(7) SXFの仕様で定められている幾何/表記要素に分類されるフィーチャはどれか.
【選択肢】
ア.点マーカ
イ.ハッチング(パターン)
ウ.引出し線
エ.既定義シンボル
ガイドブック(H19)のp126に「5.2 SXFの図面データ表現」という節があり、表の分類で「図面構造」「幾何要素/表記要素」「構造化要素」のそれぞれのフィーチャ名が載っています。p143には幾何/表記要素としての点マーカのパラメータが載っています。
回答:ア
(6) 「CAD製図基準(案)」では,図面種類ごとにファイル名に用いる略語が定められている.道路設計において,平面図を示す略語はどれか.
【選択肢】
ア.LC
イ.PF
ウ.PL
エ.CS
ガイドブック(H19)のp97にCAD製図基準(案)の記載事項があり、道路設計の場合の図面種類ごとに略語が記載されています。
回答:ウ
(4) 「CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案)」では,背景色が白の場合の各オブジェクトに対する線色の例について記載している.主構造物の線色として正しいものはどれか.
【選択肢】
ア.黒
イ.青
ウ.橙
エ.赤
ガイドブックに特に記載はありませんが、 「CAD製図基準に関する運用ガイドライン(案) 平成17年8月」のp20に表4-5背景画面が白(白表示のラスタ上含)の場合の線色(例)という表があり、各オブジェクトの線色が記載されています。
回答:エ
(3) 「CAD製図基準(案)」で定められているレイヤの命名規則において,図面オブジェクトが基準(BMK),責任主体が設計(D),作図要素が旗上げ(HTXT)で構成されている場合のレイヤ名はどれか.
【選択肢】
ア.BMK-D-HTXT
イ.D-HTXT-BMK
ウ.D-BMK-HTXT
エ.BMK-HTXT-D
ガイドブック(H19)のp104にレイヤ名の付け方があります。
最初の一文字目が責任主体で、図面オブジェクト、作図要素の順番になりますので、質問のレイヤ名は、責任主体(D)+図面オブジェクト(BMK)+作図要素(HTXT)となります。
回答:ウ
(2) 「CAD製図基準(案)」では,対象工種の工種大分類として,道路編,構造編,河川海岸砂防編,都市施設編の4つが定められている.道路編の工種中分類に含まれないものはどれか.
【選択肢】
ア.地下構造物設計
イ.道路設計
ウ.地下駐車場設計
エ.トンネル構造物設計
ガイドブック(H19)のp97に 4.1.1CAD製図基準(案)の記載事項があり、その中に道路編の対象とする事業が、「道路設計」「地下構造物設計」「地下駐車場設計」と記載されています。
回答:エ
(1) 「工事完成図書の電子納品要領(案)」では,打合せ簿オリジナルファイルの命名規則が定められている.命名規則に従ったファイル名の例として,適切なものはどれか.
