goo blog サービス終了のお知らせ 

デザイナーの色メガネ

写真付きで日記や趣味を書く

成城さくらまつり

2007-03-30 13:49:26 | デザインあれこれ

Potifukuro_1

いよいよ明日、明後日、3月31日(土)・

4月1日(日)は、成城さくらまつり。

成城商店街の一大イベントだ。

駅から続く桜並木通りでワゴンセール

が開催される。フリーマ、植木市、甘酒

茶屋(無料)もあるはず。

今年、私たちはオリジナル『ポチ包み』

を制作、販売する。

お祝いの多いシーズンでもあることだし、

金一封はもちろんのこと、商品券や、

ビール券、またチョコレートやハンカチ、

粋な恋文などを入れて贈るのにいいかな、

と思っている。

心強いスタッフである山口 泉さん、

七字 由布さんのイラストあり、レトロ画あり、

浮世絵あり…楽しんでみた。

もちろん、毎年恒例の七字 良枝さんの

さくら染めhttp://blog.livedoor.jp/atelier_yarn/?blog_id=1428913

も販売いたします。

そして今回は↓をご覧ください!

Kekiposuta_2

スィーツ界の

☆新星☆

岩柳麻子

シェフの

さくら祭用

オリジナル

ケーキを

限定20本

販売します。

カテキンマーブルケーキさくら風味

抹茶の香りが素晴らしいケーキ。

岩柳さんのケーキは既にご存知の方も多い

と思いますが、

とにかく素材選びから徹底している。

私がいまさら説明するまでもないが、

多くの女性ファンを魅了する彼女のケーキの

原点はご祖母様が教会のバザーや、

お知り合いにプレゼントするために

作っていらしたケーキだそうだ。

今までに食べたことがない味。

力強く、やさしく、充足感がある。

ああ、そうだ、なぜこのケーキを販売?

はい、手短に説明いたします。

『Au jour le jour』(オゥ・ジュゥ・ル・

ジュゥ)という新しいブランドを岩柳さんと

友人の斉藤さんが立ち上げる運びとなり、

そのロゴデザイン、他、もろもろを私が

やらせていただいているからです。

詳細はこちら↓(31日より公開します)

http://www.aujour-lejour.com/

まあ、さくらまつりはお披露目、ですね。

私は別件の仕事で出かけていますが、

さくらまつりお運びいただければ嬉しい

です。

桜は多分、満開でしょう。


翼を持ったライオン

2006-09-13 23:32:27 | デザインあれこれ

Photo_9

今回は私の「空を飛ぶ」シリーズはお休み。

空を飛ぶライオンの話をちょっと…。

上の有翼の獅子は神戸のアパレルメーカー

『パ・ドゥ・リオン』のロゴマーク。

私が制作させていただいた。

偶然我が社のホームページをご覧になった

社長がわざわざ神戸から訪ねてこられて、

印象に残るロゴマークを、と依頼された。

『パ・ドゥ・リオン』とは『ライオンの足跡』と

いう意味だとお聞きした途端、私はなぜか

「たしか、どこかに翼を持ったカッコイイ

獅子がいた!」と思った。

そうです、どこかに…とは失礼にも程がある

かの有名なヴェネツィアのライオン!

あのライオンをモチーフにしよう、と決めて

出来上がったマークだ。

制作にあたって資料を調べたが、さすが

アドリア海を見下ろす威風あるライオンだ。

そこには壮大なドラマがあったのだ。

以下が空飛ぶライオンの物語。

西暦828年、ヴェネツィアの商人が殉教した

マルコ(福音史家)の遺体をアレクサンドリア

から故国へ持ち帰ったところ、元首ドージェを

はじめ、国民は歓喜を持って迎えた。

(これって盗んできたんじゃないの?)

体よくマルコを街の守護聖人に据え、ご存知

サン・マルコ寺院に埋葬したわけだ。

その聖人マルコがいつも連れていたのが

翼のあるライオンだったとか。(スゴイね!)

以来、有翼の獅子が街のシンボルとなった。

_014_2 ←サン・マルコ広場のライオン像。

左の柱の上に立っているが、

今にも飛び立ちそうな姿が美しい。

マルコさんはうらやましいペットを

飼っていらっしゃったものだ。(私も欲しい)

ちなみに福音史家の4人にはそれぞれ動物の

シンボルがあるという。

マタイ=人 マルコ=ライオン ルカ=牛

ヨハネ=鷲 という具合。

「人」が入っているところがいいね。確かに

人類も動物だ。マタイさんには同伴者がいた

のだろうか?

まあ、昔話はこのくらいにして、私のマーク

のライオンはけっこう迫力ある吠え面ですが、

『パ・ドゥ・リオン』は女性のカットソーを中心に

質のいい婦人服を扱っているフェミニンな会社。

ここのカットソーだが、シンプルなデザインで、

カラーが豊富、着心地もとてもいいらしく、

知り合いの女性にもファンが多い。

私のイメージでは有翼の獅子は女性にこそ

ふさわしい!(なんたって迫力あるし…)

この堂々たる獅子のマークは、男社会の

しがらみなど越えた世界を颯爽とはばたく

女性達にぴったりだと思っている…。

http://www.pasdelion.com/index.html

↑PAS DE LIONのホームページです。

是非、ご覧ください。

さて、次回は「空を飛ぶ 訓練編」をアップしたい

と思います!


