若生のり子=誰でもポエットでアーティスト

文字さえ書ければ、ポエット
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日日を豊かに遊び心

納骨堂 (岩崎家玉川廟)

2009-11-19 | PhotosーNoriko Wako
岩崎小弥太(三菱の四代目)が明治の末に世田谷区岡本の地に、ジョサイア・コンドル設計の父弥之助の墓所「岩崎家玉川廟」(明治43年、1910)と、桜井小太郎(1870-1953)設計のイギリス風の洋館、静嘉堂文庫(大正13年、1924)と二つの建物をつくりまた。

この納骨堂はご覧のように、ギリシャ正教風の十字プランで、正面の扉には中国の『二十四孝』の孤児が刻まれ、入り口を狛犬が護っているというようにまさに和中洋折衷の明治・大正ロマン風です。

東京と神奈川にまたがる第一級河川・多摩川が数十万年掛けて削った「国分寺崖線」とよばれる河岸段丘沿いに点在する世田谷区の名所のひとつです。

ちなみに我が家もその段丘沿いに位置し、傾斜地の為眺望は最高です。
ここにも何度も登場して、折々に感じさせてくれる富士山や、夏の多摩川の花火や、1万ドル?の夜景もいながらにして楽しむことが出来ますので、「ありがたや」です。

獅子・狛犬や扉にコメントいただいた、アカショウビンさん、nosubjectさん、納骨堂の全景の写真です。

さすが日本の財閥三菱の立派なお墓です。
お金を一杯搾取していましたね。(笑)