小田の橋の謎

近所の身近な歴史だけど、それなりに深いのです。本音は、お伊勢参りのついでに小田の橋や古市街道や河崎に寄ってほしい。

小田の橋の名がない (2) 完

2009-11-14 15:39:51 | その他 伊勢周辺 日記 ニュース 

小田の橋 の東側には名前が書いてないが

西側に渡ると、右側に 「小田橋」↓

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 左側に↓「おだのはし」と書いてあります。 

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注↑ (前の右側の白い建物の場所に 本居宣長が養子に来ていた(紙商人の今井田家に19~21歳まで)。おそらく 若い彼は、毎日窓から 小田の橋を渡る 大勢の参拝客を見て何かを考えていたのだろう だんだん神宮に興味がわき いつのまにか 国学者になったのかもしれない)

さて、

近くの他の橋を調べてみたが 小田の橋のように、一方の側にしか名前が書かれてないような橋はなかった。

考えられるのは、「外宮先祭」 で、個人の参拝も、外宮を先に御参りする慣わしがあるとされ、なんでも、内宮←外宮を重視し、内宮→外宮は参道では帰る方向になる。

橋も 内宮←外宮 には、橋の名前を載せる が 内宮→外宮 には 名前を書く必要がない 

だから、その方向には 道路沿いでも、案内板も裏になり何も書かれてない

わけである。

 

でも そこまでするか?

工事の時 取り付けを、間違えたのでしょう。

 

真相は 

「小田の橋」と書かねばいけないところを

「小田橋」としてしまって、「おだばし」としか読めないから

「おだのはし」を同じ側にもってきた。

と、思いながら

 ぼやっと となり下流の橋 のすのこ橋 や錦水橋を見ていました。

 あれ?

どう見ても、橋の長さが違う 

この三本では、

錦水橋が一番長く、小田の橋、スノコ橋がいちばん短い。

ん?

 

川の幅はまったく同じなのに どうしてなのか?

 

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