硝子戸の中でのひとりごと

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タイトルは漱石より拝借☆

内務卿のお墓参りと上野周辺散策

2017-06-04 23:53:10 | 東京
ミュシャ展を見に行った翌日、5月14日。
この日は、紀尾井坂の変があった日です。
そう、大久保利通の命日。

東京にいるんだから行っとくか!と(同行者を巻き込んで)
青山の墓地へ。
ここへ足をのばすのは、初めてです。


写真は、お墓の前にあった碑のほうです。

実はすぐ手前に斎藤茂吉のお墓があったり、有名人のお墓が多すぎて
あちこち気になりましたが、下手すると墓地で一日つぶしそうだったので
そこそこにして、この日のお目当て、上野方面へ移動しました。

実はちゃんと行ったことなかった上野周辺。
まず足を止めたのが、正岡子規記念球場。
 

私、喜んで写真撮ってたんですが……
子規も今年、生誕150年なのですが、あんまり注目する人はないようで。
まあ、地元の人には普通のグラウンドなのかな?

そして初の東京国立博物館へ。
 

平成館の手前で、森鴎外が帝室博物館総長だった時の居室があったとの記載に遭遇。


さらに、すぐそばには、町田久成の像が。
まあ当然と言えば当然ですね。功労者ですし。


聞いてはいたけど、東京国立博物館って実に広いんですね。
本気で見てまわったら、まる1日は必要でしょう。
特別展を中心に見て回り、いったん日比谷へ。

日比谷へ行った目的は、羽二重団子。
漱石の「吾輩は猫である」に登場したり、子規が書き残していたり、
そういう意味でも有名なお店です。

 
想像していたより美味しかった……!(微妙に失礼な言い方ですね)
いや、本当に。羽二重団子の、団子そのものが美味しい。
なかなか満足でした。

そして、再度上野に戻り、今度は寛永寺へ。
というか、旧寛永寺の敷地が上野公園なんでしたっけ?

ま、ともかくも寛永寺。観光的な公開はあんまりされてないよう?ですね。
こちらはご霊廟の門。なかなか見事です。


そこから公園のほうへぐるりと歩いたわけですが……
途中で、立派な建物と、小泉八雲記念碑が。
国際子ども図書館だそうで、もともとは帝国図書館として
建てられたものなのだとか。
なるほど、ですが、この辺りって文学好きには天国ですね(笑)


そして、公園に戻り、上野東照宮へ。
すごい!金ぴか!想像以上でした(笑)
私、日光東照宮へはまだ行っていないのですが、もしかして
こんな感じなのかなあ、と思ったり。
 

ちなみに中にはお狸様を祀った祠があったり、いろいろ楽しめます。


動物園には入っていないので、旧寛永寺の五重塔は外から見て
写真だけパチリ。


そうして、公園内にある上の大仏へも。
「なかなかいろんな意味ですごい」と予告されてはいましたが、
うん。周辺も含めてすごかったです。
初めて行った私にとってはけっこうな不思議空間でした。




散策はこの辺りで終了し、帰阪前に東京駅の構内で、
同行者が見たことないと言っていたこれをチェックしに。

 

 


弾丸東京ツアーでしたが、なかなか充実でした。




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