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生き物語ー自然は尋常ではない!123話 「ボケとカリンの実の違い」

2021-08-27 | Plants
『カリンの実じゃないの』というコメントを昨日の記事でいただきましたので、
正真正銘我が家の庭に植えているボケが実を付けたのですから、間違いありませんが。
確かに似ていますので、何が違うのかを調べてまとめました。

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ボケ(木瓜) バラ科ボケ属の落葉低木。
学名: Chaenomeles speciosa)
原産地:中国大陸
日本に自生するボケは、クサボケといわれる同属の植物。
名称
果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われる。
『本草和名』(918年)には、果実の漢名を木瓜(もくか)、和名を毛介(もけ)として登場する。
学名のspeciosaは、「美しい」「華やか」
中国植物名(漢名)は、貼梗海堂(ちょうきょうかいどう)。
花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」「平凡」。
分布・生育地
で、日本へは古く平安時代に渡来し、観賞用に栽培された帰化植物である。本州から四国、九州にかけて植栽、または自生。木瓜の名所としては、鎌倉市の九品寺が知られる。
形態・生態
落葉の低木で、樹高は1 - 2メートル (m)。茎は叢生してよく枝分かれし、若枝は褐色の毛があり、古くなると灰黒色。樹皮は縦に浅く裂け、小枝は刺となっている。
カリン
バラ科・ボケ属に分類される中国原産の落葉樹,樹高は6~8m。
学名Pseudocydonia sinensis科
英名Chinese quince
原産地中国
開花期3~5月/実は10~11月花の色ピンク別名安蘭樹(アンランジュ)
平安時代に弘法大師が中国から苗を持ち帰ったことから日本に伝わったとされています。
花言葉
『豊麗』『唯一の恋』
春に鮮やかなピンク色の花を咲かせることにちなんで「豊麗」という花言葉がつけられました
10~11月に実るカリンの実は、黄色く甘い香りがします。ただ、生のままだと固くて渋いことから、焼酎に漬け込んだり、砂糖やはちみつに漬けたりして味わわれます。また、中国では、約2,000年前から「木瓜(モッカ)」という咳止めや鎮痛作用のある漢方薬としても利用されてきました。



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