【選択肢】
ア.M0001_01.XLS
イ.M_000101.DOC
ウ.M000101.XLS
エ.M001_01.DOC
ガイドブック(H19)のp83にファイルの命名規則の記述があります。打合せ簿オリジナルファイルの場合は、「Mnnnn_mm.XXX」で、「nnnn」は、0001~9999、「mm」は、01~Z9までの関連打ち合わせ簿ファイルの連番を示しています。
回答:ア
平成19年度版SXF技術者検定試験の公式ガイドブックと想定問題集が建通新聞社から発行され、早速わたしも手元に取り寄せました。
想定問題集には、昨年度の問題も掲載されていますので、昨年と同様に問題とその回答そしてその回答が公式ガイドブックの何ページに記述されているのかを解説を交えてこのブログに掲載していきたいと思っています。
既にSXF技術者に合格されている方も、今年受験しようと思っている方も、CAD図面の電子納品という観点から勉強の一つとしてチャレンジしてみてください。
SXF技術者の有効期限は、SXF技術者検定試験に合格してから3年となっています。平成16年度に第一回目の試験が行われ、合格・登録したSXF技術者が来年の8月に更新の時期を迎えることになります。
平成16年度のSXF技術者が、この資格の継続を望むなら、SXF技術者更新セミナーを受講する必要がありますが、その概要がOCFより公開発表されました。
セミナーは、「1.電子納品の最新動向」「2.CAD製図基準(案)等」「3.SXFに関する基礎知識」の三つのカテゴリーで構成され、トータル3時間ほどの受講となっています。
セミナーの日時と会場は次のようです。
2007年8月21日(火) 仙台、大阪
8月23日(木) 札幌、福岡
8月28日(火) 東京、沖縄
8月30日(木) 名古屋
また、受講申込の受付は、2007年5月14(月)~6月15日(金)となっていました。
詳細は次のURLをご覧ください。
http://www.ocf.or.jp/sxf/update_seminar.shtml
平成19年のSXF技術者検定試験の概要がOCFより先週公開された。
試験日 : 2007年7月22日(日)
受付期間: 2007年4月23日(月)~6月8日(金)
試験開催予定地:7会場
札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡、沖縄
試験方式:
筆記試験マークシート(多肢選択方式、真偽方式)
試験時間90分
「大野聡のSXF最新情報ブログ」を開設してから丸一年が立ちました。
このブログ開設の当初の目的は、SXF技術者検定試験に合格した人たちへのフォローアップと、これから受験をしようと思っている方々への情報発信でした。
タイトルに「ブログ」と名乗るぐらいに、まだ業界ではブログが一般的ではなかったかと思いますが、この一年で「ブログ」がホームページの一翼、あるいは取って代わるぐらいに世の中には浸透してきたのではないかと思っています。
また、この短い期間に電子納品・CAD・SXFを題材とする個人や団体の多くのブログが世の中に出てきてお互いがコメント書き込みやトラックバックを行い情報を交換し合っています。
このブログは、わたしが個人的に書き込んでいるため、コメントへの返信など時間的な制約もあり、とてもできないということで、コメント欄は特に設けませんでした。つまり一方通行の情報発信でしかなかったわけですが、これも改める時期に来ているのかと思っています。
このままのブログ形式が良いのか、話題提供や情報発信が一方的にならないようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でコミュニティを興すか、いま少し時間を頂いて考えたいと思います。
平成18年度SXF技術者検定試験の結果が、次のような内容とともにOCFより公開されました。
・平成18年度 総評
・平成18年度 試験データ
・全国7会場での合格者受験番号
受験申込者の総数は、1,401名 受験者数は、1,233名 合格者は、655名
合格率は、53.1%となりました。
合格者の方はおめでとうございます。
合格されなかった方もここで諦めないでください。電子納品は今年で終わりではありません、引き続き勉強されて、来年、再チャレンジしてください。
合格者には、総評にもありますように、電子納品の普及に貢献していただきたく、また、スムーズなデータ交換による業務の効率化に努力していただきたいと思います。
そして、電子納品に関する要領や基準の改訂、運用の問題など、このブログでも情報発信をしていきますので、引き続きウォッチをお願いします。
平成18年度のSXF技術者検定試験が、7月23日(日)に全国7会場で行われましたが、その合否の結果がでました。
受験者に向けた合否の通知書は、既に発送いたしましたので間もなくお手元に届くものと思います。また、合格者の受験番号はOCFの総評とともに、9月1日(金)にはOCFのホームページ上にアップする予定となっています。
東京建設業協会IT研究会(東建IT研究会)から、建築職員の場合の「建設IT対応スキル標準教育体系」が作成され公開されています。
以前からあった資料のうち「土木職員の場合」を「建築職員の場合」に差し替えることによって、建築職員の方が理解しやすいようになっています。
詳しくは次のURLをご覧ください。
http://token.or.jp/itlab/