社労士・行政書士の徒然日誌

北海道帯広市の社会保険労務士・行政書士が日々の雑感等を徒然に綴ってゆきます。

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秋入学の導入と新卒一括採用

2012-01-30 | 徒然日誌
 厳しい冷え込みが続く十勝地方ですが、先日その寒さがあるからこそのイベントである帯広氷まつりに行ってきました。日中も寒い中、かなりの盛り上がりでした。雪像ならぬ氷像も見ごたえがありましたが、やはり子供の一番人気は巨大滑り台でした。


 東京大学が秋入学の案を示し、他の国立大学でも秋入学を検討する動きが活発化してきています。世界の大学の6割以上は秋入学を採用しており、秋入学の導入は留学生の受け入れ等の面からいって国際化に対する時代の要請ともいえます。又、現在の日本の新卒一括採用という制度自体が制度疲労を起こしており、秋入学の導入は硬直化している雇用制度を多様化するための手段にもなりえると思います。さらには優秀な人材を確保をするための仕組みともいえます。

 ただメリットばかりではなく、デメリットもあり大学の卒業時期が春と秋に分散することにより企業の採用活動の負担増は避けられないところです。さらに高校を卒業してから大学に入学する秋までの半年間はボランティアや留学に充てる案が出ていますが、これについても制度的なフォローができるのか不透明な部分もあると思います。

 とはいえ、昨今のグローバル化の波を見る限り、秋入学の導入は今後不可欠のようにも感じます。この動きを展開していくためには大学同士が連携していくことはもちろんですが、産業界においても採用活動等の面で柔軟に対応し、雇用慣行の仕組みそのものを変えていくことが必要になってくると思います。

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精神疾患による労災の新認定基準

2012-01-16 | 徒然日誌
 連日厳しい冷え込みが続いている十勝です。日本一寒い町として有名な陸別町では最低気温がマイナス30℃近くまで下がる日が続いているようです。寒さが苦手な私はマイナス10℃を超えてしまうと、あとはどこまで下がろうと寒いのに変わりはないので、あまり違いが分からなくなってしまいます。道内では記録的な大雪に見舞われているところもあり、大雪よりは寒い方がまだましかなあと思ったりします。写真は先日札幌出張に行ったときのものですが、札幌も日中はこちらと変わらないくらい寒かったです・・。



 ここ数年メンタル面が不調の労働者についての相談が当事務所でも急増しています。メンタル不調の原因は仕事のみならず、私生活や各人の性格等が関係してくることもありますが、職場環境が大きな影響を与えることが多くなってきています。

 厚生労働省は昨年11月に精神疾患による労災についての新基準を作成しました。2カ月連続で120時間を超える時間外労働が発生した場合等には強い心理的負担があったと判断するなど、数値や具体例を明確にしました。現行では精神疾患による労災認定に8~9ヶ月ほど要していますが、この期間を6ヶ月ほどに短縮するという目的もあります。

 メンタルに不調をきたす具体的な職場環境要因としては労働時間の他に人間関係、責任の度合い、職務の適性等が考えられます。メンタルヘルスという言葉がここまで一般的に使われるようになった今、大企業のみならず当然中小企業においてもメンタルヘルス対策は急務となっています。

 最近の傾向としては事務系や現場労働者等の職種に関係なく、メンタルの不調を訴える労働者が増えているように感じます。常日頃から労働者の様子に注意を払い、おかしな様子が見られる場合には声をかけ、場合によっては医療機関の受診を勧めるとともに労働時間の短縮、休職措置、休暇の付与等の早めの対応策を行っていくことが必要かと思います。

 自分の会社には関係ないという意識では、いざそういった事が発生した場合に対応できない事も考えられます。メンタルヘルス対策を会社全体の問題として捉え、真剣に取り組む事が必要になってきていると思います。

