5/5 SHINJUKU LOFT～ロフトノススメ リアルロックナイト～

ゴールデンウィークで死ぬほど忙しいのに、早帰りいたしました。
予定は４時半に帰るつもりだったけど、お客様がなかなか途切れなくて、売り場を後にしたのが４時４５分過ぎ…。大慌てでロッカールームで制服を脱ぎ捨て、新宿までＪＲ線。やっぱりなにか食べてる時間もなく…

ちょうど開場の６時ほんの少し前に歌舞伎町に。ご出勤のお時間なのかやたらと目に付くホスト（と思われる装い）の方々の流れに逆らうように、ロフトを目指してコマ劇場裏の路地に入ると、前方を行く４人組。ライヴ前のお食事にでも出ていらしてたのか、ニューインディアンデスロック。
うわ～、目立つなぁ…。特に後ろから２人目（いちばん後ろはショータローさんでした。）、広い肩を窄める様に両手をポケットに突っ込んで歩く、混雑する歌舞伎町でも一際目を引く紫のツナギ…。やっぱり、オーラが違うんだなぁ。

ま、予定の時間を少しだけ押して開場。オープニングアクトもありで、まだまだ余裕のライヴフロア。一段高い手摺りのある場所でゆっくりしながら開演待ち。
でも、本当にスゴイなぁ、本日のメンツ。
メインの３バンドの平均年齢、もしかして４０に手が届いたんじゃないかな。まさに不惑のロッカー達。（オープニングを務めた５人組の「バンドオブグリマーズ」も、プロフィールは存じ上げませんが、少なくとも１８、１９歳のバンドには見えなかったし…。）
でもねー、みんな信じられないぐらいにカッコ良かった。本当に死ぬほど楽しいライヴでした～

バンドの交代の時間にはロフト内特設ステージ（笑）において、エアギターの宮城マリオさんのスペシャルライヴ！これがね～、また楽しかったマリオさん、意外なほど美しいサラサラヘアーの持ち主でした。本日興奮の３ステージ、ホントに楽しいＳａｔｕｒｄａｙ　ｎｉｇｈｔ

オープニングアクトのすぐ後のマリオさんのステージを、コインロッカーの前でニコニコ楽しそうに眺めてた、石田ショーキチさん。ステージから次のバンドのセッティングが始まってる気配がしても、まだフロアに残ってたから「まさか、デスロックの方が出番が後なんてことが、あるんだろうか？あとは恭一さんとコレクターズなのに？」と、気になって、気になって…
いよいよ石田さんも途中で楽屋口に消え、やっぱり次は「村松ショータローとニューインディアンデスロック」
本日とうとう待望のファーストＣＤ発売のデスロック。ライヴも熱い熱い
「アマチュアバンドだってずっと言ってきたんですけど、ついにＣＤも出しちゃって。これからは「超」アマチュアバンドって名乗ろうかな。」と言うショータローさんに、「へー、あんたでも「チョー」なんて言うんだ。」っとツッこむマキオさん。和やかな佇まいもまた楽しー
超心配性のマネージャーさんが用意した、超長い告知を読み上げるショーキチさん。ＣＤ発売のこと、レーベル立ち上げのこと、ライヴ、イベントの告知を次々と。
「え？なんか可笑しい？…丸読みしてんのが可笑しいの？」と、それまで読んでた告知文を自分の背中に隠しておスマしのポーズ。
「今日はねー、ＣＤとＴシャツ、そこで売ってますから。なんなら買ってくださったら、サインしますよ。今日は。」言いながらかき上げる前髪も、すでに汗でびっしょり。
ＣＤに入った曲も入らなかった曲も、合わせて８曲。
ベテランの風格と、信じられないほどの初々しさと熱っぽさが不思議なバランスで同居する、ニューインディアンデスロック。ホンモノのライヴ巧者です。ＣＤもものすごく素敵だけど、ナマの魅力は本当にとんでもないです。次にライヴ観れるのがとにかく楽しみで～
「ナニ？そのＴシャツ？俺にケンカ売ってんの？」と石田さんに言われてたドラムの幸山さんは当日に入籍、新婚ホヤホヤのメモリアルライヴ。いや～、おめでたい、おめでたい
「これでデスロックも半分が既婚者になりました。さー、次はどっちかな～。」とレーベルマスターにいらないプレッシャーをかけられて、ちょっと苦笑いのショータローさんとマキオさん。楽しいライヴでした～

