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デザイナーの色メガネ

写真付きで日記や趣味を書く

キラキラーン

2008-09-18 16:06:05 | 日記・エッセイ・コラム

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昨日、所用があって銀座に出かけたのだが、平日だというのに、

ワンサカと人が歩いている。

特に、4丁目の交差点から新橋方面に向かう銀座通りは

ナンダコリャ!という人の波だ。

ニュースでも流れていたH&M現象だった。

なんと、店に入るために行列ができているではないか!

中を覗いてみると蟻の巣のようにウジャウジャと人がいる。

正直、私は身震いしてしまった。(集合体に弱いので…)

なんでもH&Mは、72時間で世界中のすべての店舗に

新商品が届くというシステムを開発したらしい。

だから、とにかく新しい商品が次々と店頭に並び、消えていく

というわけだ。

新しいモノを買え、買え!と。流行遅れは敵だ!

ここまできたらファッションはファッショだね。

というようよりも、私には日用品や食品の部類に感じられる。

『ファッション』という名称には、もっと時代の感覚があった

と思うからだ。

まるで女剣劇と見紛うような化粧の若い女性たちが、

「学校、いつからだっけ~?」などと話しながら並んでいるのを

見ても、もうギョッともしなくなった自分に、今の時代を感じる

けれど…。

Img_0309 さて、そんな銀座の雑踏から

突然ですが、京都の龍安寺へ

ワープ。

先週、家人が京都に遊んだ折

に撮ってきたつくばいの写真。

『吾唯足知』『口』部分に水が湛えられている。

今年のImg_6863

水戸の偕楽園のもの。

Torahikoさんがコメントで京都の龍安寺

に同デザインのものがありますよ、と

教えてくださったのですが、アリマシタ!ね。

半年ほどの間に、2ヶ所でこのデザインに遭遇するとは…

よほど「足るを知れ~~っ!」という思し召しであろうか。

Img_0301 それはともかく、

この写真、龍安寺の

近くにある金閣寺の

屋根の鳳凰だが、

(家人が撮ってきた)

よく見るとおもしろい。

人間染みた顔をしているんだなあ。

なんか小泉元首相に似ているようで、笑ってしまった。

派手なパフォーマンスがなかなかいいではないか。

「みなのもの、足るを知れ~~っ!」 キラキラーンと

鬨を挙げているんだな、きっと。

しかし、この顔、どう見ても足るを知らない顔だと思うよ。

鳳凰の写真は是非クリックしてみてください。


20008208

2008-08-20 23:05:32 | 日記・エッセイ・コラム

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憎たらしいほどの暑さにも陰りが感じられるようになった。

蝉と秋の虫の声が入り乱れる中、なんと鶯が鳴いたのには

驚いた。

まるで春と夏と秋がゴチャマゼの気分。

うう~ん、どの季節に心のチャンネルを合わせればいいんだ?

とほんとうに奇妙な具合だった。

那須から帰ってきて、たまった仕事にとっかかっているので、

ブログをやっている場合じゃないんだが、今日はクーの

誕生日なので、記念のためにがんばってアップ。

Img_0239 今日のクーです。

8歳になりました。

タイトルの数字ですが、

2000年8月20日生まれで、

8歳になりました、という意味。

大きな病気やケガもなく、元気でいてくれるのに感謝だ。

(太っているくらい、大目に見なくちゃな。)

クーはまだ元気な中年、といったところだろうが、那須の

両親のところでは否応なく高齢者問題を考えさせられた。

聞いてはいたが、実際に高齢者福祉は徐々に削られて

いるらしい。

経済最優先の社会ということは、そういうことなんだろう。

知らず知らずにみんなが選んできた道なのだ。

この路線を変えるには、結局のところ個人個人の

価値観が変わっていくしかないと思う。

Img_0232 おお、呑気にアクビなんか

しちゃって、まあ。

今日は夕飯になにやらご馳走を

もらっていたようだから、

満足しているんだろう。

というか、歌っているような顔だなあ。

サンタ~~~ルチ~ア♪

おお、なかなかのカウンター・テナー!

Img_0208 これからも、どうぞ

クーをよろしく。

……………………

誕生会へのご招待

Torahikoさんが、クーの誕生会を企画してくださいました。

京都から、バオバオ家のお嬢さんたちも駆けつけて

くださって、楽しい会になっているようです。

よろしければ、どうぞご参加ください。


わからん…。

2008-08-15 23:02:46 | 日記・エッセイ・コラム

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8月も半ばか…。

思えば8月はぜんぜん記事をアップしていなかった。

なんかなあ、お気に入りのブログを訪ねてまわる方が、

自分の記事よりおもしろいんだなあ。

などとボヤボヤしている私を尻目に、世の中はこの暑さの中、

オリンピックだ甲子園だとけっこう活気がありそうじゃないか。

私はどちらにも熱くなっていないが、そこそこ楽しませて

もらっている。

新聞のチラシにやたらと宅配ピザやら、出前ものが多いのは、

きっとテレビ観戦を当て込んでいるんだろう。

だいたいオリンピックの年にはテレビが売れるらしいが、

そんなもんなんかねえ。

わからん…。

かと思えば、先日、東京国立博物館の平成館で開催されている

『対決 巨匠たちの日本美術』を観にいったところ、平日にも

関わらずワンサカと人がいた。

お隣で開催中の『フェルメール展』など、恐ろしくて近づくのも

はばかれた。

みんなテレビでオリンピックや甲子園を観てんじゃなかったん

かい?

日本人って、こんなに美術好きだったんかい??

わからん…。

この対決の中でも、私は俵屋宗達の風神雷神図屏風を楽しみ

にして行ったというのに、当日は入れ替えがあったとかで

ない!

風神雷神さんの対決相手の『松林図屏風』もなし。

係りの人に尋ねると、

「期間中の後半には展示いたしますから、また

お出でください」 だとさ。

なんでそんなことするんだろう。

わからん…。

Img_0171 しかし、おもしろい

企画ではあった。

その後、お馴染みの

谷中の上むら』

蕎麦屋酒を…。

いつもながら気風のいい女将の注いでくれる冷酒は美味い。

この季節は、これまた格別だった。

それにしてもまあ、今日の暑さときたら、暑さ慣れした体でも

ちょっとタチウチするのがたいへんだった。

終戦の日もこんなふうに暑い日で、蝉が鳴いていたんだろう

なあ。

Img_0176 命からがら終戦を迎えた

親父は、今年91歳。

さすがに生きることに

疲れもみえるような

昨今なので、明日から私は

那須へ行き、そんな親父を励ましてくる予定。

次男が大切な試験を控えているので、今年は私1人で

行くことにした。

帰宅したら、もう少しがんばって記事をアップしよう!

と思っているが、どうなることやら…わからん。

(写真は暑さに疲れたクーの寝姿。腹がなあ…なぜ

こんなに出るんだろう。いやあ、わからん!)


ユキチャン

2008-06-22 14:11:23 | 日記・エッセイ・コラム

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とうとう本格的な梅雨になってしまったらしい。

庭も、部屋の中もすごい湿度だ。

狭い庭のわりに木や草花が多いので、雨の合間にさ~っと

日が射すと、木々の匂いでむせかえるようだ。

ちょっと屋久島みたいだな。(行ったことはない)

写真の愛らしい花はなんだろう。

Img_0129 枇杷も、ぐみの実も

サイフリボクの実も

オシマイ…

で、そんな心の空洞を

この明るい花が埋めてくれているというわけ。

なんたって、野川の散歩になかなか行けないのだ!

駅までの道と庭で楽しむしかないので、いきおい小さな

草や虫にまで目がいく、不思議。

2枚目の写真、実はカイヅカイブキと薔薇の葉の間を

白い蝶がひらひらと抜けていったのだ。

そこを撮ろう!とした写真。

既に白蝶は去ってしまってはいるが、そこはまあ、想像で

補って、と。

015

と、突然、白蝶から白馬に! (んな、アホな…)

実はこの写真、私が撮ったのではありません。

はい、家人のだれかさんです。

去る4月27日の府中競馬場での白馬「ユキチャン」。

なんでもここまで美しく白い馬は珍しいらしく、可愛い名前と

あいまって人気があるらしい。

このユキチャンが、先週、武 豊騎手が騎乗して川崎競馬の

重賞レースで一着になったとか。(朝日新聞に写真入りで掲載)

写真をブログに載せてくれ、とうるさいので…唐突にスミマセン。

014

家人は別に競馬が趣味ではなく、

なんと競馬場が俳句の仲間たちとの

吟行場所だったそうで…

(まったく、どんな俳句仲間だ!?)

この日、初めて馬券を買ったらしいが、それがユキチャンだった

とか。

1200円買って…みごとにスッてまいりましたよ。

016_2 以来、なにかと競馬が気になるらしく、

ユキチャン優勝の知らせも俳句仲間

たちからメールで寄せられ、

キャーキャー騒いでいた。

「また行くんだ!」とか。

ところで佳句はできたんだろうか。

そんな話はとんと聞いておりませんが。

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おおお!しかし、馬はほんとうに美しいなあ~♪


戦い済んで…

2008-06-18 16:56:37 | 日記・エッセイ・コラム

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この静寂……

前々回の記事にある物騒な宣戦布告から約半月。

我が家の庭は今、静かに充足しております。

この書き出しからもお分かりいただけるかと思いますが、

はい、あの黄色いマイナスイオンリボンのおかげで、カラスの

害はゼロ!

Img_0080 三度の収穫を終え、

昨日ざっと計算したところ

700コ~750コ。

よくぞこんなにも実がなる

ものだなあ、と驚いている。

枇杷好きの親戚やら、仕事関係者、近隣の人、友人らに

配りまくり、まだ冷蔵庫にたっぷりある。

熟しすぎたものや、小ぶりなものは連れ合いが種を取り

ペーストにしていた。枇杷羊羹を作るらしい。

この量だから、採集するのも一苦労だった。

カラスのように飛べたら、難なくチョチョ~イと採れるのだが、

こちとら馴れないハシゴと鋏を使って、疲れたのなんの!

しかし、カラスがぜんぜん来ないというのも、嬉しいんだが、

不戦勝のようで不完全燃焼だなあ、などと思っていたら、

なんとヒヨドリがバサバサとやって来た。

といってもカラスのように一コまるごとくわえて行ったりは

しないから被害は少ない。

Img_0071 強い見方の黄色いリボン→

いやあ、千人力だ。

ゴミ置き場など、このリボンを

竿につけて掲げておけば

いいんじゃないだろうか。

こんな具合に、我が家の枇杷騒動はあっけなく

幕を閉じた。

つまり「戦い済んで…」なんてタイトルはおかしい。

戦っていないわけだ。

さて、リボンをお試しになられる方がいらっしゃいましたら、

是非、効果のほどを教えてください。

うちの一例では、まだ信じられない…

たまたま今年はカラスが疲れ気味だったとか。

近隣にもっと美味しい枇杷が生っていたとか。

今年はこうして気を許させておいて、来年に備えているとか。

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疑い深いオヤジだぜ!(クーのつぶやき)

ああ、そうだ、カラス用に10コばかり美味しそうなところを

採らずにおき、リボンをはずしたところ…

次の日にはあとかたもなかった、ということも報告します。

うう~~ん、やっぱりマイナスイオンリボン強し!

追記:近隣の人に枇杷を配ったところ、みなさん口をそろえて

「あれ(黄色いリボン)はなんだろうと家族で話していましたけれど、

カラス除けですよね…クククッ」

とおっしゃる。

ああ、やっぱり目立っていたんだな。