コンサートに行ったことなど：80sの思い出

80年代の洋楽に関する記事を取り上げたブログにお邪魔して「このグループのコンサートに行きました。」というコメントをたびたび残しております。高校の頃から洋楽をよく聞いていたのですが、最初に洋楽へいったのは1984年の夏、大阪南港の特設野外会場の「スーパーロック'84」でした。しかし、その日は会社の面接（大阪の会社でよかった）で、面接を受けたあとリクルートスーツ姿で会場へ直行、聴衆約１万人一緒にいくはずだった友人達とは会えずじまいか、とあきらめていたら、向こうが私を見つけてくれました。曰く「真夏の野外ロックコンサート会場でスーツ着とったんはお前だけ。」残念ながら前半のラット、ボンジョビは間に合いませんでしたが、スコーピオンズ、ホワイトスネイク、MSG（マイケル・シェンカー・グループ）の演奏は見ることができました。

そして1980年代後半は、新米社員で給料は少ないものの、気ままな独身生活でお金と時間の自由が利いたこと、大阪在住だったこと、音楽好きの友人に恵まれたこともあり、コンサートによく行きました。思いつくままに上げてみると、ミック・ジャガー、ジェネシス、ジョージ・マイケル、MSG（マコーリー・シェンカー・グループ）、フォリナー、イエス、ハート、ベリンダ・カーライル、ティファニー、デフ・レパード、ボンジョビ、バン・ヘイレン、ホワイトスネイク、ブライアン・アダムス、プラント＆ペイジ、イングウェイ・マルムスティーンなどです。番外編としてサザンオールスターズ、浜田省吾、Show-ya、さだまさしなど。

印象に残っているのは、ブライアン・アダムスが３回アンコールで出てきてくれて、最後はアコースティック１本で"Into the fire"を演ってくれたこと、ジェネシスのコンサートでフィルコリンズが、ローマ字のカンペを読みながら日本語でＭＣをやったこと、ボンジョビのコンサートが昭和天皇の崩御で延期となって代替公演（平日３時から）を会社サボっていったこと、などです。

1990年代に入ると転勤で大阪を離れるとコンサート会場は遠くなり、おまけに時間もお金も自由にならず、コンサートへ行くことはなくなりました。しかし私にとってコンサートとは80s洋楽のよき思い出となっております。