ライヴの後は、宮城マリオさんのステージ。
で、物販ブースではライヴを終えたばっかりのデスロックが全員でサイン会。もうたいへんな人だかり。もちろん、ＣＤ買いました、Ｔシャツも買いましたって。サインしていただきました。ＣＤ手渡しでサインだもん！目の前で笑顔だもん！そりゃもう、幸せな瞬間でした
首にタオルを巻いて、まだステージの余韻を纏うショータローさんの身体は、ちょっと近づいただけで体温を感じるぐらい熱い。本当にエネルギーの塊のようなシンガーだなぁ…。ステージの上でも下でも、やっぱり素敵でした。

メインのステージでは杉本恭一さんのライヴ。スゴイなぁ～、まだまだ足上がるなぁ…。レピッシュのライヴって最後に見たのいつだったろう。多分ロフトの２０周年ぐらいの時だよなぁ。全然、歳とってないじゃん、恭一さん。
ロフトのステージが本当に狭く感じる、迫力のライヴ！
確か恭一さんは私と同じ歳。（恭一さん、早生まれだから、学年はひとつ違いだけど…。ま、この歳になって学年も何も、あったもんじゃないけどさ。）
いつまでも、カッコいいなぁ～。はぁ～。

トリはやっぱりTHE COLLECTORS ！本当にもう、どーしてこんなにカッコいいのか…。加藤さんていくつだっけ？どうにも、たまらないほどのセクシーなライヴステキ～
「今となってはＢ’ｚか、俺か。」と本人も仰る、魅惑のハイトーンボイス。
しれっと、真顔で吐いてみせるとんでもない毒舌もかっこいい！
「先日、ライヴで京都行ってきたんだけど、帰りの渋滞がものすごっくって。もう、ゴールデンウィークなんかに出掛けるヤツは、「バカ」だな。な、ゴールデンウィークはもちろんロックだろ？」
「いろんなヤツのライヴ見て、ＭＣ聞いてきたけど、訳わかんないヤツも多いから。ＭＣで怒るヤツとかな。俺、「覚えてろよ、仙台！」ってＭＣで怒鳴ってたヤツ見たことあるぜ。「覚えてろよ」って、何をだよ？って思うよなー。あぁ、俺はねー、褒めて伸ばすタイプだからさ。」
「この前、スクービィードゥってカワイイ（って加藤さんが言ってました。）バンドと対バンしてさー、そしたらヤツらブログに、俺らの出番前の貫禄がすごいって書きやがって…。
何のことは無い、その時さ、あの「おふくろさん」騒動の時でさ。ちゃんと「おふくろさん」歌えるか、ってみんなでやってたら、俺とオリ君ぐらいしか歌えなくて…。出番のＳＥがかかってる中、「おふくろさん、おふくろさん。空を…」って歌いながらステージに出て行った、ってだけなんだけどね…」
今だに精力的にライヴをこなされている様子。「この前ね郡山とか新潟とか、人の行っちゃいけないとこまで、ライヴで行ってさー。え？だって何しに行くの？そんなとこ？」（って加藤さんが…。）
「俺ら明後日もここでライヴやるんだよ。ホントは２月のはずだったのに、ソウルフラワーユニオンって新興宗教の教祖（って加藤さんが…）がインフルエンザかなんかになりやがってさー、延期になっちゃって。もうその時点でインチキ宗教ってわかるじゃん。自分が倒れやがってさー。まだ、チケット残ってんの？よくわかんないけど、良かったらまた遊びにきてください。」
ライヴは、ものスゴク素敵で、ものスゴイ頼もしさ、本当に楽しかった
余裕綽々で、大人のお色気たっぷり！加藤さんのセクシーなライヴパフォーマンスに、すっかり心射抜かれちゃいました。
また、ライヴ行きたーい！コレクターズ本当に楽しかった！
家に帰って「虹色サーカス団」とか久しぶりに引っ張り出して、i Pod に即効で入れちゃったもん。

ああ～、楽しかったな～
正直、この歳になってまだロフトとかに通うなんて、１０年前、２０年前は想像もしてなかったんだけど。
キョーイチさん
ショーキチさん
ショータローさん
コータローさんに…
カナで書くと名前もみんな似てるけど、本当に同年輩（ショーキチさんは３つ、４つ若いけど…。）のロッカーがこれほどカッコ良く、バリバリに現役でいてくれる。加藤ひさしさんは、もう言うまでもないし。
嬉しいなぁ～ホントに！
ロフト通いもまだまだやめられそうにないです、私。

ロフトのブログで、超かっこいい加藤さんのショットが見られるので、貼っておきます。宮城マリオさんも見れますよ。


新宿LOFT 55こどもの日