もここ数日グンと下がり、最低気温はマイナス10℃を下回る日が続いています。明日の予想最低気温もマイナス15℃となっており、寒さに弱い私としてはちょっと厳しい時季になってきました。

 年末が近づき、例年通りバタバタとやっておりますが、先月末に毎月発行している事務所通信の12月号を作成、発送し終えました。この事務所通信はオリジナルのもので3、4年前から始めたのですが、今まで1年を通して発行し続けた事がありませんでした。毎年1回から2回ほど業務繁忙期等が重なり、うやむやになって発行できない月がありました。

 そういった意味で今年1年間、毎月事務所通信を発行できたということは私個人としてちょっと満足しています。事務所通信の内容は毎月色々考えてはいるものの、それほどたいしたものではないかもしれません。ただ私が思うのはこのような事務所通信は内容が濃いに越した事はないのですが、それ以上に発行し続けるということが重要のように思います。

 社会保険労務士業、行政書士業という職種において依頼された手続を迅速・確実に行う事、相談に的確に答えることといった事も当然重要ですが、情報を発信し続けるということも非常に重要だと個人的に考えています。ちょっと格好つけた言葉を使わせてもらうと情報発信により顧問先の意思決定をお手伝いするということが今後ますます重要視されてくるのではないかと思います。

 以前から社会保険労務士、行政書士業はこれからは依頼を受けたことを行っていくだけではなく、こちらから提案をしていく時代だと言われています。私もこれについては当然だと思い顧問先には色々と提案をしていますが、提案というのはなかなか難しく、顧問先がその気にならなければこちらも動けないという事もしばしばあります。その提案の前段階として顧問先に対し、「こういった制度がある」「こんな助成金がある」「こういうやり方もある」といった情報を提供する事により、顧問先の経営方針の決定をお手伝いする事ができると思います。

 ちょっと長くなってしまいましたが、士業の存在価値は手続、相談等ももちろんですが、こういった情報発信にもウエートがかなりあるのではないかと常々考えています。

 明日は会務で今年最後になるであろう札幌に行ってきます。

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季節労働者の通年雇用化

2008-12-07 | 徒然日誌
 いよいよ12月に入り、例年通り徐々に慌しくなってきました。そんな中先週は社労士会の支部の関係でセミナー講師をやらせていただきました。同じ内容を場所を変えて、3日連続でお話させてもらいました。講師についてはそれらしい事も含め今まで何度かやったことがあったのですが、今回は3日連続ということで、又、講師慣れしていない事もあり、3日目になると声がちょっとかれ気味になってしまいました。準備はかなりしていったので、当日話したいことは全部お話できたのですが、内容が上手く伝わったかどうかは不安なところです。いつも思いますが、人に何かを伝えるということは、なかなか難しいものです。

 今回のセミナーのテーマに選ばせてもらったのは通年雇用奨励金についてですが、その前段で通年雇用自体についても色々とお話させてもらいました。季節労働者の通年雇用化のメリットについてもある程度、お話したのですが、現在の北海道の景気の状況では通年雇用を進めるにも限界があるように感じます。私もお客さんのところに行って通年雇用奨励金の話をすることがありますが、やはり通年雇用どころではないところも正直多く、現在の厳しい経済状況を実感します。

 又、季節労働者に対する待遇というのも援護制度の廃止、特例一時金の削減等によりますます厳しくなってきています。北海道の行政が通年雇用化を促進しているというのは分かるのですが、その前にこの景気状況をどうにかして仕事を増やしてもらわないとどうしようもない現状というのもあります。

 十勝の基幹産業は農業と建設業であり、この2業種に十勝の景気は左右される部分があります。この2業種は冬場はそれほど仕事をできないということから季節労働者も多く、前述した季節労働者の待遇悪化の影響をもろに受けています。通年雇用化の進展は労働者の生活安定の意味からも当然必要になってくると思いますが、北海道という地域の特性と現在の状況を考えた上で季節労働者、そして季節労働者を雇い入れる事業所に対する対策を考えてもらえたらと思います。

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