硝子戸の中でのひとりごと

日常の中のいろいろを
nyamisenjyuで
お送りします……

タイトルは漱石より拝借☆

お彼岸帰省あれこれ

2014-09-21 22:42:16 | 奈良
お彼岸だということで、奈良へ帰省。

家の近くのお墓にお参りした後、母&妹と一緒に大和文華館へ。
ちょうど富岡鉄斎をやってたので、見たかったのです。
大和文華館ってすごい。
所蔵品が多いし、良いんですよね。
もちろん、展覧会には別のところのものも出ているわけですが、
ここの所蔵品として出ている作品が、すごく良かったです。

で、その後、川端風太朗でケーキ。
妹に聞くまで知らなかったんだけど、この時期の店内は、
天井に本物のブドウがなっています。
すごい~!

もちろん、ケーキもボリューミーで美味しかったです。

そして、いつものことなのですが、実家へ帰ると、親や妹が色んなものを
用意してくれています。
今回も、鮎(父親が釣ってきた)とか栗ご飯とか、
妹お手製の牛スネ肉のワイン煮とか、いろいろいただきました。
本当に、へたに外食するより贅沢!!
ありがたや。

ちなみに。
健康診断、貧血で引っかかって、再検査の挙句、鉄剤を1カ月飲んで
再検査に行かなくてはならない話もしなきゃいけなかったので、
ちょっとドキドキだったんだけど、そこまで騒がれなくてホッとしました。

いろいろありますが、次の帰省は、妹の個展の時期かなあ…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふらり萩山口その3

2014-09-19 23:22:58 | 山口
萩&山口3日目。

実は、当日、萩バスセンターでバスに乗り込んでしまうまで、
山口へ行くか防府へ行くか迷っていました。

山口ならバス降りたらそのまま行ける、ということで
よっしゃ、山口市内にしようと決定。

観光案内所でいろいろ教えてもらって、まずはコミュニティバスで
瑠璃光寺へ向かいました。

コミュニティバスの運転手さんも絶賛だった瑠璃光寺の五重塔。
いや、本当にきれいで、びっくりしました。
どこから見ても美しいんですよ、本当に。
行く前、ノーチェックだったのもあって、感動もひとしおでした。


瑠璃光寺のある香山公園は、私にとってはテンションのあがる場所でした。
まず、毛利敬親公を含む、幕末以降の毛利家当主の墓所があります。
参道の、鴬張りの石畳もおもしろくて、何度も試してしまいました。
でも一番テンションが上がったのは、枕流亭。
薩長の密議が行われた建物です!
ここでテンションあがらなかったら嘘ですね(笑)


続いてお隣の洞春寺。

お寺ももちろんですが、お隣にある「のむら美術館」も楽しかったです。
館長さん(?)がすごく詳しく説明してくれるんですよね。
山県有朋の文字が、すごく繊細なたおやかな文字でびっくりしました。

お次は、錦の御旗製作所跡(ホントに跡だけだった。笑)を経由して
旧山口藩庁門へ。
来たかったポイントの一つです。


そしてここからはひたすら歩くコース。
まずは普門寺。
大村益次郎が、西洋式軍隊の士官養成を行っていたところです。


で、実は次が個人的にはハイライト。
木戸神社です。
木戸孝允の邸宅跡に作られた神社。
亡くなる前に、自邸と山林を、村民の子弟の学資にと寄付したことから…
なんていう素敵ないわれがあったりするんですが。

ちょっと寂しかった。鬱蒼としてたし。
交通的に中途半端な場所だから、あんまり人来ないのかなあ…。

で、その後が大問題でした。
井上馨遭難場所の碑を経由して、はるばる湯田温泉駅の近くにある
周布政之助の碑まで歩いて行ったんですが…
迷った!ものすごく迷った!!
ようやく到着した時には、足が完全に棒になってました。

でも、行ってよかった。
見たかったんですよ、ここ。ちなみに、墓所もすぐ近くにありました。

そして、せっかくなので、井上公園へ。
有名な中原中也の碑や七卿の碑などがあります。
ここには足湯があるので、せっかくだからひと休み。
なんだろう、かわいい狐…って思ってたら、白狐が見つけたという
いわれがあるんですね、湯田温泉って。


その後、JRで山口へ戻って、時間的に間に合いそうだったので
観光案内所の方のおすすめ・ザビエル聖堂へ。
きれいな教会でした(すみませんこんな感想で)。
大内氏が布教を許したっていう関係であるんでしょうね。


最後は、山口駅で、新山口へ行く電車を待っている間に来たSLです。
SLなんて久々に見たなあ~。
汽笛と白煙が迫力でした。


ほんっとに無駄に歩き回った感ある気ままな旅でしたが、
楽しかったです。
ちなみに、最終日の、帰宅までの万歩計歩数は29466歩。
よく歩いたもんです。


また行きたいな。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふらり萩山口その2

2014-09-18 23:35:09 | 山口
萩・山口旅2日目。
この日はぐるっと萩の中を歩きました。

まず、朝一番に行ったのは明倫館。
小学校になっていますが…それがすごい。
大きい学校ですよね。
長州藩のいろんな人がここに通っていたんだと思うと、ワクワクします。
近くに大河の施設ができるようで…工事してたのはそれかなあ?