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65歳までの雇用義務化

2012-01-09 | 徒然日誌
 突然ですが、年明けからFacebook始めました。かなり流行に乗り遅れての参加ですが、これは本当に楽しいですね。実際にお知り合いである方とのネット上での交流ということですので、交流する内容も充実しますね。学生時代の同級生も何名か見つけ、友達になってしまいました。「いいね」ボタン、使いまくってます。(笑)

 先日、2012年に65歳までの雇用義務化法案が提出されるというニュースが報道されました。現行の定年制度は、①定年なし、②65歳以上の定年年齢、③継続雇用制度の導入の3つのうちのいずれかの措置を講じることとなっています。このうち一番多くの企業が導入している③の継続雇用制度については現行では雇用の継続を希望する者でかつ労使協定による対象者の基準を満たす者を引き続き雇用する制度となっています。

 今年提出される65歳までの雇用義務化法案では対象者の基準等は設けず、希望する者を一律65歳まで再雇用、もしくは雇用延長する制度となると思われます。

 現在年金の支給開始年齢が段階的に65歳に引き上げられているところで、60歳から65歳までの間に無収入状態になることを防止するための法案であることはご存知の方が多いと思います。

 今は60歳を超えても元気な方が多く、働く意欲がある方もたくさんいらっしゃいます。又、前述の現行年金制度の仕組みからいって65歳までの雇用を事業所側に義務付けるのはある意味当然の措置かと思われます。ただ危惧されるのは希望する者全員を一律65歳まで雇い入れる会社側のリスクです。

 今回法案がどのような形で成立していくのかはまだ不透明ですが、ただ単純に「希望者全員を一律65歳まで・・」というものにはしてほしくないという気持ちもあります。というのも、例えば会社側の方で健康状態が不安だと感じる労働者がいた場合、その労働者が60歳以降の継続雇用を希望したときに、制度に沿って一律継続雇用しなければならないのかといった点が争いになることが予想されるからです。

 会社には安全配慮義務があります。本人が希望したからと言って再雇用した後に加齢の影響もあると思われる心臓・脳疾患、怪我等が業務中に発生した場合はやはり会社の責任が問われる可能性があります。こういったケースについて基準がなくなるとはいえ、ある程度例外的なものを具体的に定める必要があるように思います。

 また業種によっては加齢により業務遂行が難しくなる業種もあります。例えば運輸業等で運転に関する健康上の不安があったものの本人が希望したため継続雇用し、運転中に重大な事故を引き起こしてしまう可能性というのも会社側は考えなければなりません。

 そういった意味では労使の話し合いにより基準を定めるという現行の継続雇用制度は理にかなっているようにも感じますが、65歳までの雇用義務化が時代の要請だということも十分理解できます。ただ、やはり一律というのではなく、例外等についてきめ細かい部分の対応が定められた法案の成立を望みたいと思います。

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今年の心得

2012-01-02 | 徒然日誌
 あけましておめでとうございます。年が明け、2012年に突入しました。

 今冬の十勝はちょこちょことまとまった雪が降っており、正月休みも何度か除雪をしました。それでも今年の正月休みはゆっくり休めており、その分仕事のアイデアも色々と湧いてきます。休みは嫌いではないのですが、3日も休むと仕事がしたくなってきますね。

 今年の目標というか心がけていきたい事は継続するということです。仕事をしていて何かアイデアが浮かんで、新しいことに手をつけてもすぐに結果が出なかったり、思うように進まないとそこでストップしてしまうことがよくありました。今年はそこですぐにやめないで、もう少しある意味ストイックに続けるという習慣をつけたいと思います。そうすることで結果は出なくても、何か得ることはあるのではないかと思いました。

 まあ、継続を心掛けるというのはもう一つ、理由がありまして、昨年10kg程体重が増加してしまったので、いよいよダイエットを本気で続ける必要があると感じたからでした。こちらも今後の健康面を考えても深刻な問題ですので、ストイックに継続していきたいと思います・・。ん~。

 ちなみに今年は年男です。だから何だというわけではありませんが、仕事面では色々考えていることもありますので、積極的に行動して、結果の出る1年にしたいと思っております。

 今年もどうぞよろしくお願い致します。

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