リコー オートハーフ E2 作例

RICOH オートハーフ E2 / SP100
バンコク／タイ 

リコーのハーフカメラ「オートハーフ E2」の作例として、ネガ丸ごとスキャンしたものをUpします。

このモデル、リコーのハーフカメラの頂点に位置するらしいのですが、他社のハーフカメラがマニュアルフォーカスを設けたりレンズの大口径化を図ったりと高機能化するのに対し、このE2はあまりにもお手軽。焦点は2.5mに固定。シャッターを押すだけ、というよりは押すこと以外に何もできない、かなり割り切ったスタイルが潔いです。

四角いデザインは可愛らしく、セレン露出計(明るさに応じて自動的に絞りを設定)やゼンマイによる自動巻上げは、共に電池不要。今の何でもデジタルな環境においてはむしろ驚きです。

自分の持っている個体は大変状態がよくて、露出計もかなり正確と思われます。写真を見ていただいて分かるとおり、よほど暗かったり明るすぎたりしなければ、きれいに明るさのそろった写真が撮れます。PENはこの辺りがダメなのが多い気がします。古いものだから仕方ないんだけど。

フォーカスが2.5mに固定、っていうのが時に使いづらいのですが、25mmの広角レンズ故、被写界深度はわりと深くて、明るいところで撮る対象に気を配れば、なかなか使えます。しっかり写るし。お薦めのカメラです。

縦に載せているので見づらくてすみません。よかったらDLして横位置に直してご覧ください。

RICOH オートハーフ E2 / SP100
バンコク／タイ