そして、城下町エリアへ。
今回見なければ!と思っていたひとつが、こちら。

そう、晋作広場の高杉晋作像です。
俳優の伊勢谷友介さんが除幕式に参加された、アレですね。
無事に見ることができてよかった。

続いて行ったのが円政寺。
ここ、前回は行かなかったので初めてでした。
ご住職がおもしろい方で、だいぶ長いこと話聞いてたなあ…
天狗面も木馬もバッチリ見てきました。
小さいお寺ですが、見どころたっぷり。楽しかったです。
 

で、木戸孝允旧宅と高杉晋作の誕生地へ。
お決まりパターンですが、やっぱりこの2カ所は行かないと!
大好きなんです。この方々。
御挨拶しに行くような気分ですね、変だけど。
 

続いて、「行くぞ!」と思っていた萩博物館へ。
思ったより大きい博物館でした。
展示物けっこう入れ替わるのね。こりゃ、また機会があったら行かないと…。

そこから歩いて萩城跡へ。
途中、海岸から指月山を見て改めて「そうか、萩って海辺だったんだ」と実感。

それにしても、いいお天気で良かったなあ…。

萩城址は萩の花の季節。
喜んでそういう写真も撮ってしまいました。
お城脇の展望台から見る海も素敵でした。
 

で、今回無事行けてよかったシリーズはこちら。

久坂玄瑞誕生地。ちょっと離れてるのよね。
ここからもう一回、城下町エリアへ戻って、菊谷家住宅や旧久保田家住宅、
通りの鍵曲、春日神社などを手当たり次第に見て回り、
萩美術館・浦上記念館の常設展も鑑賞。
…これがまた、なかなか振るってました。陶芸館がね(笑)
浮世絵とか古代中国の陶器はすごくおもしろくて良かったです。
あ~んなに大きな博物館なのに、常設展は貸切に近かったけれど。

その後、「先生を慕いてようやく」野山獄へ。
興味ない人には「なんでやねん」って言われそうだけど、見たかったのよね。
金子君が投獄された岩倉獄と向かい合わせです。
 

そして最後に、浜崎エリアへ。
旧萩藩御船倉、良かったな~。
旧山村家住宅のガイドさんによると、このあたりまで海だったそう。
なるほどね~。

「もうちょっと早くこっちのエリアに着たらよかったかな」と思うくらいには
いろいろあるエリアですね。
次の機会への楽しみとして、このあたりのことは覚えとかなくては!と。

ちなみに。
この日もだいぶ歩き回ったので、携帯の万歩計の記録は27457歩。
脚はかなり疲れたけれど、なんだかちょっとだけ、萩の雰囲気が
つかめてくる気がしたのでした。…ちょっとだけね。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふらり萩山口その1

2014-09-17 23:40:39 | 山口
9月の3連休。
思い立って、ひとりでふらりと萩・山口へ。

学生時代以来、約20年ぶりの萩。
以前行ったときは、びっくりするほどの大雪だったので
久々なだけでなく、全く印象が違います。

お昼ごろに東萩へ到着し、まずはとにかく、松陰神社&松下村塾へ。

うーん、お天気良くて最高!

まずは腹ごしらえ!ということで、境内で「松陰うどんセット」なるものを。

うどんには夏みかんのスライスが入っていて、萩らしい~。

お腹が充ちたところで、村塾を拝観。
最初あんまり人がいなかったんだけれど、だんだん人が増えてきました。
一歩早かったってことかな。ラッキーです。

で、お次は伊藤博文旧宅へ。
そう、実は茅葺の小さな「旧宅」のイメージしかなかったので、
立派な別邸があってビックリ。
東京から移築してきたみたいですね。


さらに、玉木文之進旧宅へ。

こちらでは、ガイドのおばさんと、かなり長い間話をしていました。
「ここへは、松陰先生に呼んでもらった人しか来ないんだよ」なんて
言ってもらったり。
吉田松陰がらみのところへ来ると、ちゃんと生きなきゃ、って
感じがするのはなぜだろう。

そして、松陰誕生の地&墓所へ。
松陰と金子重之輔の像、今回初めて見ました。
ちなみに「吉田松陰生誕地からは、萩が見渡せるから見ておいで」と
玉木文之進旧宅のガイドさんに教えてもらってたんですが、
見てみて納得。
純粋に、いい場所だなあと思いました。
 

で、東光寺へ。
ずらりと並んだ石灯籠と毛利家の墓所ばかりが印象に残っていたけれど、
改めて、総門、山門など建物もすごく立派でした。


そうして、必ず寄ろうと思っていた萩反射炉。
ちょっと異色なんだけれど、私にはこれがすごく長州藩らしく感じられて
すごく好きなんです。


うろうろかなり無駄に(?)歩き回ったので、携帯電話の万歩計を見たら、
初日の歩数は27031歩!
でも、まだ序の口なんですよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする