にゃんこ徒然草

にゃんこ周りの出来事を綴ります
☆ねこ★交通事故体験☆ラプもの★など☆

ファン・ジニ

2009年01月26日 | ラブもの
韓流ドラマはやっぱり時代劇が面白いです。
「チャングムの誓い」にハマったにゃんこですが、今放映中の「ファン・ジニ」も非常に面白いドラマです。
封建時代、身分制度が絶対の時代なのに、低い身分の妓生であるチニが身分の高い人や自分より目上の人(しかも王様の縁戚とか、芸の師匠とか)に楯突くわ、翻弄するわ、本当にこんなことが許されていたのか、と首をひねることしばし。だけど、ドラマとしてはとても面白く、毎回楽しみにしています。
中国にしても、韓国(朝鮮、と呼ぶべきかな?)にしても、意外と女性の地位?は確りしていたんですね。それが証拠に大昔から活躍した女性の名前は身分の上下にかかわらず、たくさん史書にに残っているし。日本のほうが女性を軽視してたんじゃない?って感じるくらい。系譜に男だけ名前があって、その母や妻や娘は「女」しか書かないなんて、明らかにそういうことでしょうし。
それに本当に生き生きとしている感じ。ドラマ、ある程度フィクションとはいえ、見習いたいところです。

チャングムと違って、妓生の衣装は色も形も模様も多様、髪型も特徴があってこれまたチャングムのいた宮廷とは違って、いろいろなバリエーションがあるので楽しみです。
チマの裾の一部をたくし上げて踊りを練習している姿も他の国では見られないセクシーさがあっていいですね。
同じ膨らんだ裾広がりのデザインのドレスだけど、西洋のものとは違う華やかさがあります。中国でもああいう衣装はないですよね? もちろん日本にもない。
音楽は東洋独特の日本や中国にも共通のものが核にありつつも、「太い」という印象。特にチニの母親が奏でるカヤグンの切ない音、コムンゴという琴?琵琶?の音色の多色なことに惹かれます。大地の音がします。
舞踊の小道具も珍しいものがいっぱいでいちいち感嘆しています。絹のリボン(ストール)があんなに鮮やかに「舞う」のも見事だし、剣の舞の「剣」もチャリチャリって音がかわいい。
それに比べて、男子の衣装はなんかつまんない~。なにより不思議なのは、劇中の男子がみんな、帽子みたいなネットみたいなのを寝るときも外さないこと。あんなことしてたらハゲちゃう。ハゲるよぉ~!
・・・・などと余計な心配をするにゃんこなのでした。