硝子戸の中でのひとりごと

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タイトルは漱石より拝借☆

突然の犬山城と城下町

2019-04-07 00:12:11 | ほか国内遠出
3月後半。
なんだか意地でも出かけたくなって(病んでるのか?)
急遽決めた2泊3日の犬山&岐阜旅。

犬山に宿を取り、到着した初日は犬山城とその城下町へ。
実は犬山、数年前に仕事で一度行っていて、
お城は案内人付きでしっかり見ているのですが、
それ以外は駆け足で通り過ぎた感じだったんですね。
で、再び。

4月に入れば(というかまさに今)犬山祭なんだけど、
ちょっとタイミングずれるところが私やなあ……と。

まずは、以前来たときはもう閉館してて入れなかった「どんでん館」へ。
中には、犬山祭で曳かれる車山(やま)が展示されています。

 

続いて「旧磯部家住宅」へ。
犬山市内で唯一残る江戸時代の町家だそうです。
無料で見ることができ、この時はちょうど犬山まつりの前だったせいか
車山(やま)の模型がたくさん展示されていました。
こうして並んでいるとすごい数だなあ。

 

見ておきたい2か所をチェックできたので、いざ、再びの犬山城(白帝城)です。
この大手道の矢来門跡で説明聞いたなあ……なんて思いつつ。



織田信長の叔父・織田信康が、木之下城を移して築城したというお城。
天守は現存する日本最古の様式で、国宝指定。
独特なつくりですよね。望楼の下に唐破風がついていたり。

なお、岐阜のほうにあった美濃金山城を移築しているとも言われていて、
一部それがわかる部分があるとか……?
しかも、平成16年(2004年)までは個人所有(旧犬山城主の成瀬家)だったとか。
以前聞いた説明ですが、うっすら覚えていた。(笑)

  

この日は春一番が吹き荒れた日で、天守の上は木曽川に面したところが一部閉鎖。
サイドから雄大な流れは望めましたのでノープロブレムです。
むしろ、出られたら危なくて怖かっただろうな。それくらいには凄い風でした。

その後改めて、お城の前の神社へ。
針綱神社。犬山まつりはここの例祭なんですね。
安産・子授け系の信仰が強い神社みたいです。
赤い鳥居の三光稲荷神社は若い子が結構いました。
良縁系だからかな?
個人的には、銭洗いがあるのがおもしろかった。鎌倉を思い出す……。
カエルちゃんは銭がカエル、なのかしらね。

  

こちらは犬山神社。
観光案内所らしきものもありますが、人は少ない。
いい感じの神社なんですけどねえ。



そして再び、城下町へ。
からくり展示館を見た時には、九代玉屋庄兵衛さんがちょうど作業場におられました。
あんな注目浴びる場所で作業されてるんですね。毎日ではないにしても、大変そう。
観光してる側はありがたいですが。



ちょっと小腹がすいたので、記憶にあった五平餅屋さんへ。
山田五平餅店。団子型で美味しいです。写真撮る前に食べてしまったけど。



あちこちのお寺をのぞいてみたりしつつ、
一つくらいは山車蔵もチェックしておかねばと、熊野神社へ。
ここには、「住吉臺(すみよしだい)」が収まっている山車蔵があります。
住吉臺はからくり人形「住吉・白楽天」が乗る、犬山祭の13輌の車山の中でも
最大規模のものだそうです。

 

この日の仕上げは、「木ノ下城」のあった所だという「愛宕神社」。
「木ノ下城跡」とあちこちに記されています。
祭神が伽具槌神、火の神様ですね。
愛知とか岐阜へ仕事に行ったときにやたら秋葉神社を見ましたが、
関係あるのかな。
木ノ下城の時代に掘られた井戸「金明水」なんてのも残っています。
意外と見どころがありました。

  


おまけは犬山駅のからくり時計。
中日は、この近くのバス停から、今回の本命・明治村へ出発です。






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