まだら模様の日

2006-08-17 16:11:49 | デザインあれこれ

_277

台風の影響か、空模様が落ち着かない。

どしゃぶり→照りつける→また降る→照る

と地上はせいろ蒸し状態の日々だ。

写真は昨日の束の間の夕焼け。

朝から急ぎの仕事に集中して、ハッと気が

ついたらもう夕暮れだった。

仕事はレストランのロゴマーク。

ショータイムもある社用族相手の高級レス

トラン。(海外です。開店すれば詳しくアップ

できると思います。)

ロゴマークは普通、急ぎでやるような仕事

ではないが、この社長とは長いつきあいで、

私のデザインの特徴もおおよそ解っていら

っしゃるので、お引き受けした。

朝からオペレーターもマックに向かいっぱなし。

助かるのはG5のスピードだ。

スキャンもプリントも今までより格段に速い!

ロゴ単独でも使えて、イラストとも組み合わせ

て…と5パターンに絞って制作していった。

ロゴを作るとき、マックには当然多種類の

フォントが入っているわけだが、「これだ!」

という書体がなかった。

時間がないから、イメージに近いもので我慢

するか…と一瞬誘惑されるが、やっぱり使え

なかった。

どうするか…手描きだ。それをスキャンして

なぞって整理していく。

(オペレーター泣かせと言われる所以です)

まあ、満足のいくものができたのだが…、

デザインワークの最初からマックを駆使して

いる年代のデザイナーは、こんなことは

多分しないんだろうなあ、既にあるものの

組み合わせがデザインだと教えられている

からなあ…と、一仕事終えたというのに、

妙にしみじみしてしまった。

まだら模様の空のせいかな…。

夜8時過ぎ、あわただしく社長がやってきて、

その場で「うん、これだ!」と決定。

今日、現地に飛ぶそうだ。まあ、ヨカッタか。


書の力

2006-07-30 14:00:00 | デザインあれこれ

Sikitiyasi

以前、美味しい和食の店でご紹介した

『四季八寸』のロゴマークです。

この毛筆は経堂に住んでいらっしゃる書道家

の牧 宣子先生に書いていただいた。

牧先生は現代書道の至宝といわれた女流

かなの第一人者、熊谷恒子先生を師とされる

かなの書道家。

ロゴマーク制作では時々お世話になっている。

Sikitiyasi_1

『かな』を得意とされている

先生に無理を言って、

漢字をお願いしたが、

先生はいやな顔ひとつされずに書いてくだ

さった。

それだけでなく、店名や店のコンセプトに

あった字をイメージされて、筆の硬さや材質

にまでこだわっていろいろ試してくださった。

本当にありがたいことだった。

八寸のご主人は何枚もの『四季八寸』の字を

部屋中に貼って眺め、この字に決定された。

それからロゴに仕上げ、カラーを決め、展開

していくのが私の仕事。

写真は名刺、オープンチラシ、カードに展開

したもので、他にのれん、前掛け、電飾看板、

箸袋などに展開した。

あれから10年。店とともにロゴにも年季が

入ってきたようで、制作者としては嬉しい。

_159_1 写真は鬼灯の飾りもの。

実を採った鬼灯を重曹で

煮るのだそうだ。

この涼しげな鬼灯と

料理の小さな折りが

10周年の記念として来店されたお客様に

手渡されていた。

静かで心のこもった記念日だった。


貴公子と呼ばれた犬

2006-06-29 00:10:53 | デザインあれこれ

今日は懐かしいトーマスの話をしたい。

Photo_7

写真は私が遊びで作ったペットのマーク。

左:知人の愛犬トーマス(シェルティー)

右:我が家の猫クー

トーマスとは4年ほど前、散歩で知り合った。

近くの散歩コースの遊歩道はまるで犬の

品評会のように、さまざまな血統の犬が

連れられて来るが、トーマスは格別だった。

当時既に10歳と高齢だったが、奥ゆかしい

品の良さは群を抜いていた。

妻はトーマスに一目惚れ。以来、トーマスの

ご主人とも親しくなり、仲良くしていただいた。

ある時、私は遊びでトーマスとクーのマーク

を作り、ご主人にさしあげたところ、たいへん

喜んでくださったので、私も嬉しくなってこの

マーク入りのバッジやキャンディー缶やシール

等を作ったのだった。

それが広がってペットマークの仕事まで始めた

のだが、昨年の立春の日にトーマスは天に

召されてしまった。

ご主人の悲しみは深く、言葉もなかった。

トーマスはニューヨークの富豪の家に生まれ、

東京のご主人のもとへ縁があって来てからも

「成城の若き貴公子」と呼ばれていたらしい。

(ウラヤマシイ…)

_001  薔薇ラベンダーミント

の香りが大好きで、夜には

すみれのブランデーを

水にたらして飲む…という優雅さだったが、

今流行の安っぽい『セレブ』とやらとは

大違い!

ただいるだけで周囲に品の良い静けさを

漂わせていたんだなあ~。

我が家の日本猫クーも、こうしてトーマスと

並んでいると、ワンランクアップしたように

見えるな。

いつかブログに記録しておこうと思っていた。

トーマス、いい思い出をたくさん、ありがとう!