硝子戸の中でのひとりごと

日常の中のいろいろを
nyamisenjyuで
お送りします……

タイトルは漱石より拝借☆

転職活動

2015-03-25 22:50:16 | 日記
有給に突入してから、バタバタとスタートした転職活動。

いろいろ迷うことも多いんだけど、
ここにお世話になろうかなあ、と思うところ、あり。

いつの間にやら四十路突入。
そりゃあ、関西在住で仕事が仕事だし、
すごくいい条件、ってのはもう無理だけど、
そこそこの条件でウェルカム、と言っていただけたら
それは、ありがたいことだよね。

退職からほとんどブランクを開けずに内定受諾となると
失業保険だの給付金だのっていう<もらえる>ものは
一切縁がなくなってしまうから
もったいない、って声もなくはないけど。

…でも、ブランク作りたくないし。
無職でのほほんとしてられる貯蓄もないし。

サクサク、次へ行かなきゃね。


退職

2015-03-21 11:04:07 | 日記
昨日付けにて退職。
はあ、ほんっとにこれで終了です。

いろいろあったようでなかったような2年弱。
どうしようもない点はいっぱいでしたが、
同僚として仕事をしていた面々は、良かったように思う。

同じ班のメンバーには、最後にまた、大きなお花をいただきました。
青メインの花束。
見てた事務の女の子に、私らしいイメージの花、と言われ、
妹からも、ピンクとかじゃなく青ってところが「良くわかってはる」と。

なるほど。

そういえば以前、年上のねーちゃんずには、イメージ“ビタミンカラー”
とも言われたなあ。
見る人の視点で違うのが面白い。
どちらの意見も、納得いく話ではあるし。

ともあれ、ありがたいことです。

さて、新たな一歩。
頑張らねばね。

止まったら死ぬタイプ(笑)

2015-03-17 19:07:46 | 日記
今日は久しぶり?にお家でだらだら。
すごくお天気が良かったにもかかわらず、
本読んで、ゴロゴロ寝てました。

有給に突入して以降、ちょっと出歩きすぎですからね。
体もお金も休めないと(笑)


下関以降を覚え書き的に書いておくと…

13日の金曜日は、職場の同じ班の人+αに送別会をしていただき…
帰ったのは土曜の朝。
…これはね、ありがたいと言うべきだな、と思う。ほんとに。

日曜日は、涅槃会をしていた東福寺へ。
何回も原稿書いているにもかかわらず、こちらの「大仏の手」を知らず、
涅槃会で見られると知って思い立ったわけです。
甘酒もいただいてほっこり。
せっかく行ったので、山門と本坊も見てきました。

そういえば、虚無僧のVTR撮影に出くわしたんだけど…
あれは何だったのかな?

月曜日は、同業女性3名で西中島南方の鰻屋へ。
いや、間違いないです。絶品でした。
もとは大阪の南のほうにあって、移転してきたお店だとか。
ちなみに、お料理の写真撮影NG店です。


重ねて転職活動もスタートしているわけですが…
ま、早いこと決めないとね。
この「止まったら死ぬ」タイプの私、
あんまり自由時間が長いと、いろいろ危険かも、です(笑)

いざ下関へ! その3

2015-03-15 01:01:04 | 山口
下関旅最終日。
この日はもっともいいお天気でした。

朝一番は、唐戸エリアから。

まず、日清講和記念館と史蹟春帆楼へ。

記念館の中は、講和会議の席の調度品や資料がいっぱい。
昔の有名人の書とかって面白いですよね。

続いて、すぐ隣に位置する赤間神宮。
 
安徳天皇を祀る、平家ゆかりの代表的スポットです。
壇ノ浦を望む竜宮造りの水天門って…うーむ。
耳なし芳一の像と平家一門のお墓が並んでいるのも、
これまた、妹とふたりして「うーむ」。

ここから関門橋のほうへ歩き、みもすそ川公園へ。
川は…ないですね。国道の下らしいです。
 

下関戦争の際、外国船を砲撃した砲台跡とのことで、
大砲のレプリカが並んでいます。
ワクワクする幕末・長州藩好き…(笑)
 

壇ノ浦古戦場としての見ものも多く、源義経と平知盛の像、
大河ドラマ『義経』出演者の手形などが。
ほかに、松本清張の文学碑もあります。
 
うーん、みもすそ川公園、盛りだくさん!

この公園の、国道を挟んだ向かい側には、
関門トンネル人道の入口が。

約15分で歩いて北九州・門司側へ行けるとのこと。
もちろん、歩きます!
トンネルのちょうど真ん中くらいが県境なんですね。楽しい!


トンネルを抜けてすぐの海沿いにあるのが、
和布刈神社(めかりじんじゃ)。
 
「和布刈」とは「ワカメを刈る」の意だそう。
仲哀天皇、神功皇后ゆかり。なるほど。
もっと時代が下ってからでも、平家が戦勝祈願したとか、
明治時代に砲台が築かれたとか、歴史的な要素がいっぱい。

関門海峡を望む風景や海中に建てられた灯篭、巨大な盤座、
目の前に広がる関門の難所、早鞆の瀬戸(はやとものせと)。

いろんな意味で迫力ある、魅力的な神社です。

ここから門司の街なかまでは歩いていかねばならないよう。
で、歩いていると、文字関址なんかにも出くわしました。


それから、何やら大きい神社のような甲宗八幡神社。
これは入ってみねば、ということで階段を上がります。
…やっぱり階段多いな、今回。
 
神功皇后が三韓を征した時に着用したといわれる甲が御神体。
平知盛の墓と伝わる石塔もあったりして。
歩くといろいろなものに出くわすから、面白いんですよね。

目的地の「門司港レトロ」エリアに到着したら、
とりあえずランチを。
この辺の名物らしい焼きカレーを、クジラのフライ付きで。


海際におしゃれなレトロ建築がいくつかあり、
旧門司税関は、中にも入ってみました。
 
エリアとしては、思ったよりコンパクト。
ぐるっと見て回り、はね橋の「ブルーウィングもじ」の
開閉も、タイミングよく見ることができました。
ただ…バナナのたたき売り由来というアレは…?(笑)
 

門司港から唐戸までがフェリーで5分ということなので、
帰りは船に乗ることに。
海から見ると、陸から見ていた景色とは変わって見えて、
それもなかなかGOODでした。


その後、唐戸市場(半分以上閉まってたけど)をひやかして、
唐戸側のレトロな建物・旧下関英国領事館の中でお茶を。

…この旅行でのんびりお茶するの、最初で最後だったり(笑)
すごく素敵なカフェでした。
マントルピースには本当に火が入っていましたよ。

これが観光の締めとなり、買い物をして、帰阪。
春の寒波がきてしまって想定より寒かったけれど、
とても満足な旅行でした。
最終日、全身潮のにおいがしてびっくり! だったのは、
私たちが海のない県の出身だからでしょうね。
海があると旅気分が増すという…(笑)

まあ、ひとつ愚痴るなら…JRさん、新下関駅の構内に、
売店のひとつくらい作りましょうよ!
新幹線止まる駅なんだから~! ってことくらいでしょうか。


さて、最終日の歩数ですが、26970歩になってました。
うむ。なかなか歩きましたね、3日間。

念願の下関旅行、楽しかったです。
次はどこへ行こうかな~?


いざ下関へ! その2

2015-03-14 22:13:56 | 山口
下関2日目。
予報「暴風雪」にビビりながらも、吉田&長府へ。

妹が運転してくれるというので、利便性と寒さへの対策で、
レンタカーを借りました。

まずは、吉田エリア。
目的地は東行庵です。

東行庵そのもののホームページを見て行かなかったこともあり、
全体像を把握せずに出かけたのですが…すごく立派なんですね。
東行庵と記念館のほか、美しく整えられた東行池、
最近作られた高杉晋作銅像、まさに満開だった梅園や歌碑、
それから高杉東行陶像。
  

雪は降らず、むしろいいお天気で寒空に梅が映え、
とてもきれいだったのですが、時々吹く強風が冷たくて閉口。
でも、見応えたっぷりで、満足な感じでした。

ちなみにここでは、駐車場にある売店で売っている、
餡餅を紫蘇の葉でくるんだ「晋作もち」の焼きたてを購入。
ふわっと梅紫蘇の香りがして美味しい!
これはなかなかおすすめです。
(ちなみに妹は、梅ソフトも購入)

で、ここから別のスポットも…と思い、奇兵隊屯所のひとつで、
隊士が切ったと伝わる首切り地蔵が残る法専寺へ。

しかし、これが思った以上に大変でした。
何せ目印がない! 場所がわからない!
散々迷ってようやく細い石段があるのを見つけました。


行ってみると、梅の美しい、素朴ないい感じのお寺でしたが…
いやいや、あのわかりづらさには参りました。

そして長府へ移動。
駐車場が安いので、車は置いて歩いて散策することに。

まずは腹ごしらえ。寒いし早く入ろう!と入った「司額 拉麺」。

帰って検索したら、2月にオープンしたばかりの新店だったそう。
まろやかで美味しくて、なかなか当たりでした。

お腹がいっぱいになったら、いざ、観光。
第一の目的地は、功山寺。
山門は残念ながら修理中でしたが、見事だったのが仏殿。
檜皮ぶきの屋根のカーブが美しくて感動。
かつて同じように屋根の美しさに見惚れた、鎌倉は円覚寺の
舎利殿を思い出しました。
実は鎌倉期後期の唐様(禅宗様)仏殿で、円覚寺舎利殿より
古いものだったんですね。なるほど、すごいわけだ。
でも、私の記憶もまんざらではないな(笑)
 
お庭の美しい書院と法堂もの中も拝見、功山寺挙兵の
高杉晋作像もしっかり見て、大満足でした。

続いて長府毛利邸へ。

ものっすごく広い邸宅。しかし気候のせいか強烈に寒かった!
ここは気候のいい時にのんびり来るのがいいでしょうね。

風情ある城下の街並みを通り、国分寺跡を通過して覚苑寺へ。
  

長府毛利家の菩提寺だけでなく、狩野芳崖の像がある、
というの点に珍しさを感じました。
それから、乃木希典の像があったり、和同開珎の鋳造所が
周辺にあったことから和同焼の窯元もあり。
いろいろ興味深いお寺でした。
 

次は、乃木神社へ。
乃木さんのご実家が復元されていたり、夫妻の銅像や
資料館があり、けっこうしっかりと見どころがあります。
 

そのあとは忌宮神社へ。
時代はぐっと遡り、仲哀天皇や神功皇后ゆかりの神社です。
何が印象に残ったって…鶏! しかも雄叫びあげるあげる!
そして家? へ戻るように促されるときちんと戻るという…
鳥って賢いですねえ。
 

さて、この日の夜は彦島の「たまや」で河豚のフルコース。
お造り、焼きとゆでで味わう白子、てんぷら、鍋、雑炊など
どれも絶品でしたが、一番感動したのは白子入りの茶碗蒸し!
茶碗蒸しがあんなに美味しいとは!
ひれ酒もいい香りで味わい深く、大満足でした。
(使われているお酒が、奈良の万代生長! びっくり!)
 

2日目の万歩計歩数は、20516歩。
車を使った分は少ないですが、やはり2万歩超